violetさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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同級生(1998年製作の映画)

3.5

劇場版ハートストッパー
90年代のリアルってこんなもんだよなあ。保守的な父とゲイの息子、察しのいい母、ホモフォビアのジョック、ギャルマインド強めのガールズ、超ベタだけどよかった。クィアであることを親に
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ジョン・レノン,ニューヨーク(2010年製作の映画)

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強制退去を食らっても負けじと留まり続けた、愛してやまなかった街ニューヨークで撃たれ、命を落とすという皮肉な運命。生前よくシニカルなジョークを飛ばしていたジョンのキャラクターとも重なっていて、どこまでも>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5


ずっと観たかったやつ。
決して派手さはないワンシチュエーションの会話劇だけど、ラストの静かな畳み掛けには鳥肌が止まらなかった。余韻を残さず歯切れよく終わらせる潔さが好き。結末が明らかになってからのシ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

・ポール、精神力も戦闘力も格段にレベルアップ
・やはりヴィルヌーヴ監督の炎の描き方は一級品
・アニャにゃん映ったのリアル7秒ぐらい(予告編のマッドマックスの方が映ってる時間長い)
・とてもカルトを感じ
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0


ドイツ史の授業で予告編を観てから気になっていた映画。舞台は旧東ドイツのライプツィヒ。オスタルギー(東ドイツへの郷愁)をテーマとした作品。スーパーマーケットというごく限られた空間の中で巻き起こる些細な
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0


アカデミー賞を見て早速!

風刺が効いたコメディーで、ライトにもヘビーにも受け取れる優れものだった。「白人の免罪符」というような痛烈なワードも登場する本作だけど、今後目を向けるべきはまさにこういった
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

海外では酷評の嵐らしいけどそんな悪くなかったよ^ ^ とにかくダサかっこよくて(ダサさ9割かっこよさ1割)アクション苦手だけど楽しめた。もし家で観てたら途中で断念してたと思うから映画館で観てよかった。>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

心身が疲労を訴えている
鑑賞後に誰かと語り合いたかった
こんなの一人で処理しきれない

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

Theキューブリック、かなり厨二病
すこぶる悪趣味かつお洒落

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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"check your ego at the door"という注意書きをしなきゃいけないぐらいのパワフルな面々。キャリアもプライドも凄まじいアーティスト達の中で、誰にどのぐらいソロパートを与えるべきか>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

子どもを強制して自由な選択を奪うことは、不幸な結末しか生まない。ナイーブで不安定で価値観がまだ形成段階の若者たちをリードする親や教師って、彼らの責任者そのものなんだなと再認識した。

ロビンウィリアム
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5


ヨルゴスランティモスのアート観と、エマストーンの怪演に度肝を抜かれ、なんだか全身のエネルギーを吸い取られたような気分。ひたすらに独特で悪趣味なんだけれども、悔しいほどに考えさせられる。自分の倫理観や
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.5

冒頭の例のシーンで離脱するのを過去3回ぐらい繰り返して、今回ようやくフルで観た。ちなみに観ようと思ったきっかけはセイディーシンクとミリーボビーブラウンがCupsをデュエットしている動画 ←よすぎる。>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

発音が明らかに「メーガン」あるいは「メガン」なのに字幕は「ミーガン」なのがずっと気になって仕方なかったけど、まあいいや。

コメディー映画?ってぐらい笑える。
歌うミーガンも踊るミーガンもおもろいけど
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

回想シーンの阿部サダヲが永野にしか見えなくて笑ってしまいました