素潜り旬さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

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リアリズムを求める映画の撮影隊がゲリラ撮影でどんどん死んでいくとんでもないハイテンション映画。ギロチン社に通じるものがあった。デヴィッド・リンチの入れ墨に笑う。ある意味『狩人の夜』よりやばい。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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ウェス・アンダーソンの映画を食わず嫌いしていたが、これなら観られそうだと思い観る。人物だけでなく画面全体を見よというデザイン的な画には驚いた。構図に飽きることはないが完璧過ぎて息苦しさを感じるほどだけ>>続きを読む

苦い涙(2022年製作の映画)

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オスカー・ワイルドの詩が元になった曲(『ファスビンダーのケレル』で使われた曲)でファスビンダー似のドゥニ・メノーシェが酩酊して破滅的に踊るシーンにはフランソワ・オゾンのとてつもない詩情を感じた。ボード>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

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チェック付け忘れ。学生時代に観てフランソワ・オゾンという監督は覚えておかなければ、と思ったが、結局他の作品は観ていない気がする。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

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チェック付け忘れ。
今年でたデヴィッド・フィンチャーのデカい本も買ったことだし再見したい。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

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タランティーノ映画のチェック付け忘れ。昔観た。ディカプリオのヤバさを確認したくなったらこの映画を観れば良いと思う。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

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チェック付け忘れ。数年前に観た。タランティーノ的な古典的西部劇ドンパチものだと思いながら観たらグッチャグチャで爆笑した。

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

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タランティーノ映画のチェック付け忘れ。衝撃的な駐車場のシーンは覚えている。観直したい。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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父親と同い年なこと、娘がいること、他にもメンタルヘルスの問題など個人的な部分で重なることが多くあり、刺さるというか、こんな父親像見たことないけれど、ずっとこういう人の映画が観たかったんだと気付かされた>>続きを読む

東から(1993年製作の映画)

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ワンシーンワンショットでどんどん変わっていく風景と横移動でこちらを観る人々。これどうやって終わるのだろうとドキドキしながら観ていたら謎のチェロ演奏シーン(構図がいままでと全然違う)がラストひとつ手前に>>続きを読む

アダプテーション(2002年製作の映画)

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脚本家チャーリー・カウフマンがチャーリー・カウフマンを主人公にしただけでも面白いのに、そいつにチャーリー・カウフマンが登場する脚本を書かせる話で主演がニコラス・ケイジ(しかも双子!)だなんてヤバすぎる>>続きを読む

エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

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中原昌也が出演、阿部和重がメイキングを担当していて、このふたりがついに映画の現場にいたというのが、青山真治って兄貴だなあと思う。ふたりに映画を撮って欲しかったらしいし。それにしても吉田喜重作品以外での>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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菊地成孔の「大空位時代」をスクリーンの音響で聴けただけで満足している。ドラマ版で原作でも大好きなエピソード『ザ・ラン』の時にも感じたが岸辺露伴が高橋一生でよかった。あの引き受けるお芝居はまさしく岸辺露>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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今作からファミリーとなったジョン・シナの活躍っぷりに涙が出そうになった。ピースメイカーの彼を観てからとんでもない奴が現れたと思っていたがなんだか愛くるしくて仕方がない。そしてジェイソン・モモア!!!フ>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

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セス・ローゲンが関わっている作品にハズレはないのだなとあらためて思ったりした。いまや男前になってという最高のスケートボード映画の更新を果たした『ミッド90s』を撮ったジョナ・ヒルはこの路線のままズルズ>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

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この映画を観てからケイト・ブランシェットの髪型を真似したくて仕方がない。

ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

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ゴダールじみた心理学の授業をする伊丹十三を見るのが楽しくて仕方がなかった。ラストのどうしようもなさやエセミュージカルは退屈でぼーっと観るしかなかったが、主演が可愛いくて色々ラッキーだったけれど嬉しくは>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

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5月6日に『EO』を観てから、ロバのことばかり考えている。『GUNDA』を観た時と似たような状態。あの時は夕食が豚肉で妻に珍しく怒ってしまった。ロバは食べないから助かったけれど、劇中ではロバはサラミに>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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再見。この映画を劇場で観たかったと思う時もあれば、『インフィニティウォー』から日をあけずに観ることができてよかったと思う時もある。が、とりあえずこの映画に対して「間に合わなかった」という想いは残り続け>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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学生時代聴いていたあの曲がアライグマの心情を代弁してくれるだなんて思いもしなかった。初めて3Dで観てよかったと思えるアクションを体感してそれがまさかジェームズ・ガンの映画だなんて『スーパー!』を観た時>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

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再見。
誰を使って誰を使わないかの選択に勝ち続けているという初見の感想そのままに結果を知っていても楽しめた。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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再見。ヨンドゥ!ヨンドゥ!ヨンドゥ!ヨンドゥ!4度言うくらいに彼を愛すというギャグを言ってしまえる3000回愛してる(エンドゲーム)みたいなものかもしれない。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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再見。
初見時は紫の光に包まれるシーンがそこはかとなくダサいという感想だったが、あらためて観るとインフィニティ・ストーン自体を(俺自身が)受け入れているためになんとも思わなかった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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吹き替えだったからか、ピアノでピーチ姫への愛を弾き語るクッパがピーチピーチ歌うので岡村靖幸に見えてきた。がなるところもありこの『Lovin’you』っぽい。
https://youtu.be/F7hx
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

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糞をカラーで観せたら汚いからモノクロになったのかもしれないが、それでも糞は糞だった。糞みたいな世界は隠しようもないように。糞まみれでも美しい場面が何度も現れるが、登場人物の心情はくそったれだ。どうにも>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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ハンが戻ってきてくれたことは嬉しいが、全体的に後付けで完全武装され宇宙にまで行ってしまったことには失笑してしまった…

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

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殴らせて殴るシーンでゲラゲラ笑ってしまった。ドウェイン・ジョンソンがクドい分だけ、ジェイソン・ステイサムのガイ・リッチー感のあるちょいワル兄ちゃんぽさが際立って良い。しかも妹がいることで(妹に対する優>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

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ジェイソン・ステイサムの良さが存分に出ている。昔はハゲ頭が怖くて苦手だったのだが(笑)、ガイ・リッチー作品で慣れていったのだった。あの若い頃のワルいけれど良い感じの兄ちゃんぽさがワイルドスピードにはあ>>続きを読む

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

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泣いてしまった。ポール・ウォーカーがいないだなんて寂しすぎる。ただ、ブライアンがまだ生きているのがこのサーガの凄いところ。いつか本当のお別れが来ると予告されているが、2度も失うのは勘弁してほしいとも思>>続きを読む