KEKEKEさんの映画レビュー・感想・評価

KEKEKE

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

- 一月前に見てかなり記憶が薄れてしまっている
- ソーシャルネットワークとダンケルク
- クローネンバーグばりのセックスシーンとても好きだった
- IMAXで見る意味をTENETの時ほどは感じなかっ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

年初に行ったグランピング施設を思い出した、そういえはあの時たらふく食べた肉やビールを凝縮した私の糞尿はどこへ行ったのだろう、適切な処置をされ、近隣住民の合意がとれた方法でまた誰かの生活用水にでもなった>>続きを読む

愛と激しさをもって(2022年製作の映画)

3.0

- ドゥニのマスタークラスも併せて観てきた
- ドゥニ、マジで背筋が真っ直ぐ過ぎてたまげた!77歳?
- 映画のストーリー性を毀損してしまいがちなスマートフォンが、寧ろそこにある繊細な心の揺れ動きや、
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

5.0

- 現代アートを批判的に用いながら決して否定していないことは明らか
- 寧ろ映画という表現手法自体が現代アートを取り巻くトートロジーな社会システムと同じ船に乗り旋回する芸術/商品であるのだから、それを
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

5.0

- ドローンの独白妨害シーン神
- 息子による父親への圧力、お前が始めた家族だろ演じ続けろと
- 夫婦というパフォーマンスと家族を成立させるために必要ななりすまし
- 一貫して社会全方位的な配置
-
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.0

- なんか良かった
- 見た後で普通に、2人ってお互いのこといつから好きだったんだろうって感想が出てくるのは良い映画だからなんだと思う
- 構図のセンスというか、時折ドキッとさせられる画があって(電話
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

1.0

- ティ目(ティモシーシャラメ目的)
- カスのララランド
- 監督自身が自分は今不調だけどまだやれますって言い訳するための映画?

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.0

- CM的で独特な画面割り生理的に受け付けない人もいそうだけど、アクションは真面目にすごいことやってる

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.0

- オープニングがティムバートンのチャリチョコと同じなのに、これからろくなこと起こらない予感がするのすごい
- 赤いドレスを際立たせる為のビフォーの衣装、パジャマすぎる
- マッチ売りの少女と関係なし
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

- part1でアトレイデスの屋敷にあった巨大なサンドワームのレリーフとポールが対峙する印象的なシーンががあったが(アートブックのジャケットにもなっている!)、現実においても宗教画が何故巨大で、何故あ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

初:2021/10/15
再:2024/03/10

- 父親世代におけるスターウォーズ的定番になり得る名作
- この作品の光の使い方がSF映画のスタンダードになってほしい
- 今後これを超えるヴィジ
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

初:2019/10/28
再:2024/03/10

- 最近息吹を読み返して、勢いであなたの人生の物語も読み始めたのでまた見たくなった
- テッドチャンの文章を読むときに思い浮かべる建築の意匠がどう
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EO イーオー(2022年製作の映画)

5.0

- 実際のところロバが白馬に憧れることもなければ、虐げられている動物に悲哀の感情を向けることもないだろう(というところから初めていいんだろうか、この作品は私がまだ知らない視線で動物に寄り添っているよう>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

- 金の採掘から始まるやつだいたい名作
- この手の映画の中でもトップクラスのバカさなのにめちゃくちゃおもろい
- おっさんが人殺しまくる系映画あんま乗れないがちなんすけどこれはかなり好き、殺人特化!
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

- 大量生産工業製品のごとく定型化されたシナリオやカメラワークもある閾値を超えた地点で様式美となりフェティッシュを引き寄せる
- 自分の知らない、いやいつの間にか忘れてしまった「作法」みたいなものがあ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

5.0

初:2021/04/20
再:2024/03/02

- 大好きな映画
- なぜなら面白すぎるから
- 鼻血ゲロのシーン好きすぎて今まで何度リピートしただろう
- あんだけやって滑稽にならないってすご
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イノセンツ(2021年製作の映画)

5.0

- こう思うことって結構稀なんだけど、なぜもっと早く、なぜ劇場に足を運んで観なかったのかと後悔した、続けて2回観て2、3日ずっとこの作品のことを考えた
- アナとアイシャの関係を羨むあまり劇中のあらゆ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

- てんこ盛りでおもろい!
- そうそうコレコレ!ってシーンがたくさんあってお得
- カメラマンがカメラを回し続けるインセンティブがなんなのかだけ気になった

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

- テンポが良くていい
- オープニング、ジャンプスケアの見本としてよく見る気がする
- 鬱とそれを支える家族の話

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.0

- 父親の足折るとこまではおもしろい!
- ある年以降の日本人は「テレビの前のみんな!部屋を明るくして離れてみてね!」で育ってるから、メタフィクションネイチャーなんだよな
- これはポリゴンショックか
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

- トゥルーマンショーおちんちんエディション
- シミュレーション仮説におけるマザーコンピューターの母性
- 『The Strange Thing About the Johnsons』が息子にペニス
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

4.0

- クレールドゥニのハイライフを思い出す
- 何かを引きちぎることでホラーを作りたいとき、その結びつきが強いものほど恐怖は増幅しそう
- 生物学的、法的、宗教的に最も結びつきの強い最小の単位が核家族だ
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エイリアン3(1992年製作の映画)

1.0

- 重要なシーンが何故かターミネーター2(1991)とかぶりすぎ?
- 前作の重要人物を3人殺してまでオープニングのロマンスを早めた割にそれがどこにも効いてこない
- というか全てのシーンが断片的で関
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

- よかった!めちゃくちゃ泣いた
- 置かれた場所で咲くということが必ずしも現状維持や諦念には直結せず、ゴールに対する視点自体を転換してしまうことで、その道程を苦痛にも喜びにも変えることができるという
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

- 地獄の釜のボイリングポイントって何度なんだろ
- 始まってしばらくはワンカットで撮られていることに気づかなかったくらい自然
- 不穏の種が撒かれたフロアはその緊張を徐々に高めていき、アナフィラキシ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

- 例えば、例えばですよ、今日ってめちゃくちゃ晴れていて、しかもあったかくて、2月なのにもう春みたいな陽気だったんですよ
- 風は冷たくて、でもジャケットは丁度要らないくらいの気温で、それで嬉しくなっ
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

5.0

- 爆笑した
- ギャグ一個も外してない
- 共産主義者が操縦する豪華客船のトイレに金持ちがぶっぱなしたうんことゲロの混じった濁った水の噴水を見て、ヴィムヴェンダースがパーフェクトデイズとかいう映画の
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

4.0

- かなり好きなダニエル・デイ=ルイスだった
- 彼の俳優としての狂気はこの辺り(40-50歳にかけて)をピークに落ち着き、その後は徐々に成熟した演技へとシフトしていっているように思える
- この10
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

初:2022/01/05
再:2024/02/10

- すげえ良かった号泣
- 自分の人生経験の積み上げと共に光を増していく映画の筆頭だ

リンカーン(2012年製作の映画)

2.0

- 綺麗にまとめられていて見やすかった
- 戦争が終わってしまうと修正第13条は可決できないというところがポイントで、殆どの時間をその駆け引きに割く映画だった
- ダニエル・デイ=ルイスを見るためにレ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

- 「古いSF映画」という現代のノスタルジアだ
- 哀愁的な未来像として当時描かれたロサンゼルスが、現在から遡ってそこに郷愁のように存在することの心強さを感じる
- 映画があり、夢があり、現実には訪れ
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