KEKEKEさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

KEKEKE

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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

- 過去がこびりついた重い足取りを乗せた車輪が疾走する氷の大地で、ケチのついた旅に同席する身軽な男
- ぎこちなく小気味良い会話と沈黙による応答が、目的地に向かう無機質な密室を彩り、2人の関係を着実に
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

2.0

- ゲイリーオールドマン!
- やっぱ登場人物たちの作画(歳)がぐんぐん変わるの楽しい
- ついにヴォルデモートすら出てこないアニオリみたいな話になってきた
- このシリーズが異世界学園ものだってこと
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

初:2017/2/22
再:2024/01/07

- 新曲の歌詞で浮気が発覚するシーン良すぎる

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

1.0

- 学校で血統のはなしをし続けるのか?このまま
- みんなおっきくなってて良い、ロンの声変わり辛そう
- ドビー好きだ
- カーチェイスって本当にみんな望んでる?車ってそんないい?
- マジシャンのお
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

2.0

- 基本「学校」のはなしで、当たり前なんだけど対象年齢が自分向きではなかった
- リアルタイムで通ってきてないから映像を思い出補正で補完できない
- 幼少期から見続けて、ダニエルラドクリフらと一緒に成
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

- 横暴の代償はゴジラみたいにわかりやすい形で現れたりせず、獲物を巣に持ち帰ってこっそり食べるようなケチな奴に1人づつ殺されていくのがリアル
- なんで米韓なのか気になってたんだけどホルムアルデヒド投
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

- ほんとうにかわいい、ほんとうに、ふさふさで
- 光の使い方流石にうますぎる

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

5.0

- 大傑作
- 全編にわたってマッチカットが効果的に使用され、流れるように美しい場面展開とあえてそれを裏切るファミリーダンスのオープニングはとても鮮やかに映える
- 回転や移動などのアクション的なショ
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.0

- カットアップ的な映像の組み立て→作品の根幹にあるテーマである疑問を投げかけるオープニングが芸術的、天才
- でも長い
- 自分にとって今年はコリンファレルの年だったけど、この作品でもう出会ってたん
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

初:2016/8/22
再:2023/12/28

- 改めておっもしれえー
- やっぱ「解決」って最大の娯楽だわ

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

4.0

- カメラが一生多動なのと場面の繋がりの綺麗さ、スローモーションのバリエーションの豊富さで永遠に飽きないすごい
- 後始末を題材にした政治劇でありながら、最初から最後まで解決を他人任せにする日本人の虚
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

- 実際に企業行政のコマーシャルであることは明確だし、クライアントを隠す意図もないんだからそこにとやかく言うのはナンセンスだと感じる、でもそれを踏まえてめちゃくちゃ面白かったかと言われると絶妙

-
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ハイ・ライフ(2018年製作の映画)

5.0

- 生殖の神秘に近づこうとした結果宇宙に行き着いてしまうのはキューブリックの時代から巨匠の宿命なんだろうか
- 冒頭主人公が船外作業の過程でレンチを落としてしまうシーン、浮遊感の一切ない宇宙空間が新鮮
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ボクサー(1997年製作の映画)

4.0

- 戦争で人が死に続けている
- それは正義の名のもとに行われるので暴力が肯定される
- 暴力は目的ではなく手段であるから人が死に続けることが戦争を止める理由にならない
- その最中相手を本気で殴り合
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クラッシュ(1996年製作の映画)

4.0

- 広義では6.7割が濡れ場と言っても過言ではない最高のエロ映画

- 人類は文明の発展と共に自らの移動速度を更新し続けてきた
- 移動の歴史において車というテクノロジーの発明は革命であり飛躍的な身体
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

- 逃走シーンから始まる映画は大体名作
- トレインスポッティングは時間を無駄にすることの喩えらしい
- ジャンキーの現実を啓発する映画でありつつ、根幹のメッセージはCHOOSE YOUR LIFE?
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.0

- ティルダスウィントンこの時点で45歳なのやばいマジの魔女
- ファンタジー的なキャラクターの百科事典なのでとても楽しい

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.0

- おもしれ、ティムバートン版の忠実さと独創性がよくわかる

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.0

- ルパン!
- 図らずもクリスマスムービー
- 俺は大人なのに小切手がなんなのかよくわかっていない

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

- クィア映画だった
- 「男か女かは、どっちでもいい」からのタコ捕獲シーン、受胎と堕胎のメタファーもとい父親による性自認の取り上げだとしか見ることができない メタファーってか直だ、ほぼザ・ブルード
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

5.0

- いつの間にか失われていた質感みたいなものを大切にしている映画だった
- 世界の形が画面を通してじんわりと伝わってくる
- 私が生きている時間は親が見てきた風景の延長でもあること
- 世界の秘密に触
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プレステージ(2006年製作の映画)

2.0

- そんなひみつ道具がもしあれば...って話をしてるのはインセプションもTENETも同じはずなんだけど、腑に落ちないのは何でしょう
- ニコラテスラが複製装置を完成させたと見せかけてヒュージャックマン
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

- 赤と緑
- 限られた命と永遠の腐朽
- 血塗られた歴史とセンスオブワンダー

- ア・ゴースト・ストーリーからロウリーのメッセージは共通していて、人生におけるプライオリティの物語
- 逃げ続けた騎
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

- とてもいいものをみた
- 観始めてすぐ、オープニング(ルーニーマーラがでかい家具を軒先に捨てに行くまで)のバックで流れている音楽に違和感を感じた
- それは正直に言うと映画をこのまま見続けることが
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

5.0

- いちいち画が決まっていて本当に最高だった
- がっつり2回見てしまった
- 意地悪で美しい映画だ

- ダムの計画放流のシーンから始まり、スーパーマーケットミュージックと防犯ミラーで終わるの綺麗す
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

- 役所広司が凄すぎるこの一言に尽きる
- 重要なシーンで彼の顔にカメラが向いてないシーンが何箇所かあって、今どんな顔してるのか見せてよーって思ったのだけれどこれは意図的なんだろうか
- もどかしい気
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

5.0

- 副読本として「ユリイカ2022年3月号 特集=アピチャッポン・ウィーラセタクン」(https://a.co/5gkBKaF)を読んだ
- 本当に素晴らしい文章を読んで満足してしまい、正直自分の言い
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

- 初:20170222(4.0)
- 再:20231127(4.0)

- 今見返すとフィンチャーがもう一度「クラブ」を撮ったようにも観れる
- フィンチャーは常々、人間が深層に抱える根源的な欲求を
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