KEKEKEさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

KEKEKE

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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

5.0

- 正真正銘の大大大傑作
- 構造的支配の裏にある人種問題のグロさを見事にホラーへと昇華した怪作

- 自分も含めて多くの日本人は他国の人種問題に対して全く知らないも同然で、何よりこの作品のメッセージ
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.0

- 👅💦
- エフティミスフィリップの束縛→狂気→解放のお決まりの流れ

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

- 習慣を愛する男の物語
- 時間は太陽系のループの中にあり、それに伴う身体のリズムそれ自体である
- アリストテレスも言ってた、人間とは物事を繰り返す存在であるって

- バス運転手は人間社会を回遊
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

4.0

- 芸人のトニーフランクもしかしてこの映画から?って思って調べたけど全然違った
- カーハート似合いすぎ男

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.0

- ウェルメイドって感じなんだけど、なんていうか2時間ずっと既視感の連続で、裏切られる瞬間がなかった
- そういう意味では安心して楽しめたのかもしれないけど、トムアットザファームの衝撃を求めてしまう自
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

2.0

- すごいもん作るな
- もはやギャグだけど、そのギャグがとことんハマってなかったような気がする
- ギリシャ人は案外コメディとして観てたりするんだろうか
- 実際シリアスすぎて着いて行けないわこの人
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

5.0

- おおかみこどもの雨と雪のif
- 超疲れる
- この疲労感は私たちが保身のために引いている常識のボーダーの内側へ異物を招き入れる際に支払う代償
- 普段感じている美しさという価値観について疑問を投
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

- 「バカとブスこそ東大へ行け!!!!」
- トゥルーマン・ショーの脚本の人、の処女作
- ↑とタイムにそこまでハマれなかったこともあって、途中まで流し見してしまったのが悔やまれる、めちゃくちゃ面白か
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

1.0

- トゥルーマン・ショーの脚本の人
- ボニーとクライド的鼠小僧の話
- 良くも悪くも設定や世界観をガチガチに固めずに雰囲気でGOできる人
- 柔軟な脚本を作る為に道徳的な価値観を一旦外すみたいな作業
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.0

- 「ナターシャマケルホーン 小雪 似てる」
- エレベーターの扉から世界の裏側を見ちゃうシーンが1番好き、リミナルスペース的なゾクゾク感がある
- まだYouTubeもなかった時代に、アーカイブ視聴
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アス(2019年製作の映画)

3.0

- 本っっ当にびっくりしちゃうくらい理解できなかった
- あまりにも象徴的で抽象的でミソロジー的で、アメリカ人のナショナリズムと強く結びついている作品なんだろうなってことくらいしか分からない
- 存在
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

5.0

- 「そう、彼らは愛し方を学ぶ前に、嘘のつき方を覚える。 」/ ミシェル・マルク・ブシャール
- カミングアウトとは、それまで自分が嘘を吐いていたことを告白する行為
- アウティングとは、誰かが嘘を吐
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

- すごい、本当に努力しないと最後まで観れないレベルの不快感
- 熱狂的な支持者がいるのも頷ける陶酔的な映像

- 登場人物を自分の少年時代に重ねることはできないし、正直この頃の空気感も経験していない
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666号室(1982年製作の映画)

3.0

- 私が生まれる前のどこかの時点で映画という言語が失われていて、既に死んでしまっている芸術なのだとしたら、私が観てきたものは一体なんだったのだろうかと悲しくなってしまう
- これは80年代前半に撮られ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

- 大局的には既に詰んでて全員不幸になることがほとんど確定しているシチュエーションで、アクシデントがビリヤードのタマみたいに衝突し合ってもっと最悪な事件を引き起こす、みたいな
- そのエネルギーの蓄積
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

- ぎゃー、面白いと聞いてはいたけど、超えておもしれー
- 視聴前の、これでおれもサブカルくんの仲間入りだ!って不遜な態度を抹消したい
- あと3日くらいは完全に人に優しくできそう

- 短いストーリ
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

4.0

- やっぱりこの人のマイノリティの描き方は信用できる
- 人間の個々の振る舞いなどは、かぜの中の一片の木の葉でしかない、ましてやただの週末のたった2日間で起きることなんてたかが知れている
- ただその
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

5.0

- さいこー
- 恋愛映画では絶対にメインに採用されないような淡いストーリーたちがその存在を強く主張するでもなく、元からそこにあったかのような静けさで、ひとつの夜を構成していた

- 決して運命的では
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.0

- めちゃくちゃ面白い
- ジェイクギレンホールとリズアーメッドって何気にナイトクローラーの最悪コンビだ
- この2人が組むと碌なことにならないな

- 夕陽のカスカベボーイズくらいしか西武劇を見たこ
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.0

- チャーリープラマー本当にいい俳優だ
- これからも素敵な作品に出会ってほしい

- 現実の私たちがそうであるように、統合失調症の人たちの人生もこんなに分かりやすいドラマではなく、多くの人が誰の理解
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セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

4.0

- マクドナーは角度を変えてずっと同じテーマを語り直してる
- ヒットマンズレクイエムは自分にとって作り手(神)と登場人物(人間)の物語に見えたんだけど、今作を踏まえると改めて物語を創作することに意識
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

むかし見た時とではだいぶ印象が違った!おもしろい!🛟

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.0

- 新進気鋭と呼ばれる監督たちの中には、現代を上手に気持ちよく皮肉るのが上手い人たちがたくさんいるけど、自分にとってこの人のアイロニーはニヒル成分が強すぎて当てられてしまった

- 確かに最近は、考察
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

5.0

- コリンファレル×ブレンダングリーソン!
- サイコー、めっちゃ好き
- 主演はイニシェリン島だけど構成はスリービルボードに近い(1人称×3の擬似3部構成?)、こっちの方が好みだった
- スリービル
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.0

- 変だけどあったけえ
- なんの衒いもなくスローモーションが使われていたり、画面がいきなり全ピンクになったりしてすごいし、冒頭10分間くらいの映像は変すぎてもはや陶酔的ですらあった
- 砂漠なのにど
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第9地区(2009年製作の映画)

4.0

- 初(2017/02/22)
- 再(2023/09/11)

- 最近クローネンバーグの作品を何本か観ていて、ふと第9地区を思い出したが、肝心のクリーチャーデザインがどんなんだったかすっかり忘れて
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