sunflowerさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

とてもよく練られたカラクリに、スッカリ、そしてスッキリと騙されて、爽快でした!!
(スッキリ騙されることが出来ず変にカラクリに気付いてしまうと、鑑賞体験、読後感としては、いまひとつ、、、となってしまう
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対峙するふたり(2015年製作の映画)

3.8

どんな事情や背景や理由があったにせよ、
テロはダメだし、殺人もダメ。

でも、生まれた環境の差による教育の差とか、
それによりマインドコントロールされた人達が引き起こす犯罪って、もしかしたら、防げるか
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ニコールの檻(2017年製作の映画)

3.7

うわ〜、こんな家があったら住んでみたいです!
ただし、期間限定で🤣

観覧車の一室が家だなんて、その発想だけでもうワクワクしちゃうんですけども、色調やら画角やら音楽やら、ちょうど良い塩梅での古さとポッ
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レアの大好きなこと(2015年製作の映画)

3.6

レアみたいな人には、

ちゃんと必ずどこかで良いことが巡ってくるように、世の中できている❗️👍

そう思いたいですね😊

働いた後のピザ、

しかもサービスしてもらって気持ちがホッコリした後のピザは、
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アガタ(2016年製作の映画)

3.7

これ、いつの時代設定なんです⁉️

なんだか全てが謎に満ちていて、

謎過ぎて、

置いてけぼりをくらったままエンディングを迎えてしまったんですけど...😂

剥製師(で合ってます?)のアガタだからこ
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二人のオーディション(2017年製作の映画)

4.2

いや、これ、ショートフィルムの域を超えて(そもそもショートフィルムの域の前提が人それぞれかもなのにこの言い回しは失礼でしたらスミマセン)、非常に捉えどころの多い、見事な作品でした!!!

受け止め方は
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

いや〜〜、完全に騙されました!
と言うより、全然違うカラクリを想像していましたが、見事にハズれました!!

お見事シャマラン。

さすがシャマラン。

割とファンタジー寄りのカラクリを予想していたので
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管理人(2020年製作の映画)

3.8

ジャケットのシーン。

日本に限らず他国でも、戦時下には「赤紙」が
不吉な知らせの象徴だったのでしょうか。

ウィルヘルムの命懸けの行為は言わずもがな

「隅々まで確認しろよ」が口癖の同僚の行為も粋だ
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子羊の法則(2016年製作の映画)

3.0

ひたすらに気持ちの悪さが充満した作品。

世界ではこういう警察がウヨウヨいるのだろうことを思うと、何とも言えずモヤモヤしてしまう。

おじいちゃんもだけど、ただただ心配そうにおじいちゃんを見つめる孫が
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向かいの窓(2019年製作の映画)

3.7

自分よりも辛く悲しいことを抱えている人の存在を知ることで自分は幸せなのだと気付いたり自分がいかに恵まれているかに気付かされるのって、私はあまり好きじゃない。

それは無意識に他者を蔑んだり、自分と比較
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種子(2016年製作の映画)

3.9

きっと、

提供してもらった側も、

そして提供した側も、

本当は等しく有り難いことで、

幸せなことで、

感謝するに値することなのではないだろうか。

だって、どんな形であれ、

その子の心臓は
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.4

またしても、池脇千鶴さんが抜群に良かったです。

この役は、池脇千鶴さん以外には演じることが出来なかったんじゃなかろうかと思わせられます。
見事です。

そして、菅田将暉さん。
序盤は、菅田将暉の無駄
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.2

いや〜〜〜、とても良かったです。

「え。これってこんなに良い作品だったの?!なんでもっと早く観なかったんだろう」と、

今までこの作品を
"なんだかミーハーな映画ファン(何様⁈)が飛び付きそうな、ザ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

おぉぉぉ、

そうかそうか、そういう事だったのね!!

な結末。

まんまとスッカリ騙されていた私は、
2回観ましたね。

やっぱり2回目の方が、随所に張り巡らされた伏線に気付く気付く。

地位も名誉
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.9

すんごい監督3人による、オムニバス。

よくぞこれだけの名監督を集められましたね!と、作品の中身よりもまずそこに感心してしまい、監督の名前に引っ張られて何故だか作品も"オシャレな雰囲気あり作品"に見え
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.7

大どんでん返しモノ
なんですけれど、実は開始早々に思っていた予想が、見事に的中しちゃいまして😆💦

「まさかとは思ってたけど、やっぱりそうだったのね、、、」という結末でした。

でも、まさか的中すると
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

さすが韓国映画。

スリリング度、
残酷度、
映像のエグみ度、
サスペンス度、
ジェットコースター度、
未解決のまま度、

あらゆる点で、ザ・韓国映画だった。

これ、実話なんですか、、、。
サイコパ
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

3.9

私が最も最も最も忌み嫌う類の犯罪でした...。

辛くて辛くて、可哀想で可哀想で、

もう、何とも言えない気持ちで、体力を絞り切る思いで、なんとか最後まで観ることができたという感じでした。


これ、
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モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

3.8

初モンティ・パイソン‼️🙌😄

なんと言いますか、
観られたことだけで充分満足と言うか、
内容はあるようで無いと言うか、
支離滅裂 & 破茶滅茶過ぎる世界観に付いていけないと言うか、
何が面白いのかさ
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音楽(2019年製作の映画)

4.8

もう、本当に最高でした!!!

幼い頃から、本は月に何十冊も買ってもらえたけれど漫画は一度も買ってもらったことがないまま育った私が、大人になってから人生で唯一買った漫画家が、大橋裕之さんでした。

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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.6

発想勝ちの、サクッと楽しめるお気軽SFムービー🎬

鏡と鏡を合わせるって、子供の頃に絶対一度はやったことあるやつですよね〜😄

でも、そこにタイムリープの概念が加わってるもんだから、コトは複雑化する一
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.4

母親の病をきっかけに、バラバラになった家族の心がまた一つになる。

と書けば、なんだかどこにでもある家族再生物語のようにも聞こえますかね。

でも、じっくり丁寧に細かく細かく描写される心の機微なんかが
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夏至(2000年製作の映画)

4.5

大量のレンタルDVD鑑賞の合間に、買ってからそのまま長らく放置してしまっていたこちらの作品を鑑賞🎬

いや〜〜〜、素晴らしかったです✨✨

この監督ならではの独特な色彩感覚。

じっとりとした湿り気。
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発酵する民(2020年製作の映画)

4.5

生きることにとても誠実であり、

暮らすことにとてもしなやかである人々。

そんな人々の生き様を、垣間見させて頂きました😌✨

世の中で一般的とされている価値観に囚われず、

他人と比べることをやめた
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.9

「この人絶対怪しいよね〜と思わせておいて、実は真犯人は他にいるパターンじゃない?」と思って観ていたら、怪しい男がホントに犯人だったパターン。

これで一件落着か〜とホッと一安心したかと思ったら最後にも
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秋日和(1960年製作の映画)

3.9

引き続き小津作品🎶☺️

子気味良い台詞の応酬に、この時代だからこそ許された、今ならコンプラ的に速攻アウトなセクハラ発言の数々😆

だけれどもやっぱりやっぱり心優しくて、そして娘の嫁ぎ先問題がやりたく
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彼岸花(1958年製作の映画)

4.1

先日大量に纏めてレンタルしてきたDVDの内の1枚。

小津作品というだけでもう、期待値は最大レベル🏆

あぁぁ、やっぱり良かったです✨

安定の、大好きな小津ワールド❤️

物凄い大事件やセンセーショ
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息子(1991年製作の映画)

3.8

ジェットコースター映画とは真逆。

いたって平坦でゆっくりとしていて、
最初から最後まで心を平穏にして観ていられて、
且つ、胸の真ん中の辺りが少し温かくなるような、
じんわり映画でした😌✨

さして大
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(2020年製作の映画)

3.9

様々な年代のレンとアオイの人生が描かれていたわけですが、私としては、13歳の時代が断トツで一番好きです。

ピュアピュアな北海道の中学生二人の、
まるで北海道の雪そのもののような
触れると溶けてしまい
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キース・ヘリング〜ストリート・アート・ボーイ〜(2020年製作の映画)

3.7

アンディ・ウォーホル、バスキアと並ぶ、あの時代の三大寵児の一人、キース・ヘリング。

時流に乗れるか乗れないか。
或いは乗るか乗らないか。

そもそも自分が生きている時代に
時流が来ているか来ていない
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

平均スコアが異常に高いのが気になって、何の前情報もなくチョイス🎬

冒頭暫くしてケビン・スペイシーが出てきたので、期待が膨らむ🎶(個人的に、ケビン・スペイシーが出演する作品にハズレなしと盲信しておりま
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サベージ・ナイト(2015年製作の映画)

3.6

寺島しのぶさんを連れてこられちゃ〜、そりゃもう引き込まれないワケがないというもので。

でもよくこの二大寺島さんが出演してくれましたね。

寺島しのぶさんの旦那さまがフランス人だから(あれ、違ったかな
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.7

クセ強過ぎ❗️❗️❗️😆

アク強過ぎ❗️❗️❗️😆

精神科病棟って、ホントにあんな感じなんですかね⁉️

方々(ほうぼう)からクレームとか来まくったんじゃないかなって心配になるくらい、エゲツナイ描
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

これ、観始めるまで実話だとは全く知らなかったのですが、こんな人が実在するという事がまず驚愕であり、感嘆であり、尊敬でしかありません✨✨

周りの人々が、とても心根の優しい理解のある人達に映りますが、そ
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テニスお父さん(2012年製作の映画)

3.5

いや〜、このパパさんから、よくぞあれだけ大人な長男と、素直なことこの上なしの無邪気な次男くんが育ったことよ😆💕

ああいう大人げない父親だからこそ、息子が冷静に育つのかしら❓😄

でも、大人げないだけ
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.5

エドワード・ヤン監督の「クーリンチェ〜」にも通ずるような、触れるとそのまま壊れてしまうんじゃないかと思えるようなヒリヒリとした繊細さに覆われた作品でした。

幸せな瞬間はおそらく1秒もなく、むしろ剣山
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