Sunnyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

4.2

今までCoco Chanelはいくつか映画で描かれてきたと思うけれど、さすがドキュメンタリーならではで、この作品が最も真のCoco Chanelの姿に迫ったものだと思う。

戦時中、女としてと人として
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.0

5年間同棲していた相手が、くも膜下出血で公園で倒れていたことから、名前も身分も詐称だと知り、騙されていたのか?真実は何なのか?何者なのか?…それを見つけるべく、探偵と共に奔走する、というストーリー。>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

4.0

借金まみれの父が失踪し、13年。父の死去により、葬儀にて次々と明らかになる本当の姿を淡々と描いた作品。

豪華キャストの割に質素な流れだが、そのギャップがむしろ脚本と合っているのかもしれない。暗い映画
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白夜(2009年製作の映画)

-

海外赴任中の別れた?恋人を追って、全てを捨ててフランスまできた女と、放浪の旅を終えて帰国しようとしている男が、偶然出会った話。

スコアつけられないです。
1日だけの撮影日程で、最少撮影可能人数で製作
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.5

一時期ネットで話題になった、家に帰ったら妻が死んだフリをしています、という話の映画版。
さらっと観られるのに、内容は意外と深い映画。夫婦とは家族とは、を良い方向へ考えさせられる作品。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.2

ジブリ作品の中でも、ライトに観られる作品。耳をすませばのスピンオフとして位置づけられているらしいが、バロンの声優も違うので、全く違う作品として観られる。

久々に爽快感のある作品を観た気がして、観終え
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L♡DK(2014年製作の映画)

-

ザ・少女漫画!という感じのラブコメ。
軽い気持ちで観られる。
たまには、このくらいのクオリティの作品を観るのも、色んな意味で息抜きになって良いかもしれない。

あえて、スコアはつけません。

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.5

30代の今をときめく映画監督ゴダールともうすぐ20歳のアンナが恋に落ち、夫婦になり、関係が終わるまでのストーリー。

THE フランス映画!!というくらいに、終始シュールで、途中から、スイッチが入った
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

4.5

1972年のウォーターゲート事件における内部告発者で、当時のFBI副長官マーク フェルト氏の実話を基に描いた作品。

ウォーターゲート事件について知らずに観始めたが、これが政治的大スキャンダルとなった
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

-

ちょっと何言ってるかわからなかったので、もう一度観てから、レビューを書き直したいと思います。

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.3

作家の父と、執筆を日常にする姉弟、そして、家を出た母。どこかギクシャクしていた家族が、それぞれに他人との出逢いや繋がりを介して、幸せに向かって動き出すストーリー。

ストーリーの途中で、もちろんハプニ
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神様メール(2015年製作の映画)

4.7

神を父に、女神を母に、イエスを兄に持つ少女が、傲慢な父に嫌気をさして、下界で使徒を集め始めるストーリー。

神があまりにも横暴すぎて衝撃だが、世の中の理不尽が起こる理由がこの映画の通りなのだとしたら、
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

FOXのCEOによる長年のセクハラ問題という実話を基にした作品。

セクハラの内容が実に陰湿で、気持ちが悪くなった。これが実話というのだから、さらに気持ちが悪い話。そして、明らかにされたのが割と最近と
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.7

天才的なドライビングテクニックを持つ主人公。昼はカースタントドライバー、夜は強盗の逃走ドライバーとしての顔を持ち、恋をしてしまったことから予想もしなかったことに巻き込まれていくストーリー。

絶妙なカ
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8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

ラストがしびれる。

ラップバトルがかっこいいのとか、友情の熱さとかもよかったけれど、育った環境やそこから繋がる環境に身を置き続けることについて考えさせられた。

まとめると、エミネムはかっこいい。

愛は、365の日々で(2020年製作の映画)

3.5

マフィアのボスが、一目惚れした女を世界中を探した末に、5年後にやっと見つけ出す。そして、女に365日の期間で恋に落ちるチャンスをやる、というところから始まるアダルトなラブストーリー。

ストーリー的に
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.6

シャーロックホームズの妹である、エノーラホームズが、母の行方を探しに謎解きを始めることから始まる、彼女にとって人生の一歩を描いた作品。

今も昔も女性の立場は変わらないのだなと痛感させられると同時に、
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.0

新エネルギーが兵器化し得る不備をもっていることを、社員の女性が内部告発するも受け入れられず、探偵社に告発することから始まる。

チャーリーズエンジェルファンとしては、ドラマ版や過去の映画シリーズでは明
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.8

富豪の家に嫁いだ花嫁が、結婚式当日の夜に、家族の決まりだというゲームに参加させられることから始まる、サイコホラー。
(アマプラでは、コメディの分類だけれど、ストーリー的にはサイコホラーだと思います。)
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

4.3

ドラマ版シャーロックホームズのシーズン後の人間関係をベースにおくる、映画版。

ドラマ版を観たことがない人にとっては、楽しめるのかはわからないが、私はドラマ版ファンなので、とても楽しめた。

シーズン
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

アメリカらしい風刺の効いたコメディー作品。

ナチ派の少年の視点で、ヒトラー支配下の戦時中のドイツに対する愛国心・忠誠心・ユダヤ人への想いの変化が描かれている。

少年期ならではの、繊細さ、純粋さを活
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カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.8

BSで放送されていたのを途中から観たので、アマプラで再度最初から観た。

ジャッキー演じる中国の学者が、歴史を紐解く鍵を握る財宝を取り戻すべく、中国からインドへと舞台を移しながら奮闘するストーリー。
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

4.6

ヒッチコックの作品『サイコ』の製作過程の舞台裏を、ヒッチコック自身や妻、周囲を取り巻く人間関係・人物像に焦点を当て、描いた作品。

芸術には繊細な心がつきものなのだなと、再認識したと同時に、自分を信じ
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

4.6

精神科医が治験薬を患者に処方するが、その患者が、その治験薬の服用後に、夫を殺害してしまい、薬のせいだと主張する…。その責任はどこにあるのか。

仲間の医者も、家族も失いかける主人公と、夫を失い悲しみに
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バイス(2018年製作の映画)

3.9

チェイニー元副大統領の実話を基にした、政治モノ作品。

シネコンが複数ある都市で、なぜミニシアターでの上映だったのか…とても不思議だったが、合点がいった。一方で、事実を歪曲していると噂の、東日本大震災
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レプリカズ(2018年製作の映画)

4.2

死者の人間の感情そのものを機械に移して保全する研究を行っている主人公が、ある日、不慮の事故で家族を失くしてしまうことから始まる暴走劇。

その暴走は、果たして幸福への道なのか、破滅への道なのか…そのあ
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.8

たった1人の家族である娘を、無差別テロによって奪われた主人公による復讐劇。

かつてジェームズボンド役を演じたピアースブロスナンが、北アイルランド副首相を演じるが、かつてのさわやかなイメージとは反する
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

4.2

富豪一家の主人が亡くなることから始まる、疑惑にまみれた一家に巻き起こる殺人事件。

いかにもアガサクリスティーらしい展開が続くが、各家人の疑惑があまりにも浅く、犯人の目星が意外とつかなかった。

結末
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

4.6

第二次世界大戦も終わりが近い中、ナチス軍に強奪された美術品を取り戻し元の居場所に返すべく、アメリカ軍兵士として奮闘するチームの実話を元にした作品。

パンデミックの今、芸術文化は二の次どころか、日本国
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

1970年台のLAを舞台に、ヒッピー探偵が元カノからの依頼で事件に巻き込まれていくというストーリー。

マリファナのやり過ぎな感じがすごいせいか、観ているこちらも、途中で今のことなのか、過去のことなの
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

反抗期から、周囲や家族の大切さや相手の気持ちに気づき始める、高校3年生の主人公ならではのストーリー。

反抗期ゆえか、喚き散らすシーンが多く、少し苦手意識を持ちながら観た。

やっぱり、素直が一番、と
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幸せのポートレート(2005年製作の映画)

3.5

あるカップルが、クリスマスに彼氏の実家のクリスマスパーティーに参加することから、お互いに自分らしさを見つめ直す話。

序盤は、ただひたすら主人公が一家から嫌われまくる状況が続き、観ていてとても辛かった
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.2

仮死体験ができるという「死にもどき」を探しながら巻き起こる珍道中の数々が、妙にクセになってくる作品。

観始めは苦手かも…と思っていたが、最後まで見なければわからない!と意を決したのが功を奏し、開始1
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.3

実在する話をモデルにした作品。
夫が妻にプレゼントしたアンティンティーク人形が発端となり、次々と恐怖が押し寄せるホラー。

ホラー作品としては、あまり怖くないというか、よくある話がベースにある。

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バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)

4.2

やる気のない教師をキャメロンディアスが演じているのだが、とにかくかわいい!に尽きる。

教師としての素質はまるでないが、芯の強さやちょっとやそっとではへこたれない精神に、見習うべき部分がある。ストーリ
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.8

茶道を通して、主人公の心の成長を描いたストーリー。

茶道が教えてくれる、時間をかけて知ることの大切さ、四季を五感で感じとることで見えるものがあること。静かな時間が流れていく中で、しんみりとゆっくり伝
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