伝説⁉︎の5時間17分の『ハッピーアワー』、商業映画デビュー後の『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』、『偶然と想像』どれも好きだから待望の濱口監督の新作ということで期待していた。
『ドライブ・>>続きを読む
何度も観た予告編、オール関西人キャストで変なアクセントの関西弁を聞かずに済む安心感。
尼崎市民ではないものの、今年に入って一番足を運んでるシネコンの「MOVIXあまがさき」(通勤定期の範囲内だし、au>>続きを読む
公開からおよそ1か月、まだまだロングラン上映しそうとのことで後回しにしてようやく鑑賞。
3時間超えの映画は結構観てるけど、長さを感じたのは否定できず。登場人物の多さ、人間関係の複雑さ、そしてテンポの速>>続きを読む
中学生のときに夢中になってたのはラジオの深夜放送とプロレス。
プロレスは当時ジャイアント馬場の「全日派」とアントニオ猪木の「新日派」に分かれててどちらもテレビで観てた(国際プロレスのB級テイストも好き>>続きを読む
今年のアカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネートされるも残念ながらどちらも受賞ならず。
凄く大きな出来事がある訳ではない、どちらかと言えば地味で静かなラブストーリーだけど、個人的にいろいろなことを思い出>>続きを読む
『街の上で』以来かな?若葉竜也主演なのとミステリアスなタイムループものという発想が気になって鑑賞。
面白かったと思う反面、クライマックス以降がよくわからず…。
恋人を殺された主人公(若葉竜也)がその>>続きを読む
2021年本屋大賞受賞作の映画化。原作未読。
うーむ…後半のあるシーンで涙腺崩壊だったものの、成島監督の過去の作品『ファミリア』を思い起こす詰め込み過ぎ感や、ある重鎮の登場の仕方がまるで菅田将暉&小松>>続きを読む
公開第一週ながらなかなか評価も高くて、何よりこのポスタービジュアルが凄く気になって鑑賞。
元々原作があって、中国・香港合作作品のリメイク。『少年の君』のあの監督か…
小学生からの幼なじみの親友との1>>続きを読む
前作『ケイコ 目を澄ませて』が評価が高くて個人的にもハマった三宅監督の新作。前作同様16mmフィルムで撮影された温かな映像、そして極力抑えつつ効果的な劇伴。
パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱>>続きを読む
いつもチェックしている映画サイトでなかなかの高評価、そしてもう何本出演作観てるかわからない中島歩がまたハマり役のクズ男っぼくて気になり鑑賞。
主要人物の男女4人の四角関係の会話劇、ドロドロさは無し。>>続きを読む
タイトル、ポスタービジュアルからいくとあまりピンと来なくてスルーしかけた…でもなかなかの評判の良さと以前にも書いた「野木亜紀子の脚本はハズレ無し」で鑑賞。
えー、こんな展開なん!?熱い。
漫画が原作>>続きを読む
“伝説のハガキ職人”は人間関係が不得意過ぎて…
多くの方が書かれてるけど、この主人公に共感、感情移入ができるかで評価が変わってくる。
主演の岡山天音はじめ、役者たちの演技の熱量は凄い。
でもせっかく与>>続きを読む
役所広司がひたすらトイレを掃除してる…だけの話では無く、多くは語られない過去の深い悲しみやしがらみを捨てて、必要なものだけを側に置いた日常生活を送るなかで同僚や地元で出会う人たちとのエピソードに和んで>>続きを読む
『寝ても覚めても』から追いかけてる唐田えりか。あの件はずーっと言われてしまうだろうけど、「喪失と再生」という人間ドラマ好きには大好物なテーマを体現してる人というと失礼か。
ブラック企業を辞めてコンビ>>続きを読む
恋人からプロポーズを受けた翌日に突然姿を消した主人公は戸籍がなく…と『ある男』のテイストを想像してたら、刑事役で宇野祥平が出演してることもあってずっしりヘビーな『罪の声』のテイストに近い。そして久しぶ>>続きを読む
ここのところ俳優としての活躍が目立つ塚本監督(最近だと『シン・仮面ライダー』の博士かな)の『野火』『斬、』に続く新作。
そして朝ドラと全く違う(観てないけど…)趣里の鬼気迫る演技。復員兵たちのトラウマ>>続きを読む
予告編を観ても特に響かなかったので観る気なかった。でも邦画の実写作品としては久しぶりの大ヒットということでやっぱり観ておかないととようやく。
2度目のTOHOシネマズららぽーと門真、初のドルビーシネ>>続きを読む
綾野剛&柄本佑の豪華競演!の割には上映館は少ないわ、映画サイトの点数は低いわ…
って同じ荒井監督&柄本佑、同じR18+の『火口のふたり』もラストはぶっ飛んでたなあと思い出したら、今作のラスト前のなんじ>>続きを読む
何が普通で何がそうでないのか。何が正常で何が異常なのか。このような文章を何度か過去のいくつかの作品のレビューで書いてきたけど、このテーマを思い切り喉元にナイフのように突きつけられた。
ラストにカタル>>続きを読む
これは何度も予告編観た。楽しみにしてた、あの家族でアベノマスク付けてのわちゃわちゃってこうだったのね(笑)
石井監督がコロナ禍を描いた『茜色に焼かれる』は尾野真千子を観る映画だったけど、今作は松岡茉>>続きを読む
おお、なるほど。
よく行く映画館で結構早い段階から予告編が流れてたのに、その妖しい(いや、怪しい)雰囲気からか、全く流れなくなって気になってた。
竹野内豊と山田孝之が森に迷い込み、六人の女に翻弄される>>続きを読む
岩井俊二監督作品の独特の世界観が結構好き(と言ってもそんなには観てない。『Love Letter』、『リップヴァンウィンクルの花嫁』そして『ラストレター』のみ。『スワロウテイル』や『花とアリス』とかの>>続きを読む
まずはあの事件をストレートに映画化してくれた制作者たちに感謝(スターサンズだからできたかな)。
以前にも書いた、自分の卒論のテーマの大枠は「この世にいらない命なんてない」だった。そこを根底から覆され>>続きを読む
春画に魅せられた人たちの喜怒哀楽、大人のファンタジー。R-15。
観終わってまず思ったのが、「北香那が凄い!」ここで何回か書いてる、思い切りハマった昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。三谷幸喜脚本ら>>続きを読む
テアトルシネマグループ激推しの音響システム「odessa」。シネリーブル梅田で早い時期から何度も観たこの作品を用いたCM。なかなか洒落てるやん。これは観たい。
その後に流れた予告編、あれ、コメディなん>>続きを読む
お、重い…今泉監督のあの軽妙な会話劇を期待すると肩透かし。
でもこの主要キャストの実力者たちで予想できたかも。
原作未読、普段漫画はほとんど読まないのだけど、懐かしの「人間交差点」を思い出した。
亡>>続きを読む
予告編で絶対観る!と決めてた。安藤サクラ目当てだったけど、こんな役日本でできるのは彼女だけ、オットコ前。
何気に食わず嫌いの原田監督作品、邦画に欠かせない人のはずなのだけど、過去の作品チェックしたら>>続きを読む
普段連続ドラマは観ないのだけど、ここ最近で唯一ハマったドラマの映画化、グッときた数々の名セリフを思い出すセリフがここでも聞けて満足。ラスト前のええっ!?な人が出演してるシーンでのやり取りに涙。
原作>>続きを読む
斎藤工(映画監督としては本名の齊藤工名義)監督の第二作。前作の『blank 13』は親子の人間ドラマとぶっ飛び感のバランスが好みだった。
今作は原作があるからかぶっ飛び感は無く、比較的わかりやすいサス>>続きを読む
うーむ…お洒落な深夜ドラマ!?
上映時間84分、淡々と過ぎて行き、あれ?これで終わり??
端的に言えば”不倫の代償”の話。
どこか他人事で冷めていて、他人からも自身からも逃げている主人公の門脇麦はや>>続きを読む
良質なドキュメンタリー作品を作ってきた森達也監督の初のドラマ作品(個人的には旅行中に立ち寄った満席の渋谷の「ユーロスペース」で観た『FAKE』が印象的。佐村河内さんは今何してるのだろう…)。
関東大>>続きを読む
何度も観た予告編、佐藤浩市×横浜流星ダブル主演、クライマックスは横浜流星と窪田正孝の闘い、これは観たい!そしていつも書く「ボクシング映画は外さない」。
決して悪くはないのだけど、同じ瀬々監督の『糸』>>続きを読む
2017年に実際に韓国で起きた事件を基に作られた社会派作品。
ぺ・ドゥナが出演してることもあり鑑賞。
職業高校に通う女子高校生、学校から紹介された大手通信会社の下請けのコールセンターで実習生として働>>続きを読む
予告編を観てベタやろうな…と思いつつ、麻生久美子と広島といえば、の名作『夕凪の街 桜の国』を思い出して鑑賞。
尾道にある老舗の「高野豆腐店」を営む父娘。
自慢の豆腐を作り続け、商店街の友人たちとの楽>>続きを読む
2週間前に鑑賞した前編に続いて。
前編はなかなかにドロドロで大人の話やなあと思ったけど、後篇は若い主要な登場人物2人のおかげで爽やかなラブストーリーに。
まあR-15ではあるのだけど。
出演作目白押>>続きを読む
題材は好きだし、菊地凛子の演技は最高なんだけど、どこかハマらなかった。
夢を抱いて故郷の青森から上京しておよそ20年、その夢は破れ現在は在宅ワークで引きこもり、人と接することもなく日々を漫然と過ごす>>続きを読む