何気に初の松居監督作品鑑賞。存在はもちろん知っていたものの、今までハマりそうな作品が無くてスルーしてきた。
そして今作。
結構賞賛されてるようだけど、個人的にはやっぱりハマらず…
比較されるだろう『>>続きを読む
罪を犯した刑法犯、“前科者”の人々が罪を償い、社会に復帰することを支える「保護司」を主人公とした作品。
漫画が原作、そして今作上映前にWOWOWでドラマ版が。
あと少しで保護観察期間が終わる寡黙な元>>続きを読む
あの衝撃作『岬の兄妹』から3年、片山慎三監督の商業映画デビュー。
先週公開してすぐに観るか迷ったのだけど、映画サイトなどの反響を少し見たかったのもあって、(あえてみなさんの投稿は読まないようにしてまし>>続きを読む
オクラホマの田舎町スティルウォーターから遠くマルセイユに留学した娘が友人を殺害した罪で刑務所に。娘の無実を信じて言葉が通じないマルセイユで真犯人を探すなか、たまたま出会った英語が話せるシングルマザーと>>続きを読む
20年前に別れて韓国と日本に離れ離れに。
言わずもがな、当時は現在よりも同性同士の恋愛に対するハードルは相当に高く。
二人とも閉塞感を抱えた日常。
ふとしたきっかけで再会、そして新たな旅立ち。
地味>>続きを読む
こんな所に萩原みのり!と話題作にちょこちょこ出てるのを発見して喜んでる“推し”の一人、3年ぶりの主演作。
先週のテアトル梅田での本人の舞台挨拶の回に来たかったけど即完売だった…。
期待して観たものの>>続きを読む
前作『ドライブ・マイ・カー』が海外の映画賞を立て続けに獲って、まだまだ“話題の人”の濱口監督の最新作はおよそ40分×3本の短編集。
“偶然”を題材にした3編、ネタバレになるから詳しい内容は書かないけど>>続きを読む
前作『ひらいて』がなかなか強烈で印象的だった山田杏奈目当てで鑑賞。
そしたらなかなかの掘り出し物、良作だった。
2019年のNHKのドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る」と原作が同じなのは知らなかった>>続きを読む
まずは「ご結婚おめでとうございます」
去年『糸』を観た後に「令和のゴールデンカップル」と書いてたな。
菅田将暉も小松菜奈も好きで出演作も何本も観てるので、勝手に親戚の叔父さんのような心境になって嬉し>>続きを読む
アメリカの中でも多くの人種が居住する大都市・ボストンの市庁舎で働く公務員たちの様々な働く姿を紹介していくドキュメンタリー、274分。途中休憩あり。
ナレーションや解説もなく淡々と彼らの姿を紹介していく>>続きを読む
久しぶりの「王道」。
普段こういう王道な映画は観ないけど、評判の良さと今、一番数字を取れる女優かも、な永野芽郁を観たくて鑑賞。
久しぶりのあべのアポロシネマの比較的大きなスクリーンは8〜9割の入り、>>続きを読む
綿矢りさ原作、といえば大九明子監督の『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』がすぐに思い浮かぶけど、その2本とはだいぶテイストが違う。
自分の欲しい物は手にしたい主人公の女子高生が“禁断の手”を使って>>続きを読む
遅ればせながら鑑賞。
何度も観た予告編、主演の2人のメディアでのPRの姿を見て、これは結構長く上映するなと思ってて後回しに。
大震災と生活保護という気になるテーマ、そして清原果耶。
鑑賞後にまず思っ>>続きを読む
「函館三部作」で知られる佐藤泰志原作の5作目の映画化、印象としては日常に起きる出来事を描いてその切なさ、やりきれなさに心を掴まれた『海炭市敘景』に近いかな。
あちらはオムニバス作品だけど。
心を病ん>>続きを読む
アカデミー賞音響賞(録音賞)、編集賞受賞作。
早い段階でアマプラで配信されてたけど、ついに劇場で上映。
聴覚を失うという障害を“受容”するということへの葛藤がテーマ、自身の仕事にかなり深く関わってるの>>続きを読む
なかなかの衝撃作、期待以上。
なるほど「天秤」ってそういうことか。
これも極力事前の情報を入れないようにしていた。
主演はインディーズ作品中心に話題作に出演してて目が離せない瀧内公美、脇に最近観た『>>続きを読む
重厚。音楽は教授。腹にずっしり来た。
社会の教科書で教わった水俣病。弱者たちの強者への闘い。
ジョニー・デップが日本の50年前の出来事をこの時代に取り上げる意味。
いろいろ考えさせられた。
当時何も>>続きを読む
『ヒメアノ〜ル』以降の吉田恵輔監督の作品は全て観てて、笑える場面が多いのにヘビーでずっしり心に響く内容、その熱量と共に印象に残るものが多い。
ただ、前作『BLUE/ブルー』がハードル上げすぎたのか熱量>>続きを読む
ここテアトル梅田で何度か観た予告編に惹かれて、また先日観た『先生、私の隣に座っていただけませんか?』で天真爛漫に見えてなかなかしたたかな編集者という役柄を好演していた奈緒が気になって鑑賞。
大学卒業>>続きを読む
福島中央テレビ開局50周年記念作品。
今年の流行り!?な「映画への愛」をテーマにした作品。
先にドラマ版が去年放送されて、そちらへつながるストーリー。
開館して100年の歴史を持つ福島・南相馬にある>>続きを読む
以前から勝手にファンを公言してる⁉︎黒木華。
出演作は基本全て観てる(出世作の『小さなおうち』は観てないけど…)
少し前に放送してたリクルートのCMにまた惚れた。
対する今や超売れっ子、柄本佑との不倫>>続きを読む
いやあ、いい映画を観たなあ。いい余韻。
期待してた分、極力他の方のレビューを見ないようにしてたけど、期待以上だった。
観終わっていろいろ読ませていただき、さらに余韻に浸ってる。
よく言われてる上映>>続きを読む
「思春期の恋と性」がテーマの青春映画。R-15。
今年のミニシアター系の邦画の印象的な作品といえば、の『猿楽町で会いましょう』の石川瑠華、『街の上で』の中田青渚の共演ということで楽しみにしていた。>>続きを読む
平日の仕事終わりに映画を観ると、ほぼ確実に睡魔に襲われるので控えてるのだけど、これはアドレナリンが出て眠くならないだろうと公開初日に鑑賞して正解。
いやあ、期待通り。やっぱり強烈。言葉が出ない。テン>>続きを読む
安心感。そんなにたくさん観てる訳ではないけど良くも悪くも山田洋次監督の作品。
「松竹映画100周年記念作品」にはふさわしい。
序盤に出てくる借金取り以外「悪い」人は全然出てこない。
みんな真面目で純粋>>続きを読む
タイトルとポスターだけ見ると爽やかな青春もの。
映画サイトの高評価な点数だけを頼りにほとんど予備知識なしに鑑賞したら、時代劇にSF、そして映画への深い愛。
失礼ながらキャストも金子大地以外はほとんど知>>続きを読む
高評価な中国・香港合作映画。
何度か見た予告編にも惹かれて鑑賞。
出会うはずのない優等生とチンピラって設定は古臭さを感じなくもない。
でもそんなことも忘れるピュアなラブストーリー。
そしてこの作品の>>続きを読む
アカデミー賞脚本賞受賞作、テーマ的に気になり鑑賞。キャッチコピーにある「復讐エンターテイメント」って、確かにそうなんだけど…
ネタバレになるので内容についてはほとんど書けず。後味の良し悪しは観る人に>>続きを読む
『茜色に焼かれる』でコロナ禍に翻弄されながらもたくましく生きようとする人々を描いた石井監督。
今作では(撮影はこちらの方が早かったらしい)日頃歪み合ってる日韓の人々のふとした交流を描いて国境なんて関係>>続きを読む
こちらもノーマークだった青春映画。なかなかの高評価ながら上映館も少なくなり、テアトル梅田も昼1回のみの上映、でも口コミのお陰かほぼ満席。
オール青森ロケの“ご当地映画”としてはりんご(アップルパイ美>>続きを読む
ノーマークだった台湾映画。なかなかの高評価に気になり鑑賞。
ほっこり系と聞いてたけど、いや、なかなかの「想像の斜め上」。
人よりテンポが速い彼女とテンポが遅い彼とのラブコメかなと思ってたら、その“時>>続きを読む
2018年の『search/サーチ』は全てパソコンやスマートフォンの画面のみで展開するという、画期的ながらその話題性だけでなくストーリーもしっかりしていて、観終わったあとぐったり疲れつつも爽快感もあっ>>続きを読む
グロ系は苦手…普段あまり観ない。
でも魅力的なキャストだし、あちこちで見聞きしたFukaseの演技をはじめとしてなかなかの評判にようやく鑑賞。
Fukase、ほんとに初めてなの?て思わせる見事な演技>>続きを読む
豪華な役者陣、中でも今井美樹をスクリーンで観るのは何年ぶり?
今や息子が大活躍中の中野英雄も最初誰かわからなかった。
でも映画サイトの評価は軒並み低評価(映画.comの点数…)。。
決して悪い内容で>>続きを読む
まだ緊急事態宣言下、相変わらず大阪のシネコンは土日休み…
平日仕事終わりに映画館に行く元気はなく、週末に2本の鑑賞もしんどい。。
気になる映画はいろいろあるものの、どこか心に引っ掛からず…な中で出演者>>続きを読む
いつの間にか結構作品を観てる石井裕也監督がコロナ禍で生きる「社会的弱者」を描く…
もう少しヘビーでどんよりした気持ちになる作品かなと思ってたら、良い意味で裏切られた。
コロナだけでなく、辛く理不尽なこ>>続きを読む