あくびさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あくび

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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

普通に良い映画だった。子どもも楽しめるし、ラストも良かった。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

実際にあった事件の映画化。本も読んだけど、胸が苦しくなる。本当に、家族って不条理だと思う。子供にとっては特に。クズ母をここまで演じきった長澤まさみはすごい。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い。役所広司はさすが。松坂桃李は、本当に良い俳優になったと思う。ツナグを観た時の絶望感から、ここまでくるとは。

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.3

とりあえず、色々な事情を抱えた死者(半裸の女性たち)が一心不乱に踊る宴を延々と観る映画。観た人が受けとるべきメッセージはない。踊りのレベルは死者によってまちまち。私は個人的にはこういうムダの極みみたい>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

1.8

村山聖の人生や生き方は素晴らしいと思うし、俳優もすごく良いのに、なんでこんなにつまらない映画になったんだろうか。この内容、この俳優陣でまったく心が動かないってある意味すごい。

ザ・ホワイトタイガー(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

インドの厳しい格差社会の中で、成り上がろうとするストーリーは、爽快でテンポも良くて没頭して観てたけど、最後がひどい…金持ちを殺して金を奪って成り上がりましたって言われても、私は共感できない。ジョーカー>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.3

期待しすぎた分、あら?っとなってしまった。浅いなと思ってしまった。
ストーリーの概要はどちらかと言えば好きなタイプなんだけど、エピソードがいまいち。高校生時代はもうちょっと子供の良い意味でのバカっぽさ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

ずっと観たくて、Netflixで配信開始になってやっと観賞。すごく良かった。
ストーリー、俳優陣、映像、すべて素晴らしい。後世に残る名作だと思う。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.8

良いコメディ映画だった。コシーコシーコシー、ニャニャー!が最高に良かった。

私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.1

表現方法はわりと好きなタイプの映画なんだけど、ストーリーが入って来なかった…メンヘラが強すぎてげんなり…お腹いっぱい。

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.7

すごく能力があっても、学歴や資格や職歴といった分かりやすい指標がないと、そもそも仕事にありつくのが大変な現代社会への皮肉。
女性の良いところ、例えば苦しんでる人に寄り添って話を聞いたり、共感することで
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ウィークエンド・シャッフル(1982年製作の映画)

3.9

色々と尖ってて面白かった。最初から最後まで、今だったらコンプラ的に撮影も上映もできないであろうシーンが満載。泉谷しげるの最後、笑わせに来てたし。台風クラブもそうだけど、スケキヨオマージュは当時の流行だ>>続きを読む

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.6

昔ながらのエンタメコメディ映画で、意外と楽しめた。キャストが豪華。顔面国宝も相変わらずのイケメンぶり。
脚本がきちんと練られてて無駄がない。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.3

ショートであることを忘れるぐらいの傑作。多くの人に観てほしい。

彼女(2021年製作の映画)

2.0

水原希子とさとうほなみは頑張った。水原希子はやっぱり華がある。
廣木監督は女性の描き方が本当にうまい。女優は脱ぐなら廣木監督に撮ってもらうべきってくらい。
しかし、期待しすぎたのもあるのか、話がまった
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

とにかく良い。子供には子供の世界がちゃんとあって、その中で悪さしたり、もがいたりしながら大人になっていく。どんな時代でも。90年代、私にとっても大事な時だった。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.3

なまはげの使い方が秀逸。ストーリーも良かった。
ちょっとした小ネタ(密漁してる時の合図とか、まずいおにぎり、ババヘラアイス売ってる時のカートに乗ってクルクルなど)がいちいち自分にとってはツボだった。
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

2.0

豪華キャストで金かけて作った再現ドラマ。震災や東電の原発事故、現場の人たちが言葉に尽くせない覚悟で戦っていたことは伝わってきたし、心が動かされたが、映画自体は再現VTRだった…

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.9

あの世を呼び出すための恐怖の実験を描いたホラー映画。
実験は非常にシンプルな「心霊体験を語ること」だが、自分自身がこの実験に参加しているような感覚になり、じわじわ怖い。
霊的なものと、政治思想・革命を
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.8

言葉の持つ力を信じた三島由紀夫が若者たちと交わした討論の記録。
まず、若者たちとここまでとことん向き合おうとする大人が、自分を含め、果たして現在いるだろうか。当時、本気で革命が起きそうな空気感があった
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーは面白かったが、映画というより、NHKのドラマだった。演出もドラマっぽくて、ちょっと残念。満州行き前の夫婦の関係性の描写がもうちょっと欲しかった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

映画で描かれている三上は、ぶっきらぼうで社会からはみ出しているが、その真っ直ぐな性格は映画を観る人に好ましい感情を抱かせる。でも、実際に社会の中で彼と対面した時、社会は、社会を構成する一見まっとうに生>>続きを読む

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.3

どんな物語を描こうとも、デヴィッド・リンチ作品はどこまでもデヴィッド・リンチ臭でいっぱい。リンチの凄さに改めてびっくり。
シシー・スペイセクが素晴らしい。最後のリチャード・ファーンズワースとハリー・デ
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.2

とにかく映像が美しい。生きる事の苦悩と素晴らしさが、美しい映像を通して胸に響く。馴染みがないカウボーイの人生を垣間見ることができて、そういう意味でも良かった。
本人たちが本人役で出演している作品とのこ
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羊飼いと風船(2019年製作の映画)

3.6

映像が美しい。たらいの水に映る顔や、水溜まりに逆さまに映る姿など、きれいで物語性の強い映像が印象的だった。
ストーリーも良かった。生まれ変わりを信じる信仰心や、昔ながらの暮らしを続ける羊飼いの日常と、
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.4

ほとんどの人はジョックスやクイーンビーじゃない学生なんだから、共感しやすいと思う。俳優が全体的に期待以上に良かった。カメラひどすぎ。もったいない。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

誤解されやすい人は生きにくい。本人はまったく悪気ないのにね…
ストーリーも俳優も良かったけど、記者が意味不明だった。なんで急に「彼は犯人じゃない!」ってなったり、母の会見見て泣いたりしてるのか…キャラ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.8

普通に良い話、良い映画だった。インド映画感が薄い。本編中、歌と踊りが皆無 でエンディングのみだったのは残念…ただ、エンディングのダンスシーンはインド映画界の映像技術の進歩が垣間見えた。昔のアメリカ映画>>続きを読む

彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

3.2

すごく良い話なんだけど、ちょっと物足りなかった。ファンタジーは好きなんだけど、なんというか夢オチ系の匂いを感じてしまって、自分にはしっくりこなかった。映像も良いんだけど…
矢沢ようこのラスト舞台とエン
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

世界中で起こる色んな事件や問題って、もとを正せば想像力の欠如に起因することが多い。この作品は想像力の大切さを思い出させてくれる。
前半、主人公にまったく感情移入できなくて、どうしたものかと思っていたけ
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モンスター(2003年製作の映画)

4.0

女性では数少ないシリアルキラー、アイリーン・ウォーノスの実話をもとにした映画。
本人の責任が及ばない環境に生まれ落ちて、彼らなりになんとか必死に生きても、助けてくれたり力になってくれる人にも出会えず転
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

2.5

上田慎一郎監督は映画よりテレビに向いてると思う。三谷幸喜になれそうな気がしてだけど、この作品みると、どうかな…頑張ってほしいですが。

ソワレ(2020年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

いろいろと残念。話の設定、特に最初救急車呼ぼうとしてた翔太が、いざタカラが自首すると言ったら、逃げよう!ってなるなど、逃亡に至る心情ってこの映画の中で大事だと思いますが、そういう大事な部分がお粗末だっ>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.3

記憶喪失になった支持率最低の総理大臣の物語。三谷幸喜らしいストーリー展開、キャストで、楽しめた。
20年ぐらい前にやってた、「総理と呼ばないで」ってドラマを思い出して、懐かしくなりました。