小さい喜びと、小さい哀しみ。小さい楽しみと、小さい苦悩。
主演の役所広司のようにフッと微笑んでしまうような、そんな作品。
作中に映される土地に対してあっ、あそこだってわかるくらい東京に住んだんだなあ
スッと心に染み込んでくる情感。強く余韻を残す名画だった。
東京の風景も今とは全然違っていて、むしろ新鮮に映った。
詩のようなセリフ、モノクロの映像美。佇み、街や人間を見下ろす天使の画が強烈な印象を残す。すべては理解できなかったが俺の周りにも天使がいる気がしてきた。
ロボットは言葉を喋らないのに、所作と最低限の声で感情が伝わってきた。便利さに堕ちきった未来の人類描写がおそろしい。
あと途中からモロ2001年オマージュでした。
内容がうっっっっすい。間が悪すぎて引き伸ばしてるようにしか思えない。ただでさえ薄味の出汁をさらに水で薄めてかさ増ししたような作品。画も全然動かなくてまさに紙芝居のよう、アニメを舐めすぎ。
総じて、わざ>>続きを読む
何かを成し遂げなきゃという主人公の焦りにすごく共感した。苦悩と葛藤のシーンがほとんどですごく生々しい。
バンド編成のミュージカル楽曲、かっこよかった。レントを見返したくなった。
小さい頃に友達と過ごした時間って冒険で発見で、ずっと特別なもの。
誰かに憶えてもらえていればその人はずっと生き続ける、という考え方はとても素敵だと思った。
メキシコのユニークな文化を知ることができて、行きたくなった!
とても気持ちの悪い作品だがこのアイデアは正直すごいと思う。初めてこの映画を知った時はその変態アイデアと直接的な言葉を使わずとも露悪的に響くタイトルに衝撃を受けたのを覚えている。
なのでハードルが結構上>>続きを読む
ジェイソン・ボーンへの安心感ハンパない。相変わらずのテンポの良さとキレのあるアクション。三部作全部おもしろい素晴らしいアクション映画シリーズだった。
全てを諦めたような子供たちの表情が切ない。ことさら悲劇的にせず、淡々と困窮していく生活を映し出していたのが良かった。
スポーツ選手による広告の意味を変えたエアジョーダンってとんでもなく革新的だったのだと知った。そして1人の若者に社運を賭けたナイキもすごい。
腹の出たマットデイモンいいな〜
溌剌としたのんの演技が完全にハマっていた。終盤はもうさかなクンに見えてきた。
「好きに勝るものはない」ミー坊の口から発せられるこの言葉の説得力たるや。ミー坊のキラキラと純粋に輝く目が、周りの空気も変え>>続きを読む
CGのクオリティが高くて歌唱シーンが楽しい。ミラベルの境遇を思うと辛すぎるから、家族のために奔走する姿は本当にかっこいいと思った。
ひたむきなジュディが好き。応援したくなる。
偏見を持たず、相手を理解しようとする気持ちを忘れずに生きていこう。
音楽も脚本も素晴らしい。望めば願いが叶うなんて夢物語、というかつてのディズニーとは真逆の新しい“プリンセス”像の呈示が良かった。ニューオリンズを舞台としていて、ジャズやゴスペルといったブラックミュージ>>続きを読む
いわゆるディズニー主人公らしくない人物の視点で描かれている点が斬新だった。現実世界の残酷さを描いていてディズニーにとってかなりの挑戦的な作品だったのではないだろうか。
時系列の織り交ぜがさすが上手いな〜。観客を驚かせるというマジシャンの矜恃に恐ろしさまで感じた。
俺の好きなデヴィッド・フィンチャーだ!
猟奇的なサスペンス作らせたら右に出る人はいないんじゃないの、と個人的に思っている監督の最新作。暗い色調に無機質な音楽(トレント・レズナー&アッティカス・ロス!)>>続きを読む
めくるめくテンポで往年の映画界の栄枯盛衰を感じることができた。ずっとハイテンションでかなり笑えた。かつ、監督の映画愛がストレートな形で溢れ出ていてそれが何よりも印象に残った。
映画館で観たかったなあ!
耽美的なショットや小林武史の音楽など岩井俊二イズムが発揮されていた。テーマは一貫して描いてきた、人との関わり方とその危うさについて。俳優陣もめちゃくちゃ豪華。ただ物語に関しては盛り上がりに欠けフワッと>>続きを読む
怒りと暴力の連鎖を断ち切ることはすごく難しいことだと思う。痛切な話だった。