今日も喉が痛いさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

-

カッとなって相手を従わせる黙らせるねじ伏せる方法は暴力が一番手っ取り早いわけで、それをされて来た側の人間だというのに自分がしてしまった時の自己嫌悪ったらないだろう。暴力の痛み、心の傷の深さは自分が一番>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

FUCKを言わせたら絶品のサミュエルおじいちゃんと男前なのに困り顔が絶品のライアンレイノルズのバディムービー。
コメディ抜きでちゃんとしようと思えば出来るとは思うんですが、クスッと笑えるアクションコメ
>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.8

『キャンディマン』って凄いバカっぽいタイトル(失礼)なのにアート系ホラーだったから少々戸惑いましたけど、ジョーダンピールが脚本でしたのね。オープニングのビル群の逆さまショット印象的で、これは何かの意味>>続きを読む

無頼(2020年製作の映画)

3.9

井筒監督プレゼンツ激動の昭和史。

ヤクザ物というよりかは1人の人間を通して昭和史を描いていて、コッテリ感はなくあっさりです。おどれこらぁ!われぇいてこますぞぉ!とかコテコテのヤクザ映画とは少し違いま
>>続きを読む

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.8

親子3代に渡る認知症介護ホラー!
認知症ホラーといえば『ファーザー』だし俺なら『ファーザー』の方薦めるけども、これも悪くはない。
認知症の脳内を体験するかのような迷宮ウィンチェスターハウス。
人間は瘡
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

うむ、久しぶりに来たね。よく分かんないやつ。
自分なりに考えを巡らせた結果出たのは「灯台はチンポだ!」だけだったのですぐ諦めて[ライトハウス 考察]で検索しましたら[灯台は男根]と品良く書かれてたので
>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.6

なんて楽しい映画なんだ!!
超面白かったなぁ。二回連続で観てしまった。
ネタバレ気にしないで書く方なんだけどこれは言わない方が絶対楽しいので、あそこだけは言いませんが、僕の中でビックリポイントが3つほ
>>続きを読む

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.7

この類いの映画は、この迫り来る死を感じながら自分ならどうすると考えながら観ているが、いつも思うのが一矢報いてやるとイキってしまうのは80年代アクションスター達を見過ぎたのだろうか。現実はそんな甘いもの>>続きを読む

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

-

エドウッドだと知らずに観たんだけど、この時代に女装癖を題材に扱っている時点で凄いんじゃないかと思ったし、確かに途中は破綻しているけど悪夢的な表現はリンチだって似た様なもんだしさ、なにかと下手だとは思う>>続きを読む

226(1989年製作の映画)

3.0

『陽暉楼』で物足りなかったので今度は『226』だ!という事で五社英雄が男を撮るとどんな感じなんだろうと思っていたらどうやら男の裸には興味がないらしい。

五社英雄がなぜこの映画を撮ったか。それは自分と
>>続きを読む

陽暉楼(1983年製作の映画)

3.6

『吉原炎上』に感激したので今度は『陽暉楼』だ!という事で観たんですが、スチームおばさんにハーモニカ吹き過ぎ少年にキャットファイトと楽しいシーンも多々ありましたが、前のめりにとまでは行かなかったです。>>続きを読む

Blink(原題)(2022年製作の映画)

-

お目目映画。これはどうにも出来ない。メンチ切るか白目で同族だよって訴えるくらいしかない。
エクスペンダブルズ4はホラーかしらね。

いちどは行きたい女風呂(1970年製作の映画)

2.5

『いちどは行きたい女風呂』タイトルだけで性犯罪を娯楽として消費している!とお叱りを受けそうですが、この映画は別に女風呂に侵入する為に試行錯誤するような映画じゃないという事だけは一応言っておきますね。女>>続きを読む

吉原炎上(1987年製作の映画)

4.5

「『吉原炎上』とかいうエロい映画が今夜放映されるらしいぞ。」それを耳にした俺はおっぱい目的で小学生の頃に観た。
九重親方が若汐に稽古をつける絡みで、男女がなんかしてるのは見た事あるが女性同士でこんな事
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

暗かったなぁ。画面も暗けりゃ話も暗い、目の下まで暗いブルースウェインは根暗ときた。ストロボが映えてましたね。

バットマン歴2年目ですから、飛び降りるのビビったりしたのは初々しさが出てて良かったんじゃ
>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

-

わたくし恥ずかしながらトーキングヘッズもデイヴットバーンも一切聴いたことなかったのですが、これはスゲェ…と思いましたよ。これ完璧なパフォーマンスちゃいます?くそぉ…全曲知ってたら100倍は楽しめたんだ>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

当時の記憶が蘇りすぎて懐かしさもカッコよさも愛しさも切なさも心強さも篠原涼子も『ストリートファイターⅡ movie』まで思い出した訳だが、同時に思い出したくない様な日々も甦り、思い出補正されてた部分が>>続きを読む

ゴースト・ストーリー(1981年製作の映画)

3.8

最初の犠牲者は長男。裸の女がうつ伏せで寝ている。誰なんだ?お前は一体誰なんだ?酷く冷たい肌。顔をこちらに向けると素晴らしいディックスミスの特殊メイク。驚愕し高層マンションからガラスを突き破りフルチンポ>>続きを読む

(2019年製作の映画)

-

キスが気持ち悪すぎて笑ってしまった。
毎日が苦痛で人生最悪の日であってもキャンバスの前に座り描き続ける。その経験を作品に昇華させるのだ。これはきっと監督自身でもある。知らんけど。

ペンギンズメモリー 幸福物語(1985年製作の映画)

4.1

サントリーのCMで人気になったペンギンを使ったベトナム帰還兵PTSD映画。
当時の時代の空気みたいな物は生まれてないので分からないが、どういった経緯でペンギンのアニメがゴリゴリ社会派の話になったんだろ
>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.0

1日で50年と聞くと非常に恐怖なのだが、映画の平均が120分としてその時間内に一生を描く事って全然あるのでいつも映画でやってる事じゃん?!と気づいて、という事はどういう事なんだ…?と自分でも何が言いた>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.4

ついでに観たよ『惡の華』。
500円ガチャで買っためちゃくちゃ可愛いバックベアードが僕の車にも居ますが、ボードレールの『悪の華』に描いたルドンの絵が元ネタだったんですね。

「うわあぁぁぁぁぁー!!」
>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.3

こんなに笑い声が絶えない映画を観たのは初めてかもしれない。
箸が転んでもおかしいという言葉があるように2人でケタケタ笑う。その笑いは悪魔的で男性たちを誘惑し本気にさせる。彼女たちにとってはゲームだ。男
>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

なんだろねこれね。やはり『恋のデジャヴ』がどうしても頭に浮かびますしベースはそんな話だったような気がします。ですからもう最後はそうしかならないのは決まっているのでそうなるんですね。
ずっとこの日が続け
>>続きを読む

ブラックホール: 知識の境界線に挑む(2020年製作の映画)

-

何年か前にブラックホールの写真が発表され話題になったので見てみると、ん?ピンぼけかな…?と思ったもんだが、このドキュメンタリーを見るととんでもないプロジェクトだったんだなと非常に申し訳ない気持ちでいっ>>続きを読む

炎上する大地(2021年製作の映画)

-

コアラを「絶滅危惧種」に指定というニュースが最近あって、ふーん程度に思ってたけど理由が分かった。山火事は毎年起きているが19-20シーズンに起きた“黒い夏”の森林火災はとんでもない被害だった。日本では>>続きを読む

Seaspiracy 偽りのサステイナブル漁業(2021年製作の映画)

-

え!サーモンって着色されてたの!?ここが俺の一番のビックリポイントだったんだけど、これでさえ様々な意見がある。本当のところはそういう事もあるしそうでない事もある、という話だとは思うがとりあえず食べる気>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

-

ドーピングの効果を試そうとしてたら命を狙われるっていや…おそロシア!!
とりあえずこれを言わなければならないと思ったのだが全然言わなくても良かった気がしている。

もうこんなの観ちゃうとオリンピックっ
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.8

「罪の意識を覚える人は、みな手を挙げて」

この言葉が映画が終わって頭によぎった。これはコートニーラブの言葉なんだけど本で読んだこと以外は覚えてない。だけど二十歳そこらで読んで当時から引っかかってた。
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.3

2021年はヤクザの良作が多かったと言われておりますが『狐狼の血』以外はヤクザはつらいよ…という哀しいお話ですのでそんなに好みじゃないのですが、こちらと比べると『すばらしき世界』の方が良かったです。三>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

-

なぜ総理大臣になれないのかって小川淳也が能力ないからじゃなくて主に代々政治家やって引き継いで地盤ガッチリのポンコツ軍団が日本を仕切ってるからだよね。
地元企業のシャチョさん達と蜜月な関係を作ってそこの
>>続きを読む

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

4.0

1850年代のナポレオン政権下、フランス革命が起こった南仏の美しい農村が舞台で、ジャケはフェルメールを思い起こすかもしれないが映画を観た後はミレーの方が近いんじゃないですかね。

村の男衆はレジスタン
>>続きを読む

ホールド・ザ・ダーク そこにある闇(2018年製作の映画)

4.0

この映画が何を言いたかったのかは不明なのだが突然始まる大乱射大殺戮に胸が高鳴る。この監督の血の噴き出し方とかやっぱ好きだな。首からピュッピュッとかひぇぇぇってなる。
先住民、法が通用しない世界、子殺し
>>続きを読む

バスルーム 裸の2日間(2011年製作の映画)

3.0

スパイダーマン絶賛の嵐に少し疲れたのでエロいやつ観ようと思ったのであった。

割とすぐに脱いじゃうしそのままずっと全裸なんだがなかなかセックスが始まらない。なぜならこの映画は、
バスルームに閉じ込めら
>>続きを読む