ふるたさんの映画レビュー・感想・評価

ふるた

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.3

上演終了間近で、せっかくなので映画館で鑑賞。

ストーリーとしては漫画をベースに、
リョータを中心に少し脚色をした感じで
結構な時間を回想シーンに使っている割に
内容は浅かったかな、、、

あと声優が
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

息をつく暇もないくらい盛り沢山なアクションで、4歳の息子が最後まで飽きずに見れました。

トトロとかトイストーリーみたいな、子供に見せたい定番アニメがひとつ増えました。

ゲームとの相乗効果で売上は凄
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.5

最近韓国映画ばかり観てたせいか、
クオリティの差に愕然。

展開も演出も演技も、
まさにプロが作ったサイコサスペンス映画。

こんなクオリティならどんな内容でも面白いと思う。

悪人伝(2018年製作の映画)

1.6

トーンだけは北野映画っぽいけど、
内容はLINEマンガみたい。

すんごいチープ

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.9

実際の事件をベースにしつつも
ドラマチックな感情表現と
エンタメ的ストーリー展開で
共感や同情をさせながら、
ノンフィクション感でとどめを刺す感じ。

これが完全なフィクションであれば
こんな高い平均
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インセプション(2010年製作の映画)

3.4

設定は面白いけど
インターステラー同様
感情表現とか
核心となる心理や結末が凡庸な
商業的な映画

エヴァの最終作と一緒で
感情表現での共感性と
核心が理解出来る確実性がないと売れないのかな

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

1.8

冤罪テーマをエンタメに消化したような
映画あるある要素のオンパレード

小学校低学年でも分かるような分かりやすさ

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.0

最後までひっぱって
どんでん返しのどんでん返しって感じ。

チェイサーもそうだったけど
感情表現がくどくて感情移入できず。

最近の映画の定番である
どんでん返しと伏線回収と謎残しを詰め込んだ
サスペ
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.4

普通の生活を通して
大人と子供のコントラストが浮かんでくるのが印象的。

身近に起こる死を物憂げに感じる夏休み。

エリセ2の小津8な感じの映画。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.4

女性の生きづらさをテーマにしたフェミニズム映画。

完全な非差別は、完全な自立と完全な理解が必要だと思うので、全員が聖人レベルにならないと達成しないと思う。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.6

不完全で余白が多く残されていたTV版が好きだったので、
こうして全部説明されると
なんだ、そういう感じで考えてたのか、、、ってなっちゃった。

設定や映像表現はどんどん複雑になっているけど、精神性はど
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

思春期の失敗と成功とやるせなさが漂う映画

説明的な要素も少なく
無駄のないシンプルなストーリーで
丁寧に作られていて面白かった。

あえて言うなら先生との精神的な関わりを
もっと深いところまで見たか
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オブリビオン(2013年製作の映画)

1.7

とにかく内容も感情表現もチープ

映像(CG)と、キャスティング面においては
莫大なお金を使ってると思うけど、
とにかく全体的にダサいセンス

たまにこういう映画あるけど
なんのために作ってるのか分か
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Endless Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

3.7

非凡な感性で、破滅的に生き急ぐ青春の映画

鈴木いづみの事はあまり知らないけど、
阿部薫は音の印象まんまな思想と人生

そして町田町蔵はぴったしのキャスティング

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

1.0

だからどーしたって感じの展開の連続
平凡なサイコ感が園子温みたい

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

緻密な演出と感情表現に圧倒されました。
そして後半のエンタメ性と核心を同時に見せてくる流れが面白い。

唯一気になったのは、
リリー・フランキーと安藤サクラと樹木希林の、
過剰過ぎる「自然な演技」がち
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.3

貧困の恨みや狂気をテーマにしつつ
風刺画のように要素を抽象化する事で
感傷的にならずにエンタメ要素やメッセージ性など
すべての要素が中和された
辛くないキムチみたいな感じ。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.8

貧困の連鎖がテーマのドキュメンタリーっぽいフィクション

ドキュメンタリーだった場合は現実を編集する事でプロパガンダ化してしまうというジレンマがあると思うけど、
フィクションの場合は制作者の責任として
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.5

想像してたより面白かった

内容的にはいかにもマイノリティに共感(理解)したつもりになるための映画なので、
障害者や社会的弱者など、本当の意味でのマイノリティが観たら面白いのかな?とも思う

現代のち
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チェイサー(2008年製作の映画)

2.4

猟奇殺人 + 熱血復讐劇

韓国特有の悲愴感がクドい

母なる証明(2009年製作の映画)

1.7

愛や狂気など、すべての要素を記号化して
パズルを組み合わされていくような、
リズム感のある展開で伏線回収などなど。
ちょっとクオリティの高い「世にも奇妙な物語」みたいな感じ。

美大生が好きそうな凡庸
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オアシス(2002年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

障害の重さの違いはあれど
障害者同士の恋愛の話し。

まず演技と演出の凄さで圧倒されたけど
物語の展開はいたってシンプルで
映画黎明期のようなインパクトと誠実さを感じる。

軽度の障害を持つ主人公は
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.1

ソナチネくらいの時の北野作品っぽい雰囲気がいいね

でも全体的に普通かなぁ

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.8

映像も演技も演出もテンポも全部凄いと思った

一般的なドラマの要素をベースに
リアリティと感情が凄く良く表現されていると思う。

でもこの映画も結局は宗教=カルトであり、
「真実の世俗」と「欺瞞の宗教
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

2.2

「耳をすませば」へのオマージュなのかな?

先生の精神的弱さと男の子の生活苦を
前に出した感じが今っぽい

病気も貧困もファンタジーとして消化させて
未経験の信念が共感と感動をエンタメする感じ

キザ
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Avalon アヴァロン(2000年製作の映画)

2.8

タルコフスキー + ブレードランナー + ゲーム + 逆マトリックス って感じの映画

タルコフスキーや小津的な長尺なシーンも、
世界観に厚みを感じないので、
ただただ冗長なシーンだなといった印象
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

1.4

CGは単純に荒い

アクション要素は中途半端で存在価値が無い

法廷は全員が感情的すぎて稚拙で非現実的

感動要素はあるある貧困設定すぎて感情移入できない

どんでん返しでしか価値を見出せない
感動さ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

確信犯なんだろうけど
結局エヴァと比較してみてしまうので
薄まったエヴァにしか見えない

でも、早口でまくし立てるセリフや
白々しい演技やコミカルな演出も
何かしらの意図を考えてしまって
庵野=エヴァ
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.0

子供置き去り事件をベースにしたとは言いつつ、実際の事件とは色々違うらしい。

実際の事件を伝えるというよりも、
子供の目線(主観)での物事の捉え方とか、
感情の動きを表現したかったのか、
そんなに悲し
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

1.6

ほぼヒント無しでトントン推理して
考える間も無くドタバタアクションして
なんだかよくわからないうちにドンデン返し

全体に漂うB級感

ダヴィンチコードの方が面白かった

旅立ちの島唄 ~十五の春~(2013年製作の映画)

1.9

主題歌(BEGIN)が好きだったので鑑賞

沖縄好きのみをターゲットにした青春映画

沖縄系の映画の中ではクオリティ高いほうかと思う(だいたいの沖縄映画はヒドイ)

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.1

ネイティブアメリカンの問題を知らなくても把握出来るような、
シンプルな構成のノンフィクション風映画という感じ

内容が薄いという低評価もあるけど、
これから問題を考える足がかりという事でいいんじゃない
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.8

最近改めて子供と鑑賞

やっぱり宮崎作品ではトトロが一番すごいと思う。

日本の田舎の情緒と自然の魅力と童話的表現と
シュルレアリスム的なファンタジー要素が混然一体となって絶妙なバランスを保っていると
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

トムハンクスのせいか、ゼメキスのせいか、
なんとも良心的なサバイバル系映画。

サバイバル中のシーンも、
これぞリアリティ的なドヤ演出もなく、
生還して生活に戻ったシーンでも、
消費社会に対する嫌悪の
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セッション(2014年製作の映画)

2.0

音楽(芸術)を扱いながら興行収入を得ようとすると、分かりやすさが必要になって、結果的に技術論に向かわざるを得ないって事なのかな。

芸術論に向かいながら興行収入を得るのは無理なんだと思う。

あと、ス
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