ふるたさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ふるた

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影の列車(1997年製作の映画)

3.6

メロドラマとノスタルジーとサスペンスが、
前衛的に表現された感じの映画。

映画黎明期のインパクトと、
前衛的な詩的感覚が同居してる感じ。

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.0

終盤で船の乗客が互いを信じるあう感じが寒いけど、全体的にジョーカーが好演でイイネな感じの映画。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

信念や義理を通す役としての北野武の人物像と、
塩見三省をあの状態で出演させる監督としての北野武の人物像とが同じように感じる。

たけしの独善的な部分と仲間愛も含めて、
昭和の美学を感じる。

映画自体
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宇宙飛行士の医者(2008年製作の映画)

-

世界初の有人宇宙飛行の裏側の、
憂国精神だとか恐怖だとか、
常に虚無感が漂うタルコフスキーっぽい映画

当時のロシアと、歴史をよく知らないので評価不能

勉強不足でした

ある朝スウプは(2003年製作の映画)

3.3

精神病で新興宗教に傾倒しだした彼氏を
支えながらもやめるよう説得する彼女の話し

宗教的幸福 vs 世俗的幸福

純愛映画とは言いつつ、
愛は理解を越えられない的な話しかな。

予算3万で作った自主映
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幻の光(1995年製作の映画)

3.8

不幸だから死んだわけじゃなく
幸福だから生きてるわけじゃない的な映画

幸福の限界と不条理な人生の話し

小津イズムを感じる長尺シーンや、
過剰な暗さはあれど映像が丁寧で美しい

是枝監督初体験だけど
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.4

生活レベルでの快楽と、
ファンタジーの快楽を混ぜたような
快楽主義者のための映画。

メッセージ性とか、意味が生まれないように
ストーリーの配分をギリギリにしてる感じが絶妙。

サブカル進化中

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

3.5

ベルイマン最後の映画らしい

童心とか芸術とか信仰とか人生とか幸福とか

しかし5時間はなげぇ

スパルタンX(1984年製作の映画)

3.1

ストーリー多め
ラストのアクションのキレすごい

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.2

関係図が複雑で、原作読んでないのでわかったようなわかってないような。

演出とかヒリヒリした雰囲気はすごく良いけど、音楽がほぼルパン。

なぜか音楽の評価が高いけど、
大野雄二じゃないほうが良くね?と
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.3

言語と時間を扱った事の面白さはあるものの、
結論として愛とか協力とか理解とかになっちゃうのが残念。

芸術的表現とは違った、
厳かで理知的な雰囲気に誘導するような演出が
インターステラーとかツリーオブ
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レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

2.5

洋画劇場で家族と見た思い出。

大人になってからジャッキー映画を見ると愛国心スゲーなって思う。

だいたい白人が悪者。

GO(2001年製作の映画)

3.1

ベタなセリフや出来事ばっかなんだけど、
展開というか喜怒哀楽のバランスが絶妙。

監督の演出がすごいのか、
脚本のクドカンがすごいのか。

とにかく窪塚はかっこいい。

ダークシティ(1998年製作の映画)

1.6

ちょっとマトリックス的な設定だけどちょっとだけ。

マトリックスとかマッドマックスとかもそうだけど、
この手の映画って、
悪役の住んでる所とか顔とか、
なんでいつも醜くて暗くて怖ぇんだろう。
そして儀
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.6

ちょっと話しが大きすぎる気もするけど面白い。
CG技術が上がったのか、ハイテクアイテムの付加価値が急上昇してる。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.7

綿密に練られたストーリーとアクションで、
前作の名誉挽回といった意地すら感じる完成度

舞台が中国である事も偶然ではなく、
中国(ジョンウー)を辱しめた映画でもある気がする。

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

1.0

シリーズ中で一番の駄作

この監督を起用する事に政治的理由があったとしか思えない。

衝撃的なつまらなさ。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.4

緊張感のあるアクションとサスペンスでいいね

誰が見ても楽しめる安定のハリウッド映画

凶気の桜(2002年製作の映画)

3.1

今さらながら鑑賞

ちょっと分かりやすすぎる展開だけど、
ターゲットは中高校生だったと思うので仕方ない気もする。

青春だね

ヒミズ(2011年製作の映画)

1.0

24時間テレビとか嫌いな人が好きそうな映画

平凡な価値観を持ったビジネス破天荒

パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

他人の夢に侵入し、夢と現実とが混じり合う映画。

脳の認識の問題がメインテーマかな。

でも全体として重いようで軽く、エンターテイメント性の高い攻殻機動隊といった感じ。

想像してたよりオモロかった。

選挙(2006年製作の映画)

3.0

補欠選挙に出馬した人のドキュメンタリー

関係者による村社会的な慣習や、
形式化されたセオリーを強要され、
意思もなく操られるように選挙活動する候補者。

腐敗した前時代的なジジィ達だなと思いつつ、
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.0

マトリックスとインディジョーンズのアクションだけ抜き出した感じ

意味を持たせないストーリーと、
感傷的なシーンが最低限なのがイイネ

バタリアン(1985年製作の映画)

1.9

どうでもいいゾンビと、
見せどころゾンビのクオリティの落差すごい

謎のストリップねぇちゃん

結末は強制終了

でもゾンビ映画作るのは楽しそう

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.5

クレイジーでヤバい奴等ばかり
衝動のまま燃え尽きるように生きる若者達

ヤバいわりには自分のポルノビデオが流れれば恥ずかしいし、子供が死ねば泣く

クレイジーというジャンルの人達が作った、
それくらい
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第七の封印(1956年製作の映画)

3.8

ベルイマンの最高傑作という事で鑑賞

黙示録とか大罪とかペストとか魔女狩りとか。
でもやっぱりメインテーマは神の沈黙なのかな。

思想は普通だけど、
表現が無駄に重い&アート感が残念。

でも映像の綺
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冬の光(1962年製作の映画)

3.8

神の沈黙で不信心で
苦悩してニヒリズムで孤独な映画

映像はベルイマンなのでそりゃ綺麗だけど、
もうちょい価値観が俗界から離れてればなぁ

タルコフスキーが1番好きな映画なんだって

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.1

能年ありきのキャラクターなのか、
原作通りなのか良くわからないけど
声のフィット感はいい感じ

少しだけの不条理を含んだ前向きな人生観
挿入歌と同じく、強調された普通の生活

反戦メッセージは匂わせ程
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オデッセイ(2015年製作の映画)

1.6

火星にひとり取り残された船員の
サバイバル&救出劇

舞台が火星なだけで特に内容は無い

マグダレンの祈り(2002年製作の映画)

3.3

実際に実在していた修道院の、
退廃と欺瞞を描いたセミドキュメントドラマ

精神(2008年製作の映画)

3.6

精神障害者とその治療院のドキュメンタリー

よっぽど障害をかかえてる人のほうが
いろいろなことを考えていると思うし
逆説的に言えば当事者でなければ
考えもしなかった可能性もある

たまたま自信があり、
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.1

細田作品の中では1番面白いと思う

真面目っぽく作ると嫌味が出るから
嫌味を削るにはコメディを入れるしかないのかな

でも非現実と生活とが同じ価値で
ドタバタ感と爽快感がイイネ