このレビューはネタバレを含みます
SFかと思ったら、ほど良く社会問題も織り込んだエンターテイメント。
主人公の行動にそれはダメだろ~と思ったり、マスコミの暴走に気分が悪くなったり。
異質なものに対する偏見、他者への不寛容、自分も陥っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「闇」の話かと思ったら、良い意味で裏切られた。どちらかというと、祈りと救いの物語。
(あ、宗教ではないです)
生き辛さを抱える人々の描写が、とてつもなくリアルで優しい。大なり小なり「擬態」して社会に>>続きを読む
貧困家庭の描き方が日本と違うのはお国柄?
親目線では「ギャー」と発狂したくなるような場面もあるけど、子供達の遊ぶ姿は尊い。
ただ、夢の国や魔法では何も解決しないのですよ。残念ながら。
11歳……ソフィはちょっと大人過ぎる、そして可愛過ぎる。13歳くらいのイメージかな?(あくまで個人の感想です)
31歳……カラムは逆に子供過ぎる、そしてナイーブ過ぎる。だから家族と別居なのか?(あくま>>続きを読む
セリフの少ない淡々とした映画と聞いたので、寝てしまったらどうしよう、と思いながら映画館へ。でも心配ご無用、画面から目を離せなくなるような映画でした。
単調な繰り返しにも見える毎日、実際には撮り溜めて>>続きを読む
美しい映像と、ヒリヒリ痛くなるような会話。
当時としては完成度の高い作品なのだろうと思いますが、若い頃に気狂いピエロや勝手にしやがれを観た時のような衝撃を感じられないのは、自分が年を取って鈍くなってし>>続きを読む
ダリオアルジェントなので「やめて~」と心の中で叫んでしまうような、ある意味ホラー要素?もありますが……
多くの人がいつかは直面する老い。自分の老後や親の行く末を考えてしまいました。
それにしても、>>続きを読む
当時の高い印刷技術、版画の技法、複製しようとする現代の版元に彫師、摺師さん、現代美術作家から海外コレクター等々、ドキュメンタリーとして見応えのある作品。
イザベルアジャーニのポゼッションに触れている>>続きを読む
ジェラールフィリップの主演作品では一番好き。悲しい物語ではあるが、寂しげに佇む彼をずっと視ていたい……
分かりやすい社会派ドラマを意図したものか、
分かりやすい闇を抱える登場人物を周りに配置した結果、誰にも共感できないという、狙い過ぎ映画。もっと「彼」の闇を見たい……。