すすきのさんの映画レビュー・感想・評価

すすきの

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サイクロンZ(1988年製作の映画)

3.6

ドラマパートは正直冗長でイマイチだったけど、この3人のアクションはやっぱり秀逸。

ベニー・ユキーデの顔面が怖いというか気持ち悪いというか。メイクのせい?

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督で本当に良かった。同じ題材と尺で違う描き方だったら、観続けられる自信がない。
3時間ずっと頭と心がかき乱される一方で、要所要所でしっかり惹きつけられる映像と音。

原爆被害に関する描写の有
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章(2014年製作の映画)

3.2

ある意味9話がイングラムの次に凝った作り込みをしてると思う。アニメでも押井脚本だったっけか。

でも流石に人間性クズ過ぎませんかね…。

THE NEXT GENERATION パトレイバー 第1章(2014年製作の映画)

3.0

実写云々の前になぜ隊服がCBとか茶色系なんだ…。

イングラムのジャッキアップ、当時は何とも思ってなかったけど、今はめちゃくちゃ見たい。

WXIII 機動警察パトレイバー(2001年製作の映画)

3.8

00年代のパトレイバーだ!と思って期待して観たら、別ジャンルの至極真面目なSFだった。

アニメやOVAでも似たようなネタをやってたしこれはこれで。でもやっぱりちょっと薄味…。

DATテープが出てき
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.6

1作目には及ばずとも、ロボコップが正義を貫き通すという筋書きで大分観やすい気がする。

子ども心にラストの新ガジェットは印象的だった一方で、冗談みたいな設定の敵キャラは何故か全く覚えていなかった。アイ
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.3

小さい頃とはいえ何度か観たはずなのに全く記憶になかった第2作目。

試作機のメカデザイン、訳が分からないくらいショボくて笑う。オムニ社がデザイナークビにしたんか。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

3.8

話自体は前作と違った面白さがあるけど、レイバーである必要があったのかはうーん…。多分そこら辺は散々OVAとかでやったんだろうけど。

自衛隊機の名前を聞いて驚いたけど、よくよく調べたらこの頃から普通に
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.9

初めてのパトレイバー。良い意味で泥臭く人間臭いSFアニメとして十二分に楽しめた。

さらっと描かれてたけど、すぐに割れる風防とヘッドギアだけじゃちょっと心もとないような。あと人力リロードてお前…。

地獄のヒーロー(1984年製作の映画)

3.3

コマンドーやランボーを混ぜて薄味にした感が否めないけど、チャック・ノリスが相変わらず渋いからこれでいいのだ。

敵に背後から忍び寄ってすぐに拘束ではなく、めちゃくちゃ地味な足払いから入るところが良い。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

エマ・ストーン120%

足りないなりに人間としての生を素直に全うする姿勢と、環境や状況に応じて折り合いを付けていくところは見習いたい。

初見では消化しきれない美術と衣装。もう一度じっくり観たい。
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.7

ブラックさが癖になる怪作。
主人公の佇まいと変な脇役にちょっとデビッド・リンチっぽさも感じるけど、終わり方がキレイすぎるのが余計に恐ろしい。

ティム・ロビンスの目がイッちゃっててとても良い。
カメオ
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.6

小さい頃8ミリに録画したやつを何故か何度も観ていた記憶。

改めて観ると画質の違いも相まってか、緑の奴らがただただ気持ち悪い。未だにアメリカ雑貨の店で見かけるとちょっとビクッとなる。

ヒロインとギズ
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.4

教材っぽいなと思ったらやっぱり人の依頼で作った作品か。
確かに表現が直接的な感は否めないけど、社会を遊園地に置き換えるセンスよ。

色が浅いところを見るに恐らく褪色が進んだフィルムからレストアしたんだ
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.9

皆プロフェショナルな映画はやっぱり良い。
迷彩柄のCAR-15が渋い。

デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

3.8

チャック・ノリスが麻薬カルテルを身一つでボコボコにする映画。
武術家だからやっぱり白兵戦やらせたほうが様になる。

タイトルに引っ張られて凡庸になってしまった前作だけど、良くも悪くもワンマンアーミーに
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スターリングラード(1993年製作の映画)

3.9

ドイツが本気で作ったであろうスターリングラード。
『戦争のはらわた』が少し優しく思えるぐらい容赦のない描き方で一気に引き込まれた。

市街地や雪原での戦闘から極限状態で人間が狂っていく様まで、戦争映画
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画の始まりと終わりでキレイに収束していく作品(うまく言い表せない)がツボなのでそれだけで3.5。

トビー・ジョーンズが出てきて驚いたけど、各種要素や温度感はやっぱりケリー・ライカート作品。
強く引
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トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)

3.6

初めて1本ちゃんと観た。荒々しい寅さん。
人情、アクション、カーチェイスがテンポよく組み合わさっていて意外とすんなり観られた。

もうドライブインは流石に絶滅したよな…地方にはあるんだろうか。
桃次郎
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宇宙大戦争(1959年製作の映画)

3.4

伊福部昭のマーチの安定感よ。

ストーリーはゴリ押しの感が否めないけど、特撮の細部のギミックや破壊描写は流石円谷といったところ。
爆破じゃない建物の崩壊はどうやったのかとても気になる。

昭和特撮、ホ
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.5

巨大ロボはもちろん、メーサー車の原型のような兵器まで、興味深いメカの連続で目が離せなかった。
ミステリアン周りの造形も何だか不思議な世界観で面白い。頭はだるま?

平成にスーパーメカとして再登場したあ
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.6

適当に流してたら結局最後まで観てしまった。
NGシーン集のジャッキーの笑顔からしか得られない栄養がある、多分。

本当の意味で何にも考えずにテレビにかじりついてた頃を思い出して少し虚しくなった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

クラシックの知識なんて皆無だから不安しかなかったけどそんなことは杞憂だった。
プロフェッショナルを描く映画はやっぱりいい。

リディア・ターというキャラクターが魅力的でずっと引き込まれてしまったし、何
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.9

20年以上振りくらいに。
途中で入るどうでもいいCMとか結構覚えているところがあって自分でも驚いた。

火薬や血糊、特殊メイク増し増しの内容で面食らったけど、監督の名前を見て納得。この監督も相当な変態
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.2

リー・マーヴィンとチャック・ノリスの共演は熱いけど、どうしても謎バイクと軽快で単調なBGMが終始気になって仕方がなかった。

時代とはいえMini UZIがこんなに出てくる映画はこの作品ぐらいだろう。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

終始牧歌的な映像なのに、持つものと持たざるものの心理的な溝がリアルで胸にくるものがあった。

向こうの国にも温泉行こうぜみたいなノリとか秘湯みたいな場所があるのに驚き。

喜劇王(1999年製作の映画)

3.1

今回もやっぱりダメ男だけどアクションの動きがしっかりキマってるのは流石チャウ・シンチー。
音楽がまさに90年代な感じで何となく懐かしいと思ったら日本人なのか。

脇役の身振りやネタの振り幅にクセがあり
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

3.8

怪獣映画らしからぬ屋内での迫力の殴り合い。
京都駅というチョイスが素晴らしいけど、絶対に作るの大変だったろうな…。

劇中の被害に比例して、自衛隊成分も増し増しになってる気が。
64式がしっかり出てく
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.9

小さい頃はトラウマでしかなかったけど、改めて観ると作り込みや火薬量等々、平成特撮の名作だなぁと。佐藤二朗出てたんか…。

盛り上がるシーンなのにバックのあの名曲のせいで余計なノイズが脳内に…。

EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2021年製作の映画)

3.6

結局またその終わり方か…。

鑑賞者側の記憶と理解力が残念なのも否めないけど、やりたいことを詰め込みすぎて過積載になってる気が。
映画や他のロボアニメのオマージュっぽいのもあったけど気のせい?

BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

3.9

ベルーシの生き様や魅力はもちろん、SNL周辺のメンバーの貴重な証言が詰まった濃密なドキュメンタリー。

バニシング・ポイントみたいな人生。
享年33歳はあまりにも若すぎる。

ダン・エイクロイドとは本
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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984年製作の映画)

3.4

80年代の名俳優が勢揃いと聞いて。
SFの体は成してるけど、コメディ的には笑いどころが全く分からず観る側が試される迷作。
美術やセットの謎の作り込みは好感を持てる。

飄々としたアクションや後ろの電子
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サハラ戦車隊(1943年製作の映画)

3.7

動くM3リーの実車が観られる秀作。
戦場の過酷さと戦争映画的な面白さのバランスも丁度よい。

久しぶりにプラモ作りたいなぁ。

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