【スーパー父リターンズ】
U-NEXTにて。久しぶりにサッと再見。
1980年当時に制作中断した版を、26年後に完成させたもので、こちらが本来の形に近い筈ですが、公開されたリチャード・レスター版に>>続きを読む
【歴史のやさしい刻み方】
アマプラにて。2023年のTAAFで長編グランプリを受賞したフランス製パペットアニメ。
監督の私的な振り返り。要は、究極の“うちの祖父母自慢”。しかし、家族を史実の中に置>>続きを読む
【肉欲の鍵盤】
何度も見ているが、やはり劇場で堪能したく…。でも4Kの恩恵は感じなかったな。むしろ、初見と同じ劇場なのに映像がボケた印象。一方、音は、当時の技術ではやはり浅かったんだね…と気づきしみ>>続きを読む
【恋は遠い日の花火、としておこう】
迷ったが、劇場に行って正解だった。素晴らしさが淡々と積み上がってゆく映画だった。
おもしろいアジア系女性監督がまた登場したな、と嬉しくなった。
自伝を元に、出>>続きを読む
【太陽に近すぎる村】
U-NEXTにて。ひどい干ばつの影響で過疎化が進む、マハーラーシュトラ州・アーガスワディ村の惨状をスケッチした、2018年の短編ドキュメンタリー。
余所者には一見、美しい遠景>>続きを読む
【モハベ砂漠でちんこ勝負】
U-NEXTにて。大評判となったTVムービーで、スピルバーグの出世作ですね。
テクニカルには良く出来ていて、いまだに感心しますが、現実的な恐怖感としては、時代が変わりす>>続きを読む
【愉しい牢獄ラップ】
U-NEXTにて。2021年作、3分の短編アニメ。
正統派自主映画という味わい。この乱暴さは好きですが、乱暴さゆえ、どこか停滞感のある仕上がり。
自室がまさに、水槽のように>>続きを読む
【書き割り50's】
U-NEXTにて。けっこう好きで、再見したいと思っていた。
50's白黒テレビの、規範的ゆえ楽天的なホームドラマ…という架空の現実に迷い込んだ、現代(1998年)の高校生兄弟>>続きを読む
【それぞれの薪となる歌】
U-NEXTにて。コロナ禍で劇場公開が混乱して以降、気になっていたが、機会をのがしていた。
あの騒動以降、ここで撮られた現地の様子も変わっただろうに…と思いつつ、そこそこ>>続きを読む
【ブリーフと“らしさ”】
U-NEXTで出てきた短いパンツコメディ。これは完全に自主映画なのかな?
致し方なくもあるが、子供の棒演技は絶望的。それを避けるため、脚本や演出でうまく誤魔化すものだろう>>続きを読む
【パトカーは続くよどこまでも】
U-NEXTにて。スピルバーグの劇場用映画第一作を、久しぶりに再見、その巧さに改めて驚く。さすがに、脚本の残念感は幾つもある一方、根っから、映像で的確に語ることをわか>>続きを読む
【しかし虎の数だけ狩人が要る】
Netflixにて。ようやく日本語字幕がついたので見てみると、必見と言っていいドキュメンタリーでした。
インドでは“20分に1度”起きているレイプ犯罪。本作はジャー>>続きを読む
【踊り食い、巨大盛りで】
U-NEXTにて。コレ子供のころ“●●が人を襲う映画”流行りだった時、劇場で見ちゃったやつ。
売りの“トレンブルサウンド”はどこがトレンブるんだか謎でしたが、子供心には、>>続きを読む
【食い詰めてマンイーター】
Netflixにて。後回しにしていたが、ジェニファー・ローレンスが“安心してください履いてません”をヤルなら見ておかないとね。
男女逆ならこの話、成り立つの?に始まる、>>続きを読む
【よもやま足らず】
U-NEXTにて。2021年の、3分の短編アニメ。
痒いところに手が届かないような可笑しみを、とりとめなく描くのが持ち味のようで、その感覚は心地よいのですが、四方山な短編集とい>>続きを読む
【いもうと萌え過ぎ城】
U-NEXTにて。コーマン門下時の、ソフィアとーちゃん初期作を初見。『ヤングレーサー』アイルランドロケに(ポンコツ)録音技師として参加したコッポラ。撮了後そのまま残って、残っ>>続きを読む
【赤ちゃんプレイヤーズ】
U-NEXTにて。『マリリンとアインシュタイン』からのニコロー繋がりで。これは劇場公開時にみて、茫洋とした思い出が…。
自分の中に潜む“子ども”を飼い馴らせない大人たちが>>続きを読む
【暗闇にいれば安全だ】
U-NEXTにて。スラッシャーを見慣れスレてた若い頃…の初見では、本作の凄みがわからなかった。凶器しょぼ、とか思ったり。でもその凶器は改めて見直すと…100均で売っててもおか>>続きを読む
【Boop Boop Bee Bomb!】
ずっと見たかったが、最近、劇場公開された時に行けず…が、U-NEXTで見つけた。
う〜ん…楽しかったが、腹八分目。肝心なところで目を逸らした映画に思えた>>続きを読む
【ファーストクラスの走馬灯】
U-NEXTで出てきたので。
そういえば、初期サイレント映画時代のルノワールはまるで見ていなかったので、よい機会でした。
美術の面から見れば、当時としてはエンタメ大>>続きを読む
【私はそれを裁かない】
U-NEXTにて。『コール・ジェーン』の後に存在を知り、見てみたHBO製ドキュメンタリー。
2022年、本作の完成後に、アメリカでは再度、人工妊娠中絶権が違憲とされてしまっ>>続きを読む
【主婦ジョイがしたこと】
『キャロル』の女性脚本家による監督作品なので、何かありそうとの期待から劇場に行くと…ありました。置き方が正しいかは別として、マイルストーンとなるべきものを置いたことに、意義>>続きを読む
【声の翼】
アマオリ・ヒンディー新作。インド独立の闘士、ウシャ・メータの伝記“風”映画。引き込まれ、とても共感できる物語ですが…もっさりする展開・演出でだいぶ、損していますね。
しかし、ウシャさん>>続きを読む
【眺めるだけで彷徨えない】
U-NEXTにて。2020年作、12分の短編アニメ。
作者・辻敬太さんの近況は知りませんが、本作は、武蔵美の学生時代に作ったものなのですね。
家を飛び出した男の子が夜>>続きを読む
【超人となれぬ変人は廃人となる】
U-NEXTにて。キチンと見るのは三回目かな?前回が一番、発見があって楽しかったような。
映画の包みとしては俳優の艶が香り、惹かれてある程度そこから入れる。しかし>>続きを読む
【Ticket To Lie】
U-NEXTにて。無味なタイトル通り、ビートルズとインドに関し、基礎知識を得るにはお手頃でした。
彼らがインドに行きマハリシ・サギいやヨギに弟子入りしたが幻滅…早期>>続きを読む
【アラキスのロレンス】
さほど興味なかったものの、ある評を読んだら現代風アレンジが面白そうに思えたので、割引が効く日に行ってみた。前作はIMAXだったが、期待ほどの画ではなかったので、今回は通常版に>>続きを読む
【ローマの厄日】
U-NEXTにて。20歳のアメリカ娘がローマの叔母を訪ねるが…事件に巻き込まれ、孤立もしてさあタイヘン!てお話。初見でヒロインが印象的だった記憶はあるが、物語はよく覚えていなかった>>続きを読む
【もしも昭和の学生が『傷物語』を作ったら】
U-NEXTにて。2022年作、12分の短編アニメ。
作者は実写の動きをトレースするロトスコープに拘っているらしい。ご本人のコメントに依ると“ロトスコー>>続きを読む
【ティム・バートンの霊界ダメだこりゃ】
U-NEXTにて。公開時はもっと面白かった記憶があるが、さすがにもう賞味期限キレかな。
『バットマン』へと離陸するティム・バートンの出世作だが、彼は特異なゴ>>続きを読む
【バカ殿は誰だ?】
U-NEXTにて。これも久しぶりに再見したが、こんなにスゴイ映画だったか!?と驚きました。
1953年公開の『やぶにらみの暴君』を基としているので、いま見れば技術的なトホホは当>>続きを読む
【出口のない食道】
グリーナウェイがいま回顧上映されているが、とりあえずU-NEXTでこれだけ出てきたので、回顧してみた。
記憶にあるものより…今回は退屈だった。だいたい思い出せた後は、1.8倍速>>続きを読む
【お姫さまだっこで、ぽい!】
Netflix新作。イヴリン・スカイのファンタジー小説を映画化したものらしい。古めかしい設定の窓を少し開け、現代の風が吹き込んでいるのが見所でした。話を概ね把握できたら>>続きを読む
【子供たらしのエマニエル】
アマプラ見放題にて。アメリカに渡ったエマニエル夫人が、15歳の少年に堂々と淫行するお話。
この時代だから表現できたもので、さすがに結合描写はないものの、その直前までは忖>>続きを読む
【かわいいけど息苦しい】
U-NEXTにて。2021年の、15分の短編アニメ。
作者の石舘波子さんは、スタジオコロリドでの『ペンギン・ハイウェイ』現場経験等を重ねた後、藝大の大学院に進み本作をつく>>続きを読む
【どこでもHere】
これは、得難い体験でした。高得点をつけて熱く盛り上がる映画じゃないが、点数つけるとなると、やっぱりこれくらいになってしまう。
まず極々さりげなく、主人公のアイデンティティ・ク>>続きを読む