【喪の仕事の次は得の仕事】
U-NEXTにて。エイドリアン・シェリーを悼み、讃えるHBO製ドキュメンタリー。
何故2021年に作られたのかはわかりませんが、夫にとっては、そこまでの時間が必要だった>>続きを読む
【デ・パルマ秘宝館】
U-NEXTにて。初見は新宿の名画座だったが、濃密なのに呆気ない、隙間多きハッタリ映画だと思った。
が、デ・パルマがそもそもハッタリ屋…というか、映像に溺れ脅かしに走る病を持>>続きを読む
【May the Farce be with you】
U-NEXTにて。ちゃんと見たのはたぶん初めて。予想外にオモロくてだはは、ハイパースペース突入辺りからバカも加速し、何度も爆笑してしまった!>>続きを読む
【遥かなる宇宙で、痴話ゲンカ】
Netflix新作。タイトルからして期待できないと思ったが、キャリー・マリガン、イザベラ・ロッセリーニ、レナ・オリンと揃ったなら、取り敢えずは見なきゃと。
みみっち>>続きを読む
【カメラかごめかごめ】
アマプラ見放題にて。これは最近、劇場公開されていましたね。
1971 年にアイルランドのウィックロー(“歯のない人の教会”の意)州、雲天の中で撮られた、緑と水豊かな山地で巻>>続きを読む
【スズメがタカになる】
2020年のタミル語映画ですが、これは劇場行く価値アリ!よかったです。
インド初の格安航空会社を実現させた、ゴーピーナート大尉の実話を元に、堂々かつ真摯にメロドラマ化。甘い>>続きを読む
【北風を吐く家】
U-NEXTにて再見。初公開から随分後になって見て…その時は、日本らしい暴走映画だと思った。
改めて再会し、すごい勢いが記録され、確かにマイルストーンだと感心した。かなり歪な“濁>>続きを読む
【吸血鬼すぐ死なない】
U-NEXTで久々の再会。公開時に劇場で体験し、確かにテクニカルな驚きはあった。3DCGとの融合と、生々しい音。しかし眼と耳がへぇ〜と感じて終わっちゃった。“要は●●の映画だ>>続きを読む
【女だから飛ぶ!…しかなかった】
アマプラ見放題にて再見。最近4K版が公開されたが、確かにロケや映像の魅力も大きいけれど本作の肝は、脚本と女優力ではと。だから劣化したフィルムに依る配信でも、魅力は充>>続きを読む
【お肉増量バレット・バレエ】
マシュー・ヴォーンの新作ならそうハズレないだろうし、好きだったブライス・ダラス・ハワードの皮下脂肪の行方がとても気になっていたので、劇場ゆきました。
てっきり『ザ・ロ>>続きを読む
【赦したくなるナルシシズム】
最近リバイバル上映されたが行けず、U-NEXTで見つけて割とホクホク、再見した。
明らかにナルシシストが作った映画で、エンディングなどその極致だが、巧さがあり、作り手>>続きを読む
【穿いていても安心できぬ裸の王様】
『カルロス・ゴーン 最後のフライト』がまぁ面白かったので、併せてサクッと見てみた。その翌年リリースだが、こちらももう、二年前の昔となったNetflixドキュメンタ>>続きを読む
【コストカッターがリスクカットされるまで】
ある評を読んで興味が湧き、今さら三年前のドキュメンタリーだが、U-NEXTにてサクッと。
翌年の『逃亡者 カルロス・ゴーン 数奇な人生』と併せサクッたの>>続きを読む
【ラ・ラ・ランドで踊るひと】
これも気になっていたが、U-NEXTにあると知ったので。
イサドラ・ダンカンを振り返るよい機会になったが、映画単体ではあまり、感心できず。
作り手が、彼女の人生ネガ>>続きを読む
【地獄で地獄】
最後でテーマが鮮やかに着地して、心に手応えありました。
元のタミル版は未見。が、このヒンディー版への変換時、表現揺れが混じったような印象は受けた。
はじめ各種情報が揃ってゆく段で>>続きを読む
【眼鏡をかけて眼鏡を探し疲れる】
迷ったが、この監督新作なら見ておこうと行ってきた。
…途中で飽きた。
例えば、眼鏡をかけているのに眼鏡を探してしまうことって稀にwあるが、気づかないその人を少し>>続きを読む
【森も冷えてゆく】
公開時に確か、PARCOスペース・パート3で見た。再見の機会を逃していたが、漸くU-NEXTで再会。
18世紀の飢饉を背景に現れた義賊「運玉義留」の民話が、1969年、返還直前>>続きを読む
【チャイルディッシュゾーン/幼児化体験】
U-NEXTで見つけ、懐い!の思いだけで再見。公開時、大御所による短編四本立てなのに薄いなー、と感じた記憶が蘇り、それからはほぼ倍速で確認。で、やはりマトモ>>続きを読む
【マブリー徒歩でマッドマックス】
Netflixコリアン新作。(精神的)前作にあたる『コンクリート・ユートピア』は未見だが無問題だね。コレって要は、エクスプロイテーション映画だから単体で充分。現代版>>続きを読む
【過炊の夢】
アマプラ見放題にて久々に。
六割方面白くて、他はさすがに賞味期限切れかなと。この時点で、良くも悪くも押井印が刻まれていたのには感心したけれど。
世では漫画原作改変問題が炎上中ですが>>続きを読む
【不二子が世界を救う】
U-NEXTにて。映画館が入替制でなかった初公開時、日比谷で続けて、二度見した。夢中で引き込まれたというより、見やすく心地よかった記憶が。
子供ながらTV第二期に失望してい>>続きを読む
【アートよりハト】
渡航等のため劇場には行けず、たまたまU-NEXTがしばし無料で使えることになり、早速見てみた。
…唯一無二のライカート時間健在!ここに浸るだけで心地よい映画体験となるね。
そ>>続きを読む
【となりのカオス】
アマプラ見放題にて。久しぶりに見たが、また以前と違った興味が湧き、深くはないが底なし…みたいな感覚に惑わされた。
林業のまち。切り倒した年輪の奥に巣食う蟲…のような者たち。>>続きを読む
【タマンナーヅカ】
コレも先日、海外渡航先のNetflixで見られたインドな一本。が、見たとは言えぬレベル。とはいえ残しておきたく点数なしの暫定投稿しておきます。
コレも早口トークなコメディ。英語>>続きを読む
【備長炭に死す】
Netflix新作台湾映画。キービジュの女性に既視感と思ったら…木嶋佳苗が元ネタなのね。しかも監督が、アニメ『幸福路のチー』のソン・シンインだと知り、二度びっくり。
でも、あの人>>続きを読む
【鞭の味】
自宅発掘DVD再見にて。
一時イタホラを追いかけて、マリオ・バーヴァも続けて見たものでしたが、本作はとにかく、カラー撮影の滋味に浸る映画ですね。撮影出身監督のスキルが、遺憾なく発揮され>>続きを読む
【Report with fire】
Netflixヒンディー新作。シャールクの会社製。
タイトルの意味を調べず見始めたが、途中でわかるので無問題。むしろ知らない方がいい。
インドな誇張演出は抑>>続きを読む
【顔のある柵】
シュヴァちゃん初期の、アニメ無し直球ナラティヴな短編だが、行間、というか映像を読むつくりですね。
原作タイトルは“生垣”だそうな。見た目直球でいいのに、映画では変えたのがフシギ。一>>続きを読む
【死女の羽衣】
自宅発掘DVD再見にて。
70年代、斜陽化する怪奇映画の老舗ハマー・フィルムが、エロ増しで再起を狙った一本。日本でも日活が、本作の翌年ロマンポルノを始めたというシンクエロニシティ。>>続きを読む
【顔出しで台無し】
コレも先日、海外にいた時にNetflixで見られたインドな一本。…とはいえ、見たとは言えないレベル…。
基本が早口トークなコメディで、英語字幕ではついていけず…で、ダメだコリャ>>続きを読む
【壁士壁に埋もれる】
自宅発掘DVD再見にて。
基となった"The Wall”は、2枚組アルバムとしては世界で最も売れたそうだ。え、こんな陰気なんが!と改めて驚く。
70年代、ディストピア映画も>>続きを読む
【はだかの神様】
コレも先日、海外にいた時にNetflixで見られたインドな一本。やっぱり英語字幕には置いて行かれたが…やっぱり画だけでも殆どわかる。これはスターシステム映画のよいところだよね!ww>>続きを読む
【籠の外へ囚女】
日本に帰国して久しぶりに劇場へ。振り返ると、ランティモス監督は『籠の中の乙女』以来だ。
物語的には…半分くらいかな、退屈でした。わかっていることを今さら執拗に語られても…と感じる>>続きを読む
【“王制”ボリウットンデモアクション】
先日帰国しました。コレは海外にいた時、時間ができNetflix開き、見られた一本。英語字幕には置いて行かれたものの…画だけでも殆どわかるのは流石、大衆向けビッ>>続きを読む
【アイ・アム・ユア・マザー】
アマプラ見放題にて。気になっていたが、後回しになっちゃった。
甘いが、それは控えめで、よかった。肩肘張らずに堪能できる、史実を元とした女たちのバトルムービー。これ、劇>>続きを読む
【パンチとジュディでバトロワる】
憎み会うふたり。第一作のシュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏を、人形に変え反復か。
原題“Rakvičkárna”は邦題通りらしいが、英題は“Punch and >>続きを読む