すさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.0

丁寧なドキュメンタリー。
ショーごとに章立てがされていて、彼のショーが人生そのものを表していると伝わった。

自分を出せないのも辛いけど、自分を表現し続ける辛さ。

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カンニングさせてほしいと頼む人も、カンニングで稼ぐ人も、カンニングを暴く人も、全員に愛すべきところがある善人って感じがした。
バンクが捕まった後の追及も甘いし。

格差は確かにあるけど、お金持ちも貧乏
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

タイムイズマネーかつライフゲージ!

考えさせられるというよりは、スリルを楽しむアクション映画。

セノーテ(2019年製作の映画)

3.7

メキシコの各地にあるセノーテと呼ばれる泉。地元の人々にとっては貴重な水源であると同時に神聖なものとして畏れられている。古代マヤ文明では生贄が捧げられていたという。

水中の映像から始まり、生贄にされた
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大コメ騒動(2019年製作の映画)

4.0

ほぼ全編ごりごりの富山弁!私は一応富山在住なので何となくは理解できたけど普通の人はよく分からないところいっぱいなのでは…
それだけリアルな人間模様を描くことを重視したのかな。
逆に富山の人は方言に違和
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

学校の授業で音読するシーンがたくさん。子供たちが読む内容が哲学的で、アデルのことを暗示してるようで詩的だった。
「一目惚れ」とか「幼さとの決別」とか。

原題は「アデルの人生」という意味らしいけど、運
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

切ない音楽がずっと耳に残る。

ひとつだけ残念なのは日本語字幕があんまり好きじゃなかった…
weirdoをキモ男って訳してたり。
「変なやつ」って結構愛がある言葉だと思うけどな。

字幕なしでも全部聞
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

本編から引き続き、美しいアニメーションと胸にぐっと来るストーリーでした。

特に印象に残った絵は、冒頭ヴァイオレットが列車に乗っているシーンの外の景色。
実際に自分がいつか見た景色と重なるような感覚に
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観てつらくなったけど観て良かった。

つらみ①
優作たちが知ってしまった、関東軍による満州での細菌兵器の開発と使用。
記録フィルムは実際のもの?っていうリアルさで歴史の授業を思い出した。
今は仕事、勉
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

興行収入1位も納得…!敵味方ともにキャラクターの魅力がすごい。
アニメの鬼たちの死際の回想シーンが好きなんだけど、えんむの過去は謎だから想像して楽しんだ。(映画特典の書き下ろしに少しだけ書いてあったけ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

伏線をいろいろ探しながら観たけど、やっぱり騙された!自分も騙されてるのにすかっとした!
いっしょに観た人と「あそこ気づいてた?」と話すのも楽しいので、誰かと観にいくのがおすすめ。
とことんエンターテイ
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リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

3.0

日本版のリトルフォレストを観ていて、こちらも気になったので、同じ人誘って観にいった。

観終わったあとの第一声は「あーお腹すいた!」
すぐにごはんを食べに行ったのは無論のこと。

日本版が二作に分かれ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.8

お父さんと墓参り帰りに鑑賞。笑

こんなに観客が堂々と映画中に声出して笑っているのは日本で初めてみた。
池袋ユーザーかつ埼玉勤務の身としては、クスッとなるネタが満載!
でも、逆にネタが分からないと面白
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「愛ってなんだ?とか思っちゃったんですよね」「…愛がなんだ!」

恋愛ってお互いに何となく惹かれあって相思相愛、っていうハッピーなケースがもちろん理想だけど、追う側と追われる(のを楽しんでいる)側にな
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.0

映画上映後、「mirror」の竹内監督とキャストの手島実優さんのトークも聞けた!

15本の短編の中で、好きな作品と苦手な作品はどうしてもあったけど、ラストで流れた「離れ離れの花々へ」では少し涙が出そ
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