すずきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

すずき

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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

泣きそうに笑うのが見てて苦しかった。納得の始まりとまとめ。妄想と現実がわからなくなることとか、なんのせいにもしなくなってから覚醒していくことが苦しい。最後の暴動で、蘇った神みたいになったジョーカーに鳥>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.1

あらすじとタイトルを人から聞いたときは秀逸だな〜と思った。
実際は皮肉になりきれていない、おちょくりが多い。こうすればいいんでしょ?みたいな音楽と映像と小ネタの使い方で、投げやり。なんだけどあまりにも
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

自分の力ではどうにもならないことって差別以外にもたくさんあって、そういう自分にとっての壁とどう向き合うかという普遍的でポジティブないい映画だった。どう違うのかじゃなくて、どう同じなのかだよね。ちなみに>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.6

パプキンのような人はどの時代にもいるんだな。子どものまま大人になってしまったような。大げさになってるけど決してファンタジーではなくて、ところどころわかるというか、どこかで感じたことがある痛さだから、見>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

イタリアの資料が欲しくて久しぶりに見返したけど、まぁ〜〜〜何回見てもいい映画。イタリアとか見るの忘れてた。
マイケルがファミリーを愛したいと思う気持ちはヴィトーと同じはずなのに、時代の流れなんかもあっ
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

2.0

わたしは…2時間何を見せられたんだ…部長だけが唯一役以上の面白さだった…
これが尊いか!と思ったあの経験、もうできないんですかね……

万引き家族(2018年製作の映画)

3.2

いい、悪いでは言えなくて、とても感想にしづらいので、みんな安藤サクラがとてもよかったと言ってる気がするし、同感。実際にはないシーンとかセリフを想像させられるような映像がたくさんあった。あぁそうか、と思>>続きを読む

交渉人(1998年製作の映画)

3.6

ふたりの演技がアツい〜。大まじめでおもしろい映画だった!最後まで分からなくさせようとしてるのがすごい。ただ、犯人のショボさと規模から、ここまでしなきゃいけなかったのか?な感じはある。あとFBIはなぜ出>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

2.8

最後無理やり帳尻合わせてるけど、ハイハイ!…で?というモヤモヤだらけで全然腑に落ちない。それにしてもペネロペがかわいすぎる〜。ザ 男が翻弄されたい群れない女だった。その対比がキャメロンディアスなわけだ>>続きを読む

ビッグショット・ダディ(2009年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

なかなか見てるのキツかった。そもそも皮肉の切り口がダメ息子の恥ずかしい事故死っていう。表現は笑えるんだけど、自己肯定欲とか嫉妬とか、見てて悲しくなった。それだけに覆したときの開放感に全裸で飛び込むシー>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.2

ロードムービーとしては最高!模範!だけどちょくちょくいい人感というか、社会派な感じを大げさに出してくるから、それが噛み合わなくてちぐはぐしてた。ルイーズがすごくよかったな。お金を盗まれた時の涙もいいシ>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

家族と人種とアメリカ。自分の死を意識してからがあっという間の流れで、最後はあんた立派だよ…って泣くはず。暴力や差別や戦争ではなにも解決しないという誰でも言ってそうなメッセージを、全然押しつけがましくな>>続きを読む

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

殺し屋の映画だけど、全然下品じゃない。おしゃれだし音楽がかっこいい。ニキータが女になっていくにつれて、いちいちせつなかった。女のズルさも愛情も手に入れたニキータが選んだラスト、大好き。あと、彼氏がすご>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

非の打ち所がないめちゃくちゃいい作品だった。序盤のマチルダのプリーズから最高だった…レオンの気持ちの動きと一緒にどんどん入り込んでしまって、ふたりの別れで気持ちが爆発した…理屈じゃなく本質を見せられた>>続きを読む

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.8

宗教と作りもの(映画)をいっぺんに皮肉っていてたまらん。一歩身を引くと馬鹿らしいことばかりだけど、みんな物語の主人公だしなぁ…登場人物がみんなアホに見えるところが物語らしくて面白かった。

ロックンローラ(2008年製作の映画)

3.2

会計士のダンスと、ロシアのマフィアを小バカにした感じはおもしろかった。勝手にガイ・リッチー節だと思ってる、あのリズム感も小ネタ入れすぎ感も、他の作品に比べると少なくて物足りない!

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.0

早々に、どうして?と思うのをやめた。じゃなきゃ寝そうだった。大学の哲学の授業で、本は読めたのに授業の解説はほとんど寝てしまったのを思い出した。今この世界が夢の世界じゃないってどうして言える?みたいな強>>続きを読む

アルティメット(2004年製作の映画)

2.5

アクションになるといちいち威圧的な曲が流れてすごく苦手だった。パルクールはかっこよかったけど、映画より投稿動画の方が似合ってる気がした。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.4

最後の20分のための映画で、何も言えていないなと思った。フレディが歌ですべて言っていますといえばその通りなんだけど、そんなの分かってるよって話だし。当時の空気を知っていればもうちょっとハマれたんだろう>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.2

こんなにちゃんと愛情を描いてる作品だなんて。直接セリフにはない感情の動きが多くて、表情や空気で読み取るところが見応えあったしより苦しくなった。でもまぁ3人目の子供のくだりはさすがにエッとなりました。>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

うぉーい!!気持ちが前のめりになりすぎて苦しい!!ジョニー・デップがこの世界の中にいるのがなんか嬉しい。それから現代風刺なところも結構あって面白かった。ヒトラー的な主導者だったり、人種差別だったり、多>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.0

初めてジョセフ・ゴードンレヴィットのことをかっこいいと思った。映画自体は何の変哲も無い、といったら不謹慎だけど、どこにでも普通にある話じゃん…何を今さら現実味のない美談に…と思ってしまったのでしっくり>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと強引なところがあるけど、言いたいことはビシバシ伝わってくるのでボロッボロ泣いてしまった。特に終盤、杉咲花ちゃんが弱りきったお母ちゃんから目を背けないで、涙堪えて強い表情でお母ちゃんを絶対一人に>>続きを読む

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.3

前作の「無駄に◯◯」なところが好きだったのに、今回はただただアホで中身がより無くなっていた。。だけどマッドマックスにスターウォーズで、終始ニヤニヤしてたはず。やっぱり好きだな〜。

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.6

ラブコメめったに見ないけど、一番好き。ジャックニコルソン、恋しだしてからの表情がいちいちかわいいな!!最初の失恋のあとのエリカ、笑っちゃうけどめちゃくちゃいい。。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画好きな人も、そうじゃない人も、ディズニーしか見ない人も、みんな面白いと思わざるを得ないストレート面白いだった。。三谷幸喜的な。
最後のエンドロールの映像には少し感動してしまった!

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

こういうのが見たかったよ、最高だよ〜。これだけでいいんだよ、映画はこれだよ〜。

君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

池松壮亮、すごくいい!!セトウツミしか見たことなかったけど、もっと見てみたい。
とことんブラックな内容に出来そうなのに、あえて青春っぽさ(尾崎豊と満島真之介)と、ポップな映像(岡崎体育のミュージックビ
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.8

嫌いじゃないけど、面白くはないかも。笑
ウソくさい回想が一切ないので、話の中でこれまでの人生を想像して、起こった出来事に主人公と同じくマジか、と思えたのがなんか可笑しかった。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

ファーゴの答えをこの映画で出したのかな?保安官の言動でそんな風に思った。理解できない狂気とひとらしいところ(滑稽なところ)の両方がシガーとモスにはあって、これぞコーエン!というかんじで面白かった。何回>>続きを読む

そして友よ、静かに死ね(2011年製作の映画)

3.0

邦題がカッコつけすぎて逆にダサい。オジサマが素敵だったけど、もうちょっとこのひとたちがどんなひとか知って好きになれなきゃ、ラストもグッと来ない。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.2

ちょっともったいなかった。ハンソロをこういう感じで映画にしちゃうのか。なぜ今さら超普通にしたのか。。反乱軍のくだりもイマイチだった。あと、ハンソロの相手役はちょっとブスじゃなきゃ嫌だ。でもでも、情に弱>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

何も言うことはないというか、何も言えねぇというか、、みんなが素敵ないいお話だった。お姉ちゃんが一番グッときた。

真白の恋(2015年製作の映画)

3.5

軽度の知的障害を持った女の子の話。どの視点からも偏りがなくていい映画だと思うけど、兄ちゃんが「もったいないなんてことないだろ」とムッとするところが一番自分の視点にあてはまってよかった。

デスペラード(1995年製作の映画)

4.0

えーー!?!!?っていうシーンがたくさんあるんだけど、矛盾とかじゃなくって、かっこいいをこれでもかと提示してくるのでそれに乗っかった結果、この映画めっちゃ好きです。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

本当に怖かった、一人で見たくなかった。見たことない映像と音楽と呼吸のせいだと思う。ジョージ・クルーニーがいてくれてよかった。胎児のように丸くなるシーンが映画を観終わってからジーンとくる。