swimminさんの映画レビュー・感想・評価

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女神の継承(2021年製作の映画)

3.9

タイの土着信仰vs悪霊。最後の20〜30分くらいずっと面白かったな。野犬悪霊大量発生。撮影班全員命懸けプロ根性。余韻の残る終わり方も好き。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

がらがらに空いてる夜の映画館、身体が揺れるのは不可抗力だった。最高。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どんどん泥沼化していって見応えあった。
女王だって1人の人間であり、でもやっぱり女王だった…って震えた最後。

サラからの手紙を待って、それが届かなかったことにより下した決断、拗れた恋且つ女王すぎて辛
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

作り込まれた世界観に詰め込まれた情報量。
露骨なくらい分かりやすく世界が変わっていくのが面白かった。歪に鳴る音楽(すごくいい)、魚眼の映像、ぼけた背景が徐々にクリアになって、色づきはじめる。

無知で
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

感動に打ちのめされて言葉が出なかった。とてもとても綺麗な、綺麗すぎる映画だった。欲張らずに自分の世界を生きること。小さな幸せや日常に転がる些細な出来事を見逃さないように。忘れずにいたいけど追われるよう>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ぽかぽかに温まる系、夢と希望の世界。
シャラメ筆頭に全キャラクターの個性が存分に発揮されてて生き生きしてて可愛かった!映像と音楽も相まって完成されたファンタジー。大好きな友達と年の瀬に観られたの、嬉し
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

降霊でハイになるの怖い。人の命で遊ぶのダメ絶対!!!

ミア、孤独だったり精神的に不安定だったりで付け入る隙があったんだろうか。
その脆弱さが展開に繋がって、不安と不快感を煽ってきて上手いなあと思った
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

殺し屋、完璧主義のドジっ子さんで尚且つ愛情深くて人間味溢れてて好き。いつもスミス聞いてるところも好感度大。ストーリーはシンプルだけど、キャラクター設定や事の発端が最後まで効力発揮しててじわる。
あと犬
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.6

映画館で観てたの忘れてた!お決まり的な展開を安心して楽しんでたら最後まさかの特撮もの、わちゃわちゃして面白かった🦀

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.8

ヒリヒリとした空気が常に漂っていた。若者たちの葛藤、焦燥感、鬱積、豊かさの中で踠いていたような。

目に焼き付けたいカットの連続で光と影が美しかった。

ヤンヤンやクーリンチェのような作品を想像してい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

情報の多さと説明の少なさに混乱しながらも、自分の内側と外側(現実)の世界の物語であり、この世界自体の物語でもあるのかなあと漠然と思った。バランスがとれた(ように見える)世界はいつだって奇跡みたいに成り>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.5

漫画読んでるとき、現実的な物語の中でちひろさんだけ現実味がない存在のように思えて距離を置いて見てしまうなって思ってた。映画でも全く同じ気持ちになった。

どこにいても孤独を手放さずにいられるちひろさん
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

5.0

さくらももこワールド全開でファンにとっては至宝級の映像だ、これは泣く。
まるこちゃんの日常はもちろんだけど、曼荼羅系サイケデリックイラストの数々も両方存分に味わえて、まるこちゃんの他の映画とはたしかに
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

壮大な物語の果ての家族愛。マルチバース複雑だったけどメッセージは至ってシンプルで最後は泣いてしまった。選択次第でいろいろな人生があったはずだけど、悔いるのも虚無になるのも違うし、世界が違えばあんなに嫌>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作の前日譚で、エスターがどんな人かある程度わかった上で観るとあまり驚きがなかったけど、途中から意外な展開。ぎりぎりで切り抜けてきてあのエスターがあるんだなあ。蓄光絵の具で絵を描く所以がでてきて嬉しか>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

ブルージャイアント読みながらいつも音が聴こえてきそうな描き込みだなって思ってたけど本当に生で聴けて感極まった。
音に飲まれるような自由なアニメーションの表現はアニメならでは。あとCGの動き気になってた
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

夜中1人で見て怖過ぎてお風呂入れない病になった。冒頭から大嫌いだなと思った。(≠大好き)

にちゃん洒落怖にありそうな身近な不気味さ。怖さレベル120点且つ視聴者に語り掛ける導入で一気に引き込まれ、最
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

臨場感すごい、、、画が綺麗だったし動きも迫力があってスラダンこのクオリティでアニメ化ってだけで感動だったな。そして最推しキャラのストーリーだったのでとても嬉しかった。個人的な話の着地点もよかったな〜。>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

鈴芽が無責任すぎて序盤で嫌だなと思ってしまった。何もかんがえずに扉を開け、石を抜く。それによって起きてしまったことにたいしての気持ちのなさにモヤっとした。なんなら冒頭、走るシーンの息遣い過剰すぎて早速>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

生活の続きにあるボクシング。決して強くない1人のひと。怖いけど闘っている。東京の下町の景色、光の粒、まっすぐに走る電車と臭い川。なにかが変わっても生活は続く。いつもと同じように走り出す。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

バトルシーン観てて気持ちよかった〜!
乙骨くんキャラ的にもしっかりシンジくん、純愛をありがとう。五条先生の眼を見るとどうしたって好き…って気持ちが溢れてきちゃうな〜

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

言いたいことは分かるけど要素が多く感じたし都合よく進むところで違和感もちょこちょこと。お父さん好きだったんだけど、ご飯のおかわりを自分で取りにいかないところでとても残念な気持ちになった。この映画だから>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

中村佳穂の歌に大拍手!世界観も楽しめたけど、すこし詰め込みすぎてストーリーは引っかかるポイントが多かったな〜
アンベイル、ネトスト怖や怖や

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

映画館で観てよかったな。涙と鼻水でマスクぐちゃぐちゃになった。苦しくなったけどそれより全部を包み込むような優しさに溢れていた。音楽のちからと演出の妙。

マーターズ(2007年製作の映画)

3.7

苦しみの先に見える景色とは、、、

展開が何回か大きく変わっていくんだけど、前例もあるからある程度予測できて、でも予測できるからこその怖さ、見たくなさみたいなものが常にあったな。ご飯不味そうすぎて一回
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

狙われるワンコの正体とは…
変幻自在で時に昆虫感満載なエイリアンの造形好き。そもそも命の危険と隣り合わせの極地で、だれが"それ"か分からないしいつ乗り移られるかも分からないって、それは疑心暗鬼にならず
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何の情報も入れず新しいものを期待していたので若干の肩透かし感は否めなかった。回想形式、それぞれの視点でぬるぬると進む。気になるあの事件の後のエピソードもあのまま終わって想像を膨らます、でもよかったのか>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

キャラクター造形も世界観も好みだった。細かいところまで丁寧に作られててずっとこのクオリティでストップモーションを取り続ける7年は想像を絶する。
そして自由自在なカメラワークこんなキレッキレにどうやった
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