耐震ポールさんの映画レビュー・感想・評価

耐震ポール

耐震ポール

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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

3.0

「部長」原作があって良かった。無から作ってたら怖いから。「受験生」真面目。他は超つまらん。

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.5

夫婦の話の感想は同僚の最後のセリフに尽きるのだが、大杉漣はじめ、それ以外の登場人物が良かった。特に解体所のオッサン。
どのくらい笑ってもらおうとしてるの?みたいなシーン多め。

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT(2010年製作の映画)

3.0

本家見たの結構前だけど、ホラー演出を結構ちゃんと踏襲してた。ん?てか本家の登場人物と繋がってんのか?
確認したらそうだった。なるほどね。関係なかったら話として不自然すぎるもんね笑
せっかく部屋が別々で
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.0

これで終わったらすごい…と思ったら終わった。普通に人の感想見ないと気づけなかったことが多い。最後、女性がタバコ吸ってたこととか(ホント?)
反復と長回しとそこからの変化みたいな話?
正直に分からなかっ
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

4.0

モールに行くまでのテンポが良すぎて笑ってしまった。家出てからのシークエンス、映像として気持ち良すぎ。
リメイク元から9.11を経てどう変わったのか要確認。

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

3.0

湖に入るまでは、これら散りばめた要素を回収したら面白くなりそう!と期待したけど、そうはならなかったかな…
ホラー演出としても、水中であることの斬新さが酸素残量による時間制限と潜水服の有無による怪異の判
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.0

地方議会が腐ってることなんてわかりきっている(『ナニワ金融道』を読んでいるから俺は詳しいのだ)ので、森達也よろしく、そこからいかに飛べるかを期待していたが、こいつら悪いですよ〜に終始していて残念だった>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

感動的に後味が悪い。元祖としての風格がすごい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

ゴジラが出ると面白かった。
みんな演技がくどいしセリフも面白くないなぁ。安藤サクラはよかった。

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

3.0

久々に観たけど、こんなエロかったっけと思った。
恋愛に発展せずに無限にセクハラできる関係性、サイコー!という感じですごい。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

すごい面白くなりそうな雰囲気のまま終わった。
犬神家っぽい部分が面白かった。元ネタがよくできてるから。
ラスボスがラスボスすぎる。
年寄りには聞こえなさそうな高音って演出としてありなんだと思った。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

4.5

部活の読み合わせで何回か読んだ記憶があるけど、キャラクターが全然分かってなかった。
元ネタは民主義最高!アメリカ万歳!超cool!な感じだったけど、
こっちは何もかっこいい瞬間がなくてすごかった。素晴
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

「罪を犯したのに、その結果に同情しろと?」(うろ覚え)というセリフが、ノーラン作品の全て…感があってよかった。責任が取れる主体とは何か。
この因果関係をどう表現するのかというのが、『メメント』みたいな
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ダンガンロンパv3の方が面白い

レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

5.0

『サッド・ヴァケイション』との併映、ありがとうという気持ち。
母性と宗教を織り交ぜる作り方にすごくアリ・アスター作品と似たものを感じる。
物語は回心を描けるというのが素晴らしいなと思う。最後、完全に聖
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サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

4.5

全てを包み込む母性…!暖かいねぇ…ノスタルジー…あぁ人情…とは全く思えなかった。bgmで誤魔化そうとすな!
斎場の母親のショット怖すぎた。怖すぎて笑った。
全然わかってないカット多数。
人間の単純じゃ
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.0

セーラー服にびっくり
ネズミに齧られた、という理由にそんな馬鹿なと思いつつも、そういう時代だった、と断言されることで逆説的にリアリティが出ててよかった。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

室内劇でほとんどカメラの引きと寄りだけでドラマを作っていてすごい。
みんなが席を立つシーン感動した。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

フェイクドキュメンタリーとしてはあまり面白くなかったけど、金かけてる分、現地の空気感みたいなものはよく伝わってきて面白かった。
ナホンジンの映画は宗教的なテーマによるところが大きそうだ。
霊は人に限ら
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5


どうして警官に噛み付く時だけ変な演技になったんだろうか。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.5

『海街』で捨象された生々しさよ。
爪切りのシーンほんとによかった。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

1.5

不合理かつ全く愛しくない人間ども…

やはり階級闘争しかない。

「その素晴らしい頭脳を、こんな事のために使わなければいけなかったとは…」でほんとにキレた。

『trick』と違って、柴咲コウが美人扱
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

原作の映像化という点でもかなり見所があった。マンガの演奏シーンはかなり変だけど実直な感じで単純と言えば単純なカメラワークの連続だけど、実際に音楽を流す映画ではそうはいかないので、回想を入れ込むことで間>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

5.0

キャラとラブコメのことばかり考えている俺はなんなのだろう。
松野との絡みを抜けば、杜崎が空港に向かうシーンの劇伴と2回目のビンタで赤くなった理由がわかった時が印象深い。
濃密すぎる。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

思ってたよりもちゃんと全部をバカにしていてよかった。
倫理的であることと裕福であることは最後まで一致しなかった。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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これ観た後に「ハンモックでapple vision最高〜」という写真付きのツイートを見て、思わずそのツイートに物語を読み込んでしまった。

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

4.5

あらゆる要素がむき出しに配置されてるにも関わらずアニメとして成立しているすごさ。センスすぎる。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

まだタランティーノ作品ちょっとしか見てないけど、最初からこんなノリだったんすね。

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

4.0

2まではまぁありうるか…みたいな設定だったけど、急にアクセルふかしてきたなって感じ。

急に入れてくるしょーもないギャグが結構笑える。

オーストラリアの説得力がすごい。

コンジアム(2018年製作の映画)

2.5

テンポ悪いしあんまり怖くなかった。カメラが場に存在することの理由づけとして全員にカメラを持たせたことで、一々カメラが切り替わってみんなの顔写したりでテンポが死んでる。その割にはカメラを使った面白い怖が>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

ラスト決まり過ぎててため息出ちゃった。

シーンの飛び方がかなり不自然だったのは意図的だろうとは思うが、どういった意図なんだろうか。単にキャラクターの内面を想像させにくくする効果以上のものがあるように
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

物語はないのに要素は無限にある中でどう話を組み立てるのかというところで、本筋は大して面白くなかったけど各要素への愛着が次々思い出されて楽しかった。なんか知らんが見てる間ずっと涙ぐんでいた。

やけにニ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

普通に笑いながら観たけど、何が言いたいのかよく分からない映画だった。全てを馬鹿にしていないと作れない話だなと思う。

固有名詞の使い方の鋭さだけはあったけど、それ以外の全てが適当すぎて全然身につまされ
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

思ったよりも渋い話だった。全然都会でも起こりうる人間関係の話。
殺人が起こった時以外そんなに盛り上がらないのに、細かいカットつなぎで画面が持っていた。
振り向く時に挟む動きのカット、漫画みたいだと思っ
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