牛丼狂さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

2.5

昭和の町並みを出すためにCGを用いるという斬新な方法で脚光を浴びた。
現にそれらは上手く表現できているように思える。
東京タワーの建設の進行とともにストーリーが進行していく様は良い絵になっている。
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激突!(1971年製作の映画)

3.0

車目線の映像が印象的で、緊張が高まる場面が多い。
しかし、全体的にトラックの動きに笑えてしまい、怖さを感じなかった。
ずっと同じことの繰り返しだが、最後まで飽きずに見られた。
飲食店の段階であそこまで
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日本一のホラ吹き男(1964年製作の映画)

3.5

軽快に物語が進むため、見ていて飽きない。
所々で軽く歌が入るのも魅力の一つ。
タイトルにはホラ吹きとあるが、実際には結果的にホラを吹いていない。

ショウほど素敵な商売はない(1954年製作の映画)

3.5

特徴的な音楽はなかったが、好みに合う曲が多い。
当然歌い出すのが一つしかなく、それ以外は舞台で歌っている。
ストーリーはかなり薄いが、シンプルで楽しめる。
無駄に格好をつけた演技がなく、自然なセリフが
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A.I.(2001年製作の映画)

3.0

予想以上に面白い。
ところどころ退屈なシーンがあるのが残念だ。
たとえばメカが見せ物として破壊されるシーンは長く感じる。
ラストシーンはイマイチ栄えなく、地味な印象が残ってしまった。
一貫して瞬きをし
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

1.5


アカデミー賞は作品賞などの四部門を受賞したということで期待していたが、面白くない。
コンパクトにまとまっていて無難ではあるのだが、興味のない話だった。
主人公の性格が悪く、王に相応しいとは思えない。
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モモ(1986年製作の映画)

1.0

西ドイツ、イタリアで制作された映画。
原作を読んだ上で鑑賞。
ドイツ語での鑑賞を期待していたが、なぜか英語版しか収録されていなかったために仕方なく英語で鑑賞。

吹き替えが下手でなのか、DVDの故障な
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紅の豚(1992年製作の映画)

1.0

最初から最後までつまらない。
久石譲の音楽にも魅力を感じられない。
主人公が格好を付けていて気持ち悪い。
また人間に戻ったようだが、興味がない。
趣向の問題なのだろうが、この映画は数年後に見ても評価が
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.0

知識がないため、皮肉を存分に味わえなかった。
くだらないやりとりは楽しめる。
上層部の大事なことをまるで理解していない、脱線していく様は、見ていて哀しくなるが、とくに盗撮と、公衆電話での小銭のシーンは
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

1.5

ラスト以外は非常に退屈なサスペンスだ。
見たときはよく出来ていると感動したが、考えてみると、あのようなオチにすると決めた後にストーリーを考えるのはできそうだ。
そのための伏線だって、簡単に散りばめられ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.5

宮崎駿が監督をした作品です。
美しい絵と引きこまれる音楽が見事に一致していて、ストーリーに抜け目なく完成度が高い作品と言えます。
しかし、見終わった後に面白かったというのが残りません。
思えば脚本があ
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悪人(2010年製作の映画)

1.0

容疑者の家庭について。
人殺しの男が冒頭からもじもじしていて、過去に暗い経験をしたのだろうと思って見ていると、幼少期に母親に捨てられていた。
それに回復をせずに祖母の元で長く暮らしていたことから、唯一
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.0

1964年の東京オリンピックを収めた映画。
全体を通して音楽が良く、飽きさせないような工夫をしているように思えるが、興味のない種目では飽きてしまう。
とくにマラソンの尺が長い。
対して射撃は短く、なら
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

2.5

徐々につまらなくなってきて、ラストの戦闘では感情のぶつけ合いになっていて残念だ。
まあ、ストーリーからしてこのラストシーンは必然的なのだろうが。
全体を通してよく楽しめた。

どちらかというとケイディ
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ターミナル(2004年製作の映画)

1.5

とくに盛り上がるところがない。
セリフにセンスを感じない。
ずっと引っ張る割に、主人公がNYへ降り立つ動機が適当に感じる。
コメディだがヒューマン性もあり、どちらも中途半端だ。

テンポ、曲、カメラワ
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

2.0

おっさんの魅力が最初から分からず、二人に年齢差もあるため、興醒めしてしまう。
ラストシーンでは父が微笑むように二人を見ているが、無理がある。

おっさんに嫉妬をさせようとする心理がよく描かれている。
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シャレード(1963年製作の映画)

3.5

殺人シーンを経てのオープニングが鮮やかで引き込まれる。
ずっと謎が続き、それはラストシーンまで続く。
全体を通して鮮やかに演出されていて見ていて心地が良い。
セリフの言い回しも好きだ。
舞台の番号を一
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.0

倉庫を出る際に女が目に焼き付けるように見渡すのがとくに印象に残る。
全体を通して、とくにラストは面白かったが、上手くできすぎている気が少しした。

スパルタカス(1960年製作の映画)

2.0

三時間半ほどの映画。
退屈なシーンが多く、戦闘シーンが少ない。
剣闘士らしさがない。
セットが大掛かりで、いくら金をかけたのかを調べたところ、制作費は12億程度らしい。
相手を思って決闘をするラストは
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.0

英語がよく聞き取れるように、簡単なセリフが多い。
ラストシーンはサクッと心地よく終わり、エンドロールがないのが良い。
最近の映画はエンドロールがあるのが当たり前だが、映画によってはない方が良いものもあ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

1.0

この映画、前にも見たことがあったようで、いくつか覚えているシーンがあった。
ずっと何の映画だか思い出せずにいたのでスッキリした。

特筆すべきことがない。
全体的に普通だ。
ストーリーも普通。
しかし
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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2006年製作の映画)

3.0

広末涼子の演技は苦手だが、今作はそこまで気にならなかった。
しかし気になるところもあり、そこが大きな減点対象に。
タイムトラベル後のおっさんの演技が度を越えて下手で嫌な気分になる。
全体的に面白いが、
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

1.0

何にも魅力を感じなかった。
前作同様、削れるシーンが多くあるように感じ、テンポが悪い。
面白いシーンがあるわけでもなく、総じてつまらなかった。
ペンギンの断続的な唸りが耳障りだ。

バットマン(1989年製作の映画)

2.0

バットマンに魅力がないため楽しめない。
しかし死を芸術として扱っているのは良い。
そこが少ししか見られなくて残念。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

良くできているが、作品単体として面白いとは言えない。
1と併せて、また同時に制作された3と併せて見るものだろう。
印象に残るシーンがない。

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

1.5

完成度は高いが面白くない。
ゲームの世界に入る設定をよくもここまで映像化できたなと感心する。
しかし馬鹿らしい部分が多く、良い話とも思えない。
完成度だけにこの点数。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

何が起きたとは言えない、見たことがないタイプの作品。
中盤までは良いが、おばさんが倒れるところから日本独特の雰囲気を気持ち悪く感じるようになる。
自分探しの旅、そしてそれを褒めるような雰囲気は嫌いだが
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

1.0

連続テレビ小説“あまちゃん”で気になって鑑賞。
すべて面白くない。
「キャノンボール」に似ている面白さなのだろう。
好きなわけでないが、曲に1点。

もののけ姫(1997年製作の映画)

3.0

何が正しいと言わないのが良い。
壮大な舞台に引き込まれる。
草木が成長して朽ちるのは生と死を備えていることを一目で分かる描写で気に入った。
それにしても、主人公、よくもここまで頑張るなあと思う。

ロリータ(1962年製作の映画)

3.5

主人公が徐々にロリコンに目覚め、独占欲が暴走する。
母の事故後がコミカルに演出にされていてとくに笑える。
内容がシンプルで気色が悪い。もう少し短くできたとは感じる。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.5

ほとんど記憶になかったため鑑賞。
細かいことを抜きにして文句無しに面白い。
まあ現実ではあり得ないことだからツッコミどころはあるが、そこを暗黙の了解をせざるを得ない出来栄え。
セリフや映像に間があると
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.5

前半部が示すように、後半部で人が象徴的に崩れていく。
あえて楽しい曲を歌い、楽しむ冷酷さが光るセンスを放つ。
スローモーションがいちどもなかったのではないか。
あのタラタラとした嫌味が絶え間無く言うの
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

ざっくりとストーリーを説明する。
昔、猿がモノリスにより進化をし、物を使うようになる。
時が経ち、「人」が月に住むようになる。
埋められたモノリスを発見し、発掘をすると、何かを発する。
18ヶ月後、舞
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独裁者(1940年製作の映画)

3.5

ナチズムを風刺した映画。
二つの演説は役者が同じだが言っていることが反対で滑稽だった。
最後の演説は、伝えたいことを強く主張しているように思えたが、少し長く感じた。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.0

LDで鑑賞。
当時のタイトルの通りの風刺が心地よかった。
またチャップリンの様々な表情を見られた。
歌のところは字幕が無く内容が解らなかったのが残念。

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.0

LDで鑑賞。
初のチャップリン映画。
見事なパントマイムだ。
また面白い内容だ。
女がいなければ収まらないが、いる必要性を感じられなかった。