makikoさんの映画レビュー・感想・評価

makiko

makiko

映画(191)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

良かった!体を動かしたくなった。コンテンポラリーダンスにすごく興味が湧いた。死んでいるような動きだったり、没入して表現する感じが芝居みたいで、面白そう。やってみたいなーなんて思ったけど、主人公はバレエ>>続きを読む

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.0

こちらはミアハンセンラブの最新作。恋愛の描き方が、なんというかありのままで、フランスって感じだった。娘と、娘の友達の父親(妻帯者)の3人でお出かけしちゃうのすごい。全体的にありのままの生き方が描かれて>>続きを読む

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.0

ミカエル・アースの最新作ということで、私は『アマンダと僕』が好きなので、いそいそと観に行った。離婚した主人公が、子どもを育てていくために、臆病な性格ながらも自分が聴いていた深夜ラジオ番組の仕事に就いて>>続きを読む

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

かなしい、そして怖い。けど観て良かった!けど怖かった〜。
幾度も訪れるピンチ、明かされていく自分のことや母親のこと、、シャラメくん目当てで観に行ったけど、サスペンスみたいな感じで始終ハラハラ。でもそれ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

岸井ゆきのが凄かった、、。目が見えないボクサーの話だけど、それで何かしら感動が生まれる、みたいな物語ではなく、ケイコという1人の人間が描かれたロードムービーだった。ケイコは喋らないけれど、彼女の頑固さ>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

予想通りだけど、のんの魅力大爆発。のんになりたいと思った。男でも女でもどっちでもいいなんて、それが成り立つのはのんだからなんだと思った。吉高由里子が好きな私だけど、のんみたいになりたいと思った(無理だ>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

4.0

今の年齢で観れてよかったな、と思った。
主人公のジョアンナ、最初はちょっと田舎っぽい冴えない女の子だと思ってたけど、自分の感性をきちんと大切にしていて、それを表現できる子で魅力的だった。ときに深く深く
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

タクシー運転手の伊藤沙莉ちゃん可愛い。地方のスナックにいる女の子みたいな雰囲気あった。運転してる女の子ってなんか可愛いよね。なんでなんだろう。池松くんは総じてセクシーすぎです。なんなんあのしゃべり方。>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

主人公のルビー演じるエミリア・ジョーンズがなにかの記事でエマワトソンの再来とかかれていたのも納得。マイルズ役の男の子もかっこよくて、美男美女だった。マイルズは目元かなあ、若い頃のヒューグラントに似てる>>続きを読む

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.0

霧がかった深い緑の中で、鮮やかな色彩の服に身を包んで彷徨うイザベルユペール。濃い青色の柄のタイルが並んだ壁の前に座るイザベルユペール。そして最後シーンでの、日の光を浴びている彼女。冒頭の台詞の通り、ど>>続きを読む

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.5

いやー、良かったなー。メインの舞台となるイスラエルは独特の空気感があって、綺麗だと思った。ユダヤ教の厳格な戒律があって静かな落ち着いた雰囲気、おごそかで少しこわい。
主人公のトーマスはあまり言葉を発し
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

2.5

すごーーーくゆるかった。でも気付いたら観ちゃってた。って感じ。すべてのシーンが、やっかいな人たちというか、こみいった設定で気になって、ボーッとしながらも気がつくと観てしまっている。コーヒー入れて匂いを>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.0

トヨエツすごい、ギリギリ気持ち悪くない。トヨエツ演じる海江田の、静かで熱い愛情がすごい。わたしもトヨエツにまっすぐ口説かれたい。でもわかってます、そんなのは麻の洋服着てすっぴんで裸足で所在なく古い家に>>続きを読む

カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)

2.5

前半まで、イタリアオーラ全開のセクシー男子と美女のパッショネイトなラブストーリーと思って観てました、すみません。トレーラーからこの展開は読めなかった。エレンが最初から最後までずーっと美女。一方のアント>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.0

こういう映画見ると、世の中意地悪な人ばかりじゃなくて、人類もまだ捨てたもんじゃないなあと思える。ストーリーは優勢なのか劣勢なのかが常にわからなくて、観てる間ずっとそわそわ。でもそれが立てこもってるとき>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

ウディアレン作品なのでシュールエンドなのかロマンチックエンドなのかドキドキしながら観たけど、観終わった感想は悪くなかったです。シャラメくんは今作もひょろひょろしてて偏屈だけど、自分の考え方とか価値観と>>続きを読む

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.0

大人なのに子どもっぽいミシェルウィリアムズ、可愛かったー!あんな奥さんいたら愛しくてたまらないな、と夫のルー目線になってる自分がいて。ルーがまたいい奴なんだ、、、家のシャワーを浴びてる妻に上から水をか>>続きを読む

間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.5

"羊飼いさん"のイザベルユペール、可愛すぎか!ロシアみたいな帽子もチェックのケープも可愛い。若い男の子にほだされて都会のアメアパにいっちゃってもかわいいおばちゃんなのずるい。物語の展開にあららと思った>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.0

蒼井優はやはりすごいなー。踊ってる姿に魅入ってしまう。ただ狂ってる人、ってだけにならないのがさすがです。頭のおかしい蒼井優と、普通に音もなく生きているようでやっぱり頭のおかしいオダギリジョーのバランス>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

3.0

一番最初のリアル松たか子一家(お父さんだけでなく、お母さん、お兄さんまで!)でまず笑う。これは松たか子の超初期の作品だけど、ご家族どんな気持ちで出てるんだろうなあ、となんだかあったかい気持ちに。にして>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

広瀬すず最強伝説がまた立証されました。松たか子×岩井俊二だし、すずちゃん二役だし、ベテラン神木くんも出てるし、観る前から強すぎたけど裏切られなかった。子どもみたいに落ち着きのない松たか子はチャーミング>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

デカプリオとブラピなんて、うにいくら丼かよ、、という気持ちで見に行ったけど、良かった〜。口元ゆるい笑顔のバカ筋肉スタントマンブラピも超かっこよかったけどなにより、デカプリオ演じる元有名俳優の不安とあせ>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

2.5

忘れられない夏がくる、そんな煽り文句のトレーラーを見て、ティモシー・シャラメのひと夏の青春フフフと思って観にいったらまったく違った。少年のひと夏の恋うんぬんよりも、少年がその青さゆえに麻薬の売買の深み>>続きを読む

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.5

みなとみらいの蔦屋の上にkino filmsの映画館が出来るらしく、書店内に設置されたデジタルサイネージのフライヤーを観て惹かれた作品。白黒だから目が疲れるかもしれないと思っていたけど全然そんなことは>>続きを読む

コレット(2018年製作の映画)

3.5

才能があり意思があり、その意思を貫く行動力があり、一方で愛情深く、自分勝手な旦那のことで悩んだり怒ったりする姿が人間らしい魅力的な主人公だった。自分も自分の思うままに、人生頑張ろうという気持ちになった>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.0

自意識が強くクスリに溺れていくシャラメくんはやはりお綺麗でした。自意識の闇、彼がノートにかく絵や文字が今も眼に浮かぶ。
クライマックスのシーン観ながら、当たり前だけど薬物まじで絶対だめだって思った。ギ
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.0

ウィーンの街中を移動しながら話す男女をずっと観続けるという、最高の映画でした。街中を歩きながら話し、バスで話し、レストランで話し、観覧車や公園で見つめ合う。あぁ、こんなデートしたい!
フランス人の女優
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.5

ひたすらに鬱映画だった…
サスペンス(あるいはドラマ)だと思って観に行ったら、ホラーでした。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

大きな感動があるのではなくて、観ている間ずっと、あぁ、いい話だなぁ、と思える作品だった。
トニーがめちゃくちゃいいやつだし、言動がおもしろくて飽きない。映画序盤にホットドッグを大食いしたときにはもう完
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

若かりし頃のジョニーデップとデカプリオが出ている映画ときいて、是非観たいと思い、借りて鑑賞。2人の輝きが予想以上だった…。
ジョニーデップ演じる主人公ギルバートの、鬱屈した日常に対するやるせなさ、女性
>>続きを読む

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.0

あたしってなんでこんな生きてるだけで疲れるのかなあ。名台詞が趣里の絞り出すような掠れた声にマッチして、胸に響いた。寧子、わかるよー。スーパーや家でふと不安になったりとか、優しいひとたちに囲まれてても上>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

癒された。ピグレットが可愛すぎて連れて帰りたい。
前半は、家族のためにも大人は仕事せなあかんのやで、とやや冷めた気持ちで見てたけど、クリストファーの仕事のためにスッと大冒険をはじめるプーに涙が。プーさ
>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.0

この映画を観てからしばらくは、フジファブリックばかり聴いてた。門脇麦が歌う茜色の夕日が耳から離れない。
山内マリコさんの原作が良かったので見に行ってみたけど、映画でも、むしろ小説以上に田舎の窮屈感と青
>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

元気でたー。主人公、最後はラッキーガールだなって感じだったけど、感情移入したところも多かった。途中でセラピストに感情をぶつけるところは、教授のこととか新聞広告の男のことを実際に経験した上での発言だから>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

心えぐられた。
この女やばい、と思いながら、リアルだ、とえぐられる。頭で整理つけて理解しても、心が納得していなかったら結局外には出られない。恋愛の主導権はいつだって男にあるのに、女ってなんでこんな沼に
>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.0

優しくて繊細で綺麗な映画だった。私もなにかの匂いや音を知りたいときは目を瞑ろう、と思った。透明な主人公の存在が不気味なものじゃなくて、本当に存在する1人の優しい人間だと感じられる。こういった悲しい設定>>続きを読む

>|