244cocaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

事件解決からの真相までの流れを2時間超でまとめた編集に好感が持てた。
これが2時間30分だとせっかくの内容が長い印象になる。
丁寧ながらコンパクトにまとめた冒頭の編集が効いており過去の回想シーンも冒頭
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X エックス(2022年製作の映画)

3.3

撮りたいものとテーマをマニマムにしたホラー映画だから見た後に残るのはポイントのみ。
観るものに老いの呪いをかける映画。

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.5

今回は場所を変える事で前回よりもエンタメ性が上がり護る人の心の揺らぎが物語に変化をもたらしている点が続編として大きく違いが足せていた。

さがす(2022年製作の映画)

3.7

びっくりした。序盤暗いし途中で止めてて後半から見出したもんだから余計びっくりした。
舞台が大阪でなければならない理由はいくつか挙げられるがやっぱり最後のシーン。
パトカーのサイレンが近づくと「お迎え来
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

ケイコが輝いて見えた。だれもが憧れるようなキラキラした生活とは対照的なケイコの毎日が輝いて見えた。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

連続殺人犯役に阿部サダヲというだけでも見たくなります。
内容も見応えありました。
ラストを蛇足とする感想をいくつか見たけど筧井雅也にわざわざ手紙を送った理由から遡るとしっかり意味がありここまでが死刑宣
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

面白かった。玉木宏がニュートラルにいるのが一番怖かった。
悪いところももちろんあるけど良いところもあるしかえってそれが不穏さを出してた。
あと、パッケージのジャケットの南沙良さんが日向坂46の佐々木久
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.4

こんなに早く配信されると思わず早速見ました。
構成のうまさで飽きずに見れた。
プレゼンの中でこの先のジョーダンの未来の映像を盛り込むところに今答えを知っている私達は共感をしてエモさを感じざる得ない。

プリズン・エクスペリメント(2015年製作の映画)

3.1

見なきゃよかった系の映画。どうしてこの類の怖いもの見たさの映画をたまに見てしまうのか自分でもわからないけど、どんなに詰られても汚い言葉を使わない信念にはリスペクトを感じました。

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.3

ストーリーの驚きなどは2023年の今からでは少し色褪せてきてはいるけど若かりし頃の一番良い時の俳優陣が見れて面白かった。
本編で特殊メイクで顔が醜くなったトム・クルーズは当時から整形前後の写真がメディ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.6

WBC日本の優勝記念に野球の映画を鑑賞。
細かいことは置いておいてただ父親とのキャッチボールが見たい。それだけでグッと来た。
見せたいものがあるからこそファンタジーで物語を解決する作りにも疑問が生まれ
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.3

構図がわかりやすくて見やすかったし最後は女が勝つ!みたいなシナリオは見てて痛快でもあった。
何より、KGBもCIAも自分の計画を果たせるのは彼女しかいないと全幅の信頼を寄せていて、それを全て潜り抜けて
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.7

4連休最後の映画は長らく置いておいたこの映画にしました。
あらすじの記憶が曖昧になってから見たので後半からの展開に引き込まれました。
何より演奏のシーンが素晴らしくて希望の塊のように輝いて見えた。
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.0

なんとも言えない衝撃を喰らったけどこんなもの監督のエゴで作って良いのかと疑問も浮かぶ。映像の美しさで最後までみれるけどエロとユーモアが下品で好みではなかった。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.5

突然改めて見たくなり鑑賞しました。
俳優達の演技によってよく出来ていて今回見て思ったのは低予算でよくできていると言う事でした。
精神病院のシーンからスタートする点はもしかすると全て妄想だった可能性も示
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.7

シチュエーションスリラーの傑作。
片方からしか絶対に開くことの無い扉を境に、人、小道具が入れ替わる事で状況が変化して物語が加速度的に面白くなる。
そして対峙する人間の感情にも変化ぎ起こるところにこの映
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.3

先入観につけ込んでよくも騙してくれたなというストーリーでしたが子供達の演技に終始圧倒されました。
アリバイがドアの鉛筆ってところとかはまだまだ子供な感じがしてゾッとする。

ファニーゲームとホームアロ
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

急激に歳をとるビーチというファンタジーなアイデアにリアリティのあるエッセンスを盛り込む事で話全体がリアルでぞっとする話にまとめられている。
大事なのはリアル多めでファンタジーは一つだけ。ここにたくさん
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

有村架純がちひろさんを演じた事でかなり期待して見ました。期待通りの魅力的なちひろさんでした。
圧倒的な目の演技とどこか影のある雰囲気が女優として別格だなとあらためて思いました。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.2

アニメ業界をテーマにストーリーは大根仁の得意とする展開で今の興行として成功する方程式なんだろうと思いました。脇を固める役者さん達が良い仕事をする丁度良い映画でした。
変に傑作でも手を抜いた駄作でもない
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

学校や会社に対してでも、恋人や夫婦であっても、誰にでも起こりうる話だと思いました。
見返りを求める男も恩を仇で返す女もこの世の中にはたくさんいるから。
YouTubeの虚無さが際立った設定の冥利に尽き
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.3

町長のパワハラ演技がふざけてるようにも見えて取り違えてしまった。野毛がありがとうございますと言った所で気づいた笑

怖かったのは最後のシーン。藤原竜也の後悔やこれから償う気持ちは島民や家族への申し訳な
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.2

ストーリーは胸糞な事はもちろん子供の駄々をこねる演技がむちゃくちゃうまくて本当にイライラしました。
2時間の映画の中で精神的に疲れさせた後のあの結末はなかなかくるものがありました。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.3

過去に囚われた日本人がCUBEの中に囚われて…元の世界に戻るためCUBEの謎を解き明かし元の世界で絶望し嫌っていたものをもう一度信じる決心がついたものだけが脱出できる。という解釈で飲み込みました。
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.3

主演繋がりで亜人と比較される方もいますがたまたまオススメにいぬやしきが出てきてなんとなく今回2回目の視聴でした。
変わって亜人はこれでに3.4回ほど見てます。

どちらもVFX技術てんこ盛りの原作が漫
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.5

岡田くんを据えてアクション強めの内容で韓国ノワールに対抗した日本極道映画でした。
日本のエンタメがノスタルジーまっしぐらに傾倒している中これはこれで良かったと思いました。
岡田くん=アクション多めのジ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

ティムを通して人生と愛する人を大切に思う気持ちをコメディとタイムスリップのエッセンスで教えてもらいました。
監督・脚本のリチャード・カーティスにはこの映画に出てくる天真爛漫な妹と愛に溢れた父のような素
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

スラムダンクを見ていた世代の方なら誰もが望んでいたものをこの映画は満たしてくれると思います。
満たすだけでなく次を見せる事にも成功しており、事前に解禁された情報に戸惑った人も少なくはないかと思うがきっ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.2

キャストの全員が良い人で好感度上がる役柄でした。
物語としては伏線を回収していく後半が見応えのあるところですが、梨花が自分の実の娘ではない優子を2度も母親が亡くなる目に合わすわけにはいかないからという
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.5

楽しい事が一生続けと願う気持ちを文化祭の準備で設定した所に文系人間の思考が感じられてこの映画にハマる人に直結したんだなぁと思った。運動会や修学旅行の設定では違うんだろうな。
10代の頃、BSで放送され
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アテナ(2022年製作の映画)

3.6

激しい感情を映像化し収める点で圧倒的な映画でした。
統制できない暴動、個人行動が画面に映るたびなんとも言えない恐怖を感じたし、アクション映画としても見応えがありました。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.4

ガリレオシリーズから流れてきて初めて視聴。
ガリレオが理系であればこちらの新参者は文系で人の思いに寄り添う物語になっている。
日本橋の麒麟像からここまで複雑なレイヤーの物語を生み出した東野圭吾はやっぱ
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.0

個性的なキャラクターをぴったりのキャストでやってるのがすごい。
内容はめちゃくちゃで最後のギャンブルまでの積み上げが退屈でした。

スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.6

娘の無実を救う為奮闘する父親。復讐劇でも犯罪組織に1人立ち向かうでもなくリアルな物語に見応えありました。
親子愛、故郷の事、言葉も通じない異国での決意。
ラストのビルのセリフが心にズシンときました。

カーター(2022年製作の映画)

3.4

全編アクションで繋ぐと映画はこう見えるんだなって思って良い経験でした。
カメラワークの発想がなかったらおそらく企画は通らなかったであろうこの振り切った映画は一見の価値ありでした。
メタルギアソリッドっ
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