Taiさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

Tai

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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.2

緊張しっぱなしな上に、それが加速していくのだから、疲労感が凄いです!(良い意味で)

真実を伝えるのか?
これは、単に国の不正に対して新聞社が異議を唱えたというだけではありませんでした。
メディア人で
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.3

確かにこれはスクリーンで観るべき映像世界!

人類が宇宙進出してから、その先で交流が増えていく未来の未来へ続いていくオープニング。
デビッドボウイの歌が映像とのシンクロして非常に印象的でした。
そう、
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

この雀(スパロー)こっっわぁ…

初めに予告編を観た時は「アトミック・ブロンド」っぽいなーと思ってました。
しかし、原作が元CIA捜査官!
結果、全く違うコンセプトの女スパイ映画の誕生です!

「アト
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.6

王でありヒーロー!
大自然の国ワカンダから満を持して参上!

アベンジャーズシリーズの「シビル・ウォー」ではスパイダーマン参戦に注目していた影で、それこそパンサーのようにシュバッと登場していたブラック
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

観ればまた違って聴こえてくる「リメンバー・ミー」

ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。
しかし、彼の家は代々音楽禁止をかかげている。
衝動を抑えられないミゲルは教えを破り町の舞台で歌おうとするも、死者
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.5

いつものピクサー、掴みの短編ジャブかと思いきや…

22分ということで、いつもの短編よりはかなり長いです。
もはやコレ前座じゃなくて2本立て(笑
そしてオマケとは言えない程の新作楽曲数!

物語はアナ
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

映像全体に行き渡る印象は、まさに「疾風の如し」!

ゲームは未プレイだし、前作映画も未鑑賞ですが「ファースト・ミッション」ということで観てきました!
非常に観やすくて面白かったです!
前情報ほぼ無しで
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.3

新たな技術を利用した先にあるのは幸か不幸か…?

人口増加によって食料やエネルギー不足の問題を抱える人類が生み出したのは「人類縮小化計画」
それは絵本に出てくるような小人になることで、様々な消費量を削
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.3

午前十時の映画祭にて。

アメリカのある裕福な白人家族。
ひとり娘が突然連れてきた結婚相手は黒人男性で…

'67年作品ということはキング牧師の自由への行進をした僅か2年後。
まだまだ自由と人種差別が
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

胸くそ悪さはトップレベル!(事件自体の)

あらすじを言おうとすると、うっかり言っちゃいけないことを言いそうで怖いですね(笑
観てない人にどう勧めればいいのか悩む作品です。

「イニシエーション・ラブ
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

飛び交う視線すら美しく、恐ろしい…

南北戦争の最中、少女がひとりの傷ついた兵士と出会う。
彼女が連れて行った先は帰る先のない者だけが残り暮らす女学校だった。
歩けるようになるまで。その期限で女の園に
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

この世界仰天ニュース、レベル高ぇ…(世界まる見えでも可)

実際に起きた列車テロを偶然居合わせた青年達が勇敢に阻止しましたよという話を再現。
しかも、メインの3人だけでなく他の乗客たちや突撃する警官た
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.0

例えその月が紙であっても、2人でいれば…

午前十時の映画祭にて。

冒頭の唄が非常に印象的でしたね。
唯一の家族である母親を亡くした少女と、その少女を彼女の遠い親戚の家まで送り届けることになった詐欺
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北の桜守(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

安定の俳優陣で見応えある作品…か?

全ての年を吉永小百合さんひとりで演じ切ったのは驚きでした。
「ハウルの動く城」でヒロインの少女から老婆までを演じ切った倍賞千恵子にも当時は衝撃を受けましたが、実写
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.3

午前十時の映画祭にて。
1月鑑賞ですがのレビューです。

この作品は本当にレビューしにくい!
ウディ・アレンの監督、脚本、主演作でオスカー4部門獲得しています。

主人公アルビーの恋愛模様を完全に彼視
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夜叉(1985年製作の映画)

3.4

午前10時の映画祭にて。
今更ですがレビュー。

その眼!
健さんの眼光に痺れました!

極道から足を洗い漁師として暮らしていた男。
その港町に新しく開かれた居酒屋と若い女店主。
女店主には幼い息子と
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.6

劇場版ドラえもんに相応しい冒険劇‼︎

夏休み、いつもの空き地で出木杉から小説「宝島」の話を聞き、冒険心に心膨らますのび太。
ジャイアンやスネ夫に馬鹿にされながらも、ドラえもんの道具で宝探しの冒険に海
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

ミュージック!ソング!ダンス!この作品というショーに心踊りっぱなしでした!

P.T.バーナムという実在した人物をモデルにしたお話。
人より面白い発想ができると自信を持ち、エンターテイメントとして新た
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

フワフワゆらゆらと、まさに水中で漂うような作品。

金獅子賞に続きオスカー4部門受賞ということで、さらに話題になっていますね!

ド派手に魅せる「グレイテスト・ショーマン」とは相反する、静かな映像美が
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.4

何が嘘で、何が真実なのか…?

TOHOフリーパスをゲット!
もう全部観てやる‼︎くらいの勢いで、さっそく朝一の回を観て参りました。

バリバリのキャリアウーマンである由加利と、研究医であるという桔平
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麦秋(1951年製作の映画)

4.0

何これ、ずっと観てられる!(笑

午前十時の映画祭にて。

かなり前から映画好きな人に会うと勧められていた小津安二郎監督作品。
気にはなっていたけど「難しそう」とか「どれを観よう」など思うと手を出すの
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭にて。

変わらないことと、変わっていくことと…。

小さな寂れた町で暮らす青年ギルバート。
彼の父はすでに他界し、母はそれ以来、外出しなくなり家の中で太っていく一方。
姉と妹に発達障
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭にて。

マイナス+マイナスはマイナスのままだけど、マイナス×マイナスはプラスになるよね!そんなお話でした。

冒頭から演出がアーティスティックでした。
長旅に疲れたのか、長年のもつれ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

バーフ!バ!リーー‼︎

前作を強烈に勧めてくれた友人と劇場鑑賞してきました!
「伝説の誕生」を観てしまったら、今作は観ないわけにいかないですね。
完全に前後編でした。

前劇場鑑賞だからでしょうか、
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.6

バーフバリ!バーフバリ!

インド映画では「きっと、うまくいく」以来のインパクト!
全くの別ベクトルですが(笑

おとぎ話にも近いであろう、古代の王の話です。
親子2代に渡るバーフバリ物語は、王の座を
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

物語は最高潮に!

鑑賞は12月中でしたが、今さらながらのレビューです(汗

「どうなるの⁉︎」で終わった前作エピソード7直後から物語が始まり、ファースト・オーダーとレジスタンスの戦いは更に佳境へ。
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

やり場の無い感情が溢れすぎて、ラストまで飽きさせません!

7か月前に娘をレイプされた挙句に殺された母親。
依然、犯人逮捕にならず、地元警察に向けられたその憤りが3枚の看板にでかでかと張り出される。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

危ない紳士が帰ってきた‼︎

2018年レビュー1発目!
本当は他にも観てはいたのですが、書いてなかったレビューが数本分。
私生活が落ち着いたので、ポチポチ書いていこうと思います。

前作「キングスマ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

もしも彼らの出会いが別の形であったなら…

午前十時の映画祭にて。

言わずと知れた有名作品ですが、
観たことがなかった作品。

一番の印象は坂本龍一が作り上げた音楽でした。
まるで戦場を舞台にしたも
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

4.0

待ってましたの続編・第3弾!!!

北海道を舞台にドタバタとヘッポコでダサくてエロくてカッコイイ!とある探偵とその助手の物語。
今回も相変わらずの大泉洋&松田龍平のコンビは最高でした!

1作目、2作
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.7

古くて新しい!
映像技術の幅広さは、まだまだ果てしなかったです!

「瞬きすらしてはならない…」
少年・クボの言葉と三味線の音色で紡がれていく物語。
それに呼応し折り紙が舞い、姿を変え、クボが語る物語
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭にて。

「ここで見たことを友達に話してはならない」という注意書きで締めくくられる作品。
ネタバレしないようにどこまで語っていいのかが悩ましいところですが、頑張ってレビューします!(笑
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

込み上げる脅威にドキドキが止まりませんでした!

白人と黒人の問題というのは、どうにも日本人には縁遠い話。
色々な作品やら文献やらで知ることしか出来ません。
しかし、差別という問題は日本人同士でも十分
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グロリア(1980年製作の映画)

3.4

午前十時の映画祭にて。

出だしから圧倒的な緊迫感!
一家を殺され自身も命を狙われている少年フィルと、彼を預かることになった女性グロリア。
あまりに多勢に無勢過ぎる逃避行はかなりのスリリングでした。
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

さらなる未来はやはり…

前作から30年後の世界。
今度のブレードランナーは、なんとレプリカント!

相変わらずな独特の世界観。
のような、前作の影響を受け追随する作品が多数出たためか、既視感も…。
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

最新作を観る前の復習!

人工知能に対して人類が抱く畏怖というのはどうしても拭えないもの。
それなのに、やはりより人間に近いものを作ってみたい人間もいて、そう遠くない未来に無視することができない問題を
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