地球に落ちて来たタカアキさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

地球に落ちて来たタカアキ

地球に落ちて来たタカアキ

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桜桃の味(1997年製作の映画)

3.7

もはやキアロスタミのお家芸。後半にたたみかける長回し。
今回はトルコの老人の話を聞きながらカメラで車を追うパターン。少しずつ現れる心境の変化。そして、ラストもいつものように視聴者の想像に委ねる。
まさ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

すごくしっかり作り込んでる。タイの映画のレベルの高さに関心させられました。

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.5

吸い込まれるような新緑の美しさ。木々が芽吹く季節に萌える若者の恋。
映画全体を通してかかる緑色のトーンがとてもやわらかく、若々しい印象を与える映画でした。ラストのオリーブ林のロングショットも、ずっと観
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.9

キアロスタミ2発目。
作り込んだ感が若干気になるドキュメンタリー風映画。
大地震後の惨状を生々しく描くというよりは、その生活を受け入れ、明るく力強く生きる人たちがいることを教えてくれる映画。そして、イ
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.7

㊗キアロスタミ作品がアマゾンプライムで配信!しかも、主要な作品が一挙配信スタート。
忙しなるで!

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.3

知らずに観賞。まさかのドキュメンタリー。ちょうど同じタイミングのスケボー映画、裏『mid90s 』といったところでしょうか。
僕ぁ『mid90s 』の方が好きだなぁ。
そもそもドキュメンタリー映画とか
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

65分頃レディ・ガガがおっぱい出します。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.3

世代どストライクの映画。ピクシーズで始まりグランジ、ヒップホップ、メロコア、当時の空気感がビシビシ伝わってくる。ファッションもカルチャーも正真正銘mid90s。そして、みんないいヤツ。ハートがティーン>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.4

アマゾンプライムの無料配信が終るということで、週末ドラン作品4本目!
2日で4本のマラソンセッション。映画観てるだけでもまぁまぁしんどいのに、マイルスは凄いなと思いました。

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.3

う~ん。後味悪い系のサスペンス。ドランの異色作。でもゲイの要素はマストなんですね。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.9

とにかく映像が素晴らしい。自然の澄んだ美しさや都会の鮮明な色使い。心情を投影したようなカメラワークも巧み。淡々としていても飽きさせない。ちょうどいい長さの映画でした。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.5

優しい!飲みながら観てたら涙が止まらなくなってしまった。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

劇中無音のシーンが多く、独特の感覚が続きました。これが、彼らの体験している世界なんだなと思いました。ラストのシーンで静寂と共に心の静寂にたどり着いたのだと思う。Amazon prime、やるな!

めまい(1958年製作の映画)

3.6

オールタイムベストみたいな企画で常連の上位ランカー。多分ああいう企画は権威主義のジイさんたちが幅をきかせているのでしょう。
歴史的名作と呼ばれているものを観賞して感じることは、普遍的な芸術性と同時に、
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早春(1970年製作の映画)

2.8

童貞のストーカーがヤリマンに恋をする物語。行き着く先は破滅しかない。予想どおりの最後に❗

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

エロシーンの見ごたえあり!エロ加点0.5加えました。

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.2

「何が違うのか」「何も違わない」最後の言葉に胸を締めつけられました。

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

とてもシンプルなストーリー。シロクロで1920年代の雰囲気が伝わってくる。

華氏451(1966年製作の映画)

3.6

原作はレイ・ブラッドベリの代表作。『1984』と双璧をなすディストピア小説の名作。監督はフランソワ・トリュフォー。
…少し期待負けでした。小説に比べディストピア感が弱く、物足りない気がしました。しかし
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.3

「人生は複雑ではない。複雑に見えるだけだ。」複雑な事情を抱え、心を乱されて疲弊していく家族。ヤンヤンの後ろ姿だけの写真が自分では見えない部分があることを教えてくれる。ラストのヤンヤンの言葉で、本当に大>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

3.7

カメラワークが素晴らしい。もどかしさが伝わってくる。さすが、映像の見せ方がうまい。そして、マギー・チャンがエロい!!

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.9

「アンダーグラウンド」、「ジプシーのとき」を観てからの鑑賞。アンダーグラウンドから暗い部分を取り除いたようなドタバタコメディとお決まりのジプシー音楽。何も考えずに笑って観てられるが、少し物足りない気も>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

4.3

モダンラブ!疾走する若さ。愛が走り出して、止まらない感じに熱くなりました。静から動へとダイナミックに変調する場面が映画のアクセントになってますね。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

初クストリッツァ。前々から見たかった映画。ユーゴスラビアの歴史の暗い部分とコメディとのバランスが最高!ジプシー音楽が醸し出す東欧の雰囲気も大好き。音楽の永久ループが頭から離れない。

ストーカー(1979年製作の映画)

3.8

水の描写が多いのがタルコフスキーの特徴。しかし、水汚い。その点でノスタルジアのほうが好みかな。

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても面白かった。しかし、最後が残念。カラカラの温泉では世界は救えん!

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

4.7

最大級の衝撃でした。
現実と虚構、現在と過去が侵食し合う完全な夢の追体験。連続していながら脈絡がないあの感覚。至高のマジックリアリズム体験。
紛れもなく10年に一人の天才!

凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.7

映像がきれい。センスは感じるが、ストーリーよくわからない

ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.8

何も考えずに観れる。しかし、主役の女の子、いい演技!