tfukamiさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.6

想像した事のない世界に連れて行ってくれるのが映画、という定義があるならまさにそんな映画です。
アクションシーンは前作以上の迫力。えー、そんな事するんだ、死人が出そうだけどというショットの連続。武器や攻
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

コロッセオで丸くなるゴジラ
B.E.A.S.T.グローブ(いま調べた)を装着する時の「ラヴィン・ユー・ベイビー」
グローブはめたコングの「ダーーーッ‼︎」
ゴジラの雪崩式ブレンバスター
などなどが良か
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.2

娯楽映画のお手本のような作品。
107分間という短い上映時間も良い。
航空パニックもの+脱出もの+バディムービー+プロフェッショナル仕事の流儀という感じのアクション。
キャラクター描写もセリフも簡潔だ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

やっと観ました。古典的名作。
コンパクトな上映時間が良い。
各陪審員のキャラクター、無駄のないセリフ、短いエンドロール、スマートだなぁ。
陪審員が白人男性のみ(属する社会階層や出自は様々だが)というの
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

法廷ミステリー、だと思ってたらちょっと違ってた。
一人の男の転落死の犯人と疑われた妻、唯一の目撃者は視覚障害のある息子、舞台は人里離れた雪に覆われた山荘、とミステリー要素満載。でも、驚愕のどんでん返し
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

見事でした。
理論と数学で凄まじい力が『見えてしまう』科学者が、凄まじい力を創り出してしまい、そのことに畏れおののき、悔恨を抱く様、その後、赤狩りの標的になり翻弄される様を視点と時間を複雑に入れ替え組
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

撮影、音楽、デザイン、VFX、音響それぞれがお金かかってるなー、という感じ。
大スクリーンで贅沢な時間を堪能できます。
原作が長大なせいか、一作目も二作目も3時間近い上映時間でも、話をかなり圧縮した感
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.2

歌、踊り、音楽、お芝居、全てが力強く素晴らしい。
良いものを観せてもらいました。
歌って踊れる役者さんが揃ってるので、ミュージカルシーンはいずれも楽しく、かつ感情を揺さぶられるものでした。
ソフィアと
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

ヴィム・ヴェンダース監督作というと、なんだかオシャレなシネフィルが観るもんじゃないの、と思ってたけど味わい深い作品でした。
役所広司演じる平山が住んでるのは押上と亀戸の間のあたりのようです。亀戸に15
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.8

Amazonプライムビデオで配信開始されたので鑑賞。
日本語字幕版も吹替版もなかったので英語字幕を表示して視聴。大まかな話の流れはわかるが、長いセリフはよくわからない。
それでも、面白い!
タランティ
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.1

焚き火の灯りと夜の闇、滴る様な緑から紅葉や冬枯れへの季節の移り変わり、豊かな河の流れなどの光景が背景を彩る映画。
アメリカの開拓時代初期、一人はコック、一人は中国人の2人の男が友情を育む物語。
2人が
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

思ったよりは怖くなかった。
チャッキー+ターミネーター という感じです。過去の作品からインスパイアされてる要素もたくさんありますが、その味わいも込みで楽しめます。
子供が共依存する存在と仲良くなりすぎ
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市子(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

杉咲花の芝居を堪能する映画です。すごい。
『ゴーン・ガール』ものです。ミステリー要素強め。
主人公の背負わされている社会問題は、町山智浩が「話すとネタバレになっちゃうから」と言ってたことから予想してい
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

12月24日に観る映画としてはあんまりそれらしくないな、空いてるだろうなと思ったら大間違い。
劇場はほぼ満席。中高生が多いのに驚いた。ひと組イスラム教徒と思われる東南アジア系のカップルもいたりして。
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

6500万年前の地球を舞台にした脱出劇。
稲光でその存在がわかるT-Rex、主人公の娘のホログラムの使い方、ラスト近くで巨大モンスター(あの造形は恐竜じゃないと感じる)にとどめを刺す時の少女の用意して
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.2

荒涼とした砂漠の空撮映像は素晴らしかった。ロケなんだろうか、それともCG?
今様のイスラム過激派の上層部のキャラクターは、あー、こんな感じなのかなと思わせられる。バイクに乗って追いかけてくる彼はもっと
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おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

2.9

『なめてた認知症のジジイが殺人マシンでした』(©️ギンティ小林)映画。
冒頭、中国人民解放軍の警察部隊の猛訓練シーンに続き、ニクソン訪中のニュース映像の一部に若き日のサモ・ハンが映り込む趣向には嬉しく
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

ダイジェスト版みたいな映画でした(面白くなかったわけではない)。
実際、監督が最初に編集した版は4時間超えてたみたいなんで、将来的にはApple TVで配信されるんでしょうか。
撮影、衣装などは素晴ら
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.2

バディものの新たな傑作。
『48時間』、『リーサル・ウエポン』、『ハートブルー』『ホット・ファズ』など、この分野にはいろいろと面白い作品がありますが、この作品もなかなか。
バディもののお決まりの、主役
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.1

高所恐怖症の人は見ない方が良いです。
落ちたら死ぬだろ!という岩壁、岩峰をひょいひょいと(と見える)登っていく。
今はCGでどんなに危険な場面でも作れるので、絵的には大概なことでは驚かされないが、この
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

ゴジラ、相当凶悪でかっこいい。
海上でゴジラが追いかけてくるシーンなんて初めて観た。他の作品にもあったんだろうか。銀座で大暴れのところも怖かった。姿を表すシーンで伊福部昭の曲が流れるのもよかった。
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

情けないダメ男を演ずるディカプリオを堪能する映画です。
眉間にしわ、口もとはいつもへの字。
最初からラスト近くまで、自分の意思が無く、おじのウィリアム(R・デニーロ、ワルい)の言うがまま。
M・スコセ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.7

出ている役者さんが皆達者だし豪華。
あれ、こんなとこにこの人出てるんだ、と驚く。
コメディでもあり、シリアスドラマでもあり、役者さんのお芝居に感情を揺さぶられます。
・花子と正夫が初めて出会うバー
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

『ナメてた相手が実は殺人マシンでした』映画(©️ギンティ小林)の主人公としては最高齢なんじゃなかろうか。
強い!しぶとい!死なない!
第一章、第二章と各章の題字の字体がマカロニウエスタン風。音楽もそん
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.8

主役のアンバー・ミッドサンダーが良い。狩りが好きで、一人前の狩人として認めてもらいたいコマンチ族の女性を魅力的に演じている。
主人公の兄も勇敢で頼れる感じでこれも良かった。
「血を流すなら倒せるはずだ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.2

カミさん曰く「安心してみていられる」マッコールさんの映画、3作目。
今回も最強。味方だったらこんなに心強いご近所さんはいないでしょう。敵には、あんた、運がわるいねと心から申し上げたい。
序盤、負傷した
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

殺し屋だらけの世界での追跡・銃撃戦・格闘。極彩色の画面も美しく、撮影も見事。
序盤のコンチネンタル大阪での銃撃・格闘だけでもすごい(真田広之かっこいい)が、あくまでも序盤。しかし、梅田の地下鉄に銃を持
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.9

前作同様、マ・ドンソクのビンタ、パンチ、ボディフック、一本背負い、前蹴り、手首折りなどが堪能できます。
わたしのカミさん曰く「イコライザー のマッコールさんと同じくらい安心して見ていられる」無双ぶり。
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.9

政情不安定な異国で革命や内戦が勃発、いかにして脱出するかという『アルゴ』と同じようなジャンルの映画。
他の映画と違うのは、脱出する当事者が韓国と北朝鮮であるという点。
お互い疑心暗鬼になりながらも、徐
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

マ・ドンソクのビンタで溜飲を下げたい方にはおすすめ。
悪役のイヤーな感じの描き方も上手い。
食堂の少年との交流、強力班最年少のエリート警官の顛末などサイドストーリーもしっかりしてて、上映時間も短い。
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

3.8

『ワンダーウーマン』『キャプテンアメリカ ウインターソルジャー』『チャーリーズ・エンジェル』その他、数々の映画、TVを支えてきたスタントウーマンに取材したドキュメンタリー。
落下、格闘、カーアクション
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スリザー(2006年製作の映画)

3.1

ジェームズ・ガンの初期の作品ということで観てみた。
エイリアンの地球侵略+ゾンビものと言った感じ。
低予算な感じだが、ここに力入れてます、というところ(人体縦に真っ二つとか)の描写は結構凝ってる。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3


希代のスーパースターによる、ご馳走満載のエンタテイメントのフルコース。

1.オードブル 砂漠の銃撃戦 イルサ・ファウスト スナイパー風味
2.スープ Mission: Impossible The
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.6

『七人の侍』『用心棒』の三船敏郎、惚れ惚れする。カッコいい。 
特に黒澤明の作品に出てる時は大きく見える。
『赤ひげ』観てなかったなあ、観ないとなあ。
『スター・ウォーズ』でライトセーバーをぶん回すミ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.3

「妻を鉄道事故で喪った主人公が、事故を仕組んだ犯罪組織に復讐する」という設定で主演はマッツ・ミケルセンなら面白いでしょう、ということで観ました。
デンマーク映画だからか、主人公の自宅のキッチンや部屋が
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シャークネード(2013年製作の映画)

2.8

やたらと"OH MY GOD"というセリフが出てくる。
確かにOMGな映画でした。