ぶぶこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ぶぶこ

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モーリス(1987年製作の映画)

4.0

恐らく27年ぶりに鑑賞。「あれ、前半でこんなにモーリスとクライヴはイチャイチャしてたっけ」と思うくらいストーリーを忘れていたので却って良かったです。
アイヴォリー監督の作品は、映像は美しいけど、ストー
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ワンダーランド北朝鮮(2016年製作の映画)

3.5

韓国釜山出身の女性監督が、ドイツ国籍を取り、ドイツ人として北朝鮮に入り、様々な人にインタビューしていくドキュメンタリー。金日成神話の白頭山、コンピュータ制御されている巨大プールから、太陽光発電、メタン>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画。光州事件の実話に基づいているが、ところどころ映画らしい演出もあり、サスペンスとエンタメ要素も大。
主人公のドライバーは、最初抜け駆けしてお金を稼ぐことしか頭にないような人物造形だが、段
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.5

「あ、レイトショーは安いし、元教え子たち(ごつい男子)が褒めてたしな」と、「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ「リズと青い鳥」を見てしまった。「世の中に男(滝先生以外)は不要」と教えてくれる映画(嘘)>>続きを読む

港町(2018年製作の映画)

4.5

想田さんはゼミの一つ上の先輩でもあり、彼の作品は全て見ている。今回の作品は、前作の「牡蠣工場」の続編とも言えるものだが、同じ時期の同じ場所で撮影しているにも関わらず、全く違う「文法」で描かれたものだっ>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.8

優れたマンガ原作を優れた手法で再現した作品。確かに音楽も良かった。
キャスティングは大体良かったが、一番は「男も惚れる」淳兄さんにディーン・フジオカ。「あなたがいましたね」としか言えない(笑)。
女性
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

とんでもないアクションと悪ノリで、前作と合わせての5時間、腰の痛みを忘れるほどでした。ジェイ!マヒシュマティ!と王と王国を称えたくなる映画でした。ストーリーは極めて古典的(お母さんが敵方に囚われている>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

もう、問答無用の活劇。映画的デタラメの面白さしかない(褒めています)。『北斗の拳』とか『DRAGON BALL』のノリだよね、これ。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

出町座にて、映画「勝手にふるえてろ」をレイトショーで見る。原作のテイストを損ねずに映像化していると思いました。松岡茉優のコメディエンヌ振りに目を見張りました。良作。
主人公の脳内妄想や独り言をどう処理
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灼熱の屋上(1995年製作の映画)

3.0

NHKで放映されたのを見たはず。韓国のアジュンマ達の怒りが爆発、という内容。

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.0

確か都内のある劇場でカウリスマキ特集をやっていて、「ラ・ヴィ・ボエーム」と同時に見たと思う。最初「こんな仏頂面の女優を使うなんて」と思っていたけど、必然性があってのキャスティングなのだと気づいた。とい>>続きを読む

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

細かい内容は忘れたが、登場人物の寂しさ、哀しさはなんとなく覚えている。それだけで十分な映画だと思う。

王手(1991年製作の映画)

3.0

この映画を見て以来、棋士の扇にはどんな文字が書かれているかを気にするようになりました(笑)。「どついたるねん」同様、阪本監督と赤井英和の大阪ノリが楽しい映画。

どついたるねん(1989年製作の映画)

3.5

半分ノンフィクションのノリで撮られた映画。軽快なテンポでエンターテイメントとして良質な映画。

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.5

やはり「けいおん!」は楽曲の力が強い!「ごはんはおかず」のロンドンバージョンには大笑い。ストーリーはあってなきがごとし。でもそれがいい。
「Singing!」ではなく、幻のエンディングテーマ「おはよう
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.5

3月で一旦閉館する「京都みなみ会館」で、大林宣彦監督の「花筐/HANAGATAMI」を見に行った。約3時間の長編で、現在少し腰の痛みがぶり返しておりますが、傑作とまでは行かなくても、一見の価値のある怪>>続きを読む

走れトマト にっぽん横断300キロ(1978年製作の映画)

3.5

小学校の時、クラスで鑑賞した思い出。タイトルが頭に張り付いている。一度、こういう旅行をしてみたいと当時も思ったから、タイトルも覚えているのだろう。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.0

BSで鑑賞。哀しいけど、これ、史実ベースなのよね。頭でっかちになった軍人を嗤いたいのだけど、その愚かさは自分も持っていることを突きつけられ、嗤い損ねる。

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.0

カルト映画扱いされていた気もするが、僕はすごくポピュラリティーを持った映画だと思いました。

私の心はパパのもの(1988年製作の映画)

2.5

斉藤由貴ファンとして見たが、あまり内容は覚えていない。でも、アイドル女優を可愛く撮影する腕の冴えは覚えている。

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

3.0

角川娘を撮っていた頃の大林監督は、職人的にそのアイドル女優を可愛く撮影しているが、これもそう。特撮部分は、今となっては思わず笑ってしまうが。

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.0

ある意味大林監督にしては珍しく、王道の青春ものだったと思います。
僕と大体同世代の俳優たちだが、浅野忠信君ってこんなに可愛かったっけ、というのが一つの発見。ここまで男子校のノリで、女優(女の子)を敢え
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あした(1995年製作の映画)

3.0

高橋かおりのスレンダーな体はぼんやり覚えている。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

3.5

テレビシリーズを全部見て、その延長で見に行った。良くも悪くも「自閉」した世界観。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.0

義務的に見に行ったので、内容はほとんど覚えてないんだよね。

ポネット(1996年製作の映画)

3.0

ドワイヨン作品で一番ヒットしたかもしれないけど、僕からすれば、一番ドワイヨンらしくない作品だったな。感情の爆発がないんだよな。そればかりだと疲れるけど(笑)。

太陽(2005年製作の映画)

3.0

イッセイ尾形のやりすぎな演技はどこまで「モノマネ」なのか、演出なのか戸惑うが、「昭和天皇の脱神話化」というソクーロフの意図は伝わって来た。史実をある程度無視しての「天皇イメージ」を描いた作品。

曖・昧・Me(1990年製作の映画)

3.0

当時、裕木奈江が結構好きで見に行ったのよね…。内容はある意味ありきたりの青春ものだったけど、主演の彼女のツイートが的を射ていると思いました。
https://twitter.com/nae_auth/
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ドレミファ娘の血は騒ぐ(1985年製作の映画)

3.8

とんでもなくアナーキーでアバンギャルドな映画。30年ほど前、当時グラビアでも好きだった洞口依子の映画デビュー作ということで見たのだが、ぶっ飛びましたね。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

坂本龍一の音楽は文句なし。甘粕正彦役の演技には大いに文句があるが(笑)。
ジョン・ローンの溥儀が美しすぎるよね。

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

4.0

テレビ版第2部の総集編プラス新シーン。声ももう一度撮り直していて、久美子役の黒沢ともよちゃんは結構色々変えているのが分かった。
久美子とあすかの二人を軸にして編集されているが、あすかの人間性を表す香織
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麦秋(1951年製作の映画)

3.8

「国民皆婚時代」ならではのドラマだが、やはり「南方で戦死して帰らない次男」の存在がドラマ全体を貫き、戦後の世相を表しているのが重要な点。雰囲気はいつもの小津安二郎。「欲張りかねえ、私」という母親の台詞>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.5

これは前作「リアリティのダンス」の続編だから、前作を見てないと結構辛いかも。相変わらずの悪趣味さ、いや「詩情漂う下品さ」はきついわ(時々笑わざるを得ないほど)。にしても、恐ろしいジジイだよな。
色彩感
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海の彼方(2016年製作の映画)

4.0

主人公である苦労人のおばあさんのキャラが良い。八重山諸島のパイナップル畑を開墾したのは実は台湾系移民だったという事実も今やろくに知られていないが、一家族のクロニクルを見て、沖縄と台湾を再考するきっかけ>>続きを読む