すけきよさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.1

夫人暗殺、犯人捜査、遺産問題、さあホテルをどう守る?

美術部、撮影部渾身の作り込み作品。古めかしい時代を題材に、御伽話風な、それでいて新しさを感じさせる。

だが、いかんせん、話がつまらないし、展開
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

2.5

そのしおんの性格や思想は嫌いである。若いくせに、全てを悟ったかのような言い草、上から目線、自己愛的発言は吐き気がする。

だが、作品に罪が現れる時と無い時がある。この作品にはそんな感じがあまりしないの
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スクール・デイズ(1988年製作の映画)

1.4

ブラックパワーなんだが知らないけれど、所詮はおバカ大学生のらんちき騒ぎ。退屈でしかたなかった。黒人がやるからオシャレを期待したのだけれど、ふにゃ⭕️ん野郎ばかり。かったるい。

ゲット・オン・ザ・バス(1996年製作の映画)

3.5

黒人達のハートとソウルを結ぶ、ワシントン大行進へのバスツアーにおける群像劇。ゲイ、マフィア、警官、元社員、ムスリム、繋がれた親子等、さまざまな過去を抱えた乗客の心が、経験が、未来が交差するココロの旅路>>続きを読む

サマー・オブ・サム(1999年製作の映画)

2.5

70年代バリバリのにおいがするロックでエッチで、ドラックで、パンクな小品。ワタシはなかなか入り込めなかった。アメリカの70年代アメリカって遠くもなく、近くもないので身の置きようが無い感じがした。ストー>>続きを読む

マイク・タイソン THE MOVE(2008年製作の映画)

3.0

まさに金と女と暴力と薬に明け暮れたチャンプの自慢話。やっぱ壊れてるでこの人。生い立ちの影響は無いとは言わないが、根本的にチカラとファイトのある性格破綻者な事がよくわかった。それが分かるくらいしっかりイ>>続きを読む

タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

3.5

未来の支配者たちが火に弱いという事は、人肉を生で食べているにちがいない。若い食べ頃の人間。最終戦争で動物を全て失ったモノにとって、タンパク質としての人肉は生きていくために不可欠なものであるのだ。196>>続きを読む

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

3.5

男の子が時間を止められる能力を得ると、女の子を脱がしたくなります!て欲望のままやんとお思いでしょうが、この変態監督はそれをなんだか美しく失恋者の思いわずらいとして描いちゃっているからタチが悪い。ベース>>続きを読む

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)

3.5

人はやがて死ぬのである。たまさか悪魔に魅入られて、若くして亡くなる事もあるが、五体満足な間は、生を謳歌し生き抜くことが得策なのである。本に明け暮れるのもよし、お気に入りの友達と過ごすのもよし、毎年降る>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

胸糞系である。従順で抵抗しないように育てられた身体提供者達の小さな恋と小さな苦悩を描いているから、こわいわ!洗脳作品とも言える。こんなんアリと思ってしまいましたやん。そこがこの作品の狡猾な所なのよ。起>>続きを読む

エクストラ テレストリアル(2014年製作の映画)

2.5

ありがちな宇宙人に誘拐されるもので、話の辻褄が全く合わないが、こうゆうのは好みである。エリア51の現代版。また、Xファイルそっくり。いや、こうゆうのを許していまっているな。多分ダメな作品なんだろうが努>>続きを読む

ドニー・ダーコ2(2009年製作の映画)

2.0

雰囲気がある。ただそれだけ。ストーリーは曖昧でこれといったインパクトもない。なんかあるかなあるかな?と期待はさせてくれるんだがな。ないときの寂しさったらない。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

訳糞わからんとこがいいのよ。許せる範囲で。いや、許せないか?😆まあ、変わった人はいるもんですよ。要はタイムトラベル的走馬灯やったちゅうことで。

京都太秦物語(2010年製作の映画)

2.3

山田洋次にしては極薄。話に盛り上がりにかけて、登場人物にも魅力無し。単に太秦界隈で撮影したかっただけの映画。なんやねんあのエグザイル。糞芝居やわ。地域が好きだけに残念。学生達はよく頑張りました。もっと>>続きを読む

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

2.5

なんやねんこの邦題は!鉄の十字架でええがな。

大変爆弾を派手に使ってはいるが、撮影が俯瞰的でないから、見にくい。
残されたチームメイトも個性に乏しく印象が薄いから、見にくい。
ストーリーは無意味?な
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野良猫ロック 暴走集団’71(1971年製作の映画)

1.5

この手の日活もんはワタシには無理。ヒッピー魅力なし。登場人物魅力なし。原田芳雄の無駄遣いやわ。

野良猫ロック マシン・アニマル(1970年製作の映画)

2.0

梶芽衣子。戦ってないですやん。まわりのおねーちんも華がない😭さらに酷いのは敵に怖さがない。魅力がない。もともとチンピラ同士だから、しゃーないのかもしれんけど、アタマはそれぞれ魅力がないと対立の構図が成>>続きを読む

野良猫ロック セックス・ハンター(1970年製作の映画)

1.5

昭和の任侠モノは素晴らしいと思う。これは、何を生業としているかわからないチンピラ軍団と同じく遊んでるだけのズヘこう軍団との抗争に、義兄妹の再会を加えたモノ。もうまったく、魅力的な人物が出てこない。せめ>>続きを読む

ショートウェーブ(2016年製作の映画)

3.0

ショートウェイブは、時々差し込まれる瞬間映像のことなのかしらん?展開が遅くかつ、訳がわからない進行とオチ😆さらに、胸糞系スプラッタラスト。あるいみカタルシス全開😆お世辞にも褒められたものじゃないが、ワ>>続きを読む

大いなる眠り(1978年製作の映画)

3.1

なんやねんいきなりカニーノって?せっかく途中まで、沢山の出演者を記憶しつつ頑張って、推理してたのに、カニーノでぶち壊し〜の😭しかしマーロウちょっと弱いし😆まあそこがヒューマンでいいのだけれど。また、将>>続きを読む

さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

3.5

ロバートミッチャムには戦争のイメージがある。しかし、ここでは、探偵。クールでウィットに富んでいる。すぐ殴られて気を失うが、強運の彼は死なないし、敵の弾にもあたらない。かっこいいのである。だが、七人も殺>>続きを読む

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

2.4

役者は割といいし、セットも立派だし、メイクもちゃんとしてるし、雰囲気はあるのに、なんだが雑然としていて、のめり込めないのは何故か?ひとつには、幽霊側に、ミステリアスや、悪玉感に乏しい。魅力がないからか>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

映画撮影ごっこをしながら、イランから脱出するお話。実話だから、ラストはわかっているのだが、地味な、地に足のついた演出により、動悸、息切れ、眩暈がした😆重い、楽しくも無いはなしだが、強い着実感に好感が持>>続きを読む

イノセント(1975年製作の映画)

1.3

たとえばこれを貴族社会でなくて普通の庶民社会の物語だとすれば、なんちゃたいしたことのない痴話話しだ。浮気もんの夫婦の妻に他の男の子を妊娠して、はれほれするはなしで、崇高さなんてまったくない。背景を貴族>>続きを読む

快盗ブラック・タイガー(2000年製作の映画)

3.3

タイの映画もタイしたもんだよカエルのしょんべん。

カラフルな色彩にチープなストーリー。迫力ある西部劇にチープなラブストーリー。
おしゃれな映像にチープな演出。懐かしい映像にチープな音楽。

基本、ち
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

3.0

健全なる酪農学園ドラマ。進学路線から脱落し酪農高校に入学した少年の恋と成長を描いた作品。屠殺される家畜の命を育てるものの努力や課題、環境もユニークに表現されていて見ていて気持ちが良い。これといった大き>>続きを読む

ガールズ・ゾンビ(2011年製作の映画)

1.5

組の金を横流しして、儲けようとしたヤクザが、仲間に裏切られて、禁断の山中に金を隠された。その裏切り組も仲間割れしぃ〜。超低級予算作品。出演者6人プラスゾンビ少し。凄いのはこの六人がちゃんと演技は😆して>>続きを読む

編笠権八(1956年製作の映画)

3.0

陽炎の使い手が、仇討ちの標的となるが、仇討ちの相手と恋に陥るおはなし。雷蔵の恋より、濃い白塗りが気になり、少し笑ってしまった。三隅監督の若かりし佳作である。ロングがたまらん。

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.0

液をカケル少女やったやん。オトナの知世のメイクが嘘くさくて笑いました。化学実験はキヲツケナイト