くぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 104ページ目

くぅー

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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.9

my映画館2016#72》ゲスな悪党達が世界を救う…って、スケール大きいんだか小さいんだか、設定や展開にいろいろとツッコミたくなるのだが、音楽から何から楽しめれば文句ナシってな余韻。
しかし、先日見た
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.6

my2016映画館#11》冴えない販売員が呪文でスパイとして覚醒する予告編とキャストで鑑賞を決めたが、思ってた以上にB級アクション+ラブストーリーで、高炭酸の清涼飲料の様な刺激的な余韻には浸れたかなぁ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

my映画館2016#49》冒頭に説明があるが、これは原題“Sicario(暗殺者)”で見るべき作品で、邦題に惑わされると全く違う余韻になるのでご注意を。

そう、復讐の為には手段を選ばない男に、組織壊
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

my映画館2016#44》後半は濃密でしたね…いろんな思いを巡らせてスクリーンを見つめましたね。
初めて“世界”に触れる息子、“世界”に戻った母親…多感な七年間を奪われ、母親にもなった訳で、想像を絶す
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

my映画館2016#71》なるほど、これは巧みに作ってましたね…いわゆるAI(人工知能)なサスペンスと言うべきか。

検索エンジンシステム会社の作ったAIってのがポイントかも…情報量が豊富で、人間の賢
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.9

my映画館2016#32》ここ数年間では最強のサバイバル作品かと…過酷な大自然の中で生き残る様をCG無しでマジマジと見せつけられ、ぐうの音も出ない。
そして、時折見せる美しく慈愛に満ちたスピリチュアル
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デスノート Light up the NEW world(2016年製作の映画)

3.5

my映画館2016#85》キャストで鑑賞決定し、興味なくて未見だった過去作を見てから挑戦も…これは別物かな。
二転三転でまさかのオチを狙ったのだろうが、頭脳的な駆け引きという持ち味が薄れては賛否必至で
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.6

my2016映画館#25》韓国で大ヒットしたオリジナルは気にながらも未見で、中国でもリメイクされ、ついには邦画もってな訳で、興味津々で鑑賞。
若返りは目新しい設定ではないが、親子の絆をベースに、老いに
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.1

my映画館2016#47》この余韻は平成の邦画ではかなりのモノになって…鑑賞中、様々な感情で見つめ続けた作品は久しぶりかも。原作未読だが、紛れもなく佐藤浩市の代表作で、豪華な助演陣も見事にハマっていた>>続きを読む

64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.2

my映画館2016#36》原作未読ながら、昭和64年の設定と豪華過ぎなキャストに惹かれ映画館へ。
いやいや、組織で働く人間として、どっぷりハマって、しがらみや後悔等あれこれ考えながら見てしまい…余韻と
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自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.4

個性的なバンド、クリープハイプのMV(ミュージック・ビデオ)から生まれた本作ゆえに、彼らを知らないとキツいのは明らかで、見る方は覚悟されたし・・・と書いた自分は、そんなに彼らを知ってる訳ではないんだけ>>続きを読む

信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.5

my2016映画館#7》原作未読で、ドラマもチラッとしか見ておらず、豪華なキャスト頼みで鑑賞…も、これはドラマを見てないと感情移入はできないだろうなぁと。
そう、良くも悪くも王道過ぎで、誰もが納得する
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.7

my映画館2016#42》いつもどーり原作未読で、予告編ではなく珍しく特番で惹かれたが、思ってたのとは違う内容ながらも、しっかりと涙腺を刺激されつつ、あれこれ考えながら鑑賞していた。
そう、最近増え続
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無伴奏(2016年製作の映画)

3.7

my映画館2016#54》安保闘争の時代に多感な少女が、クラシックな喫茶“無伴奏”で三人の男女と出会い…苦く切ない愛を見つめた青春の数ページを描く。
音楽が印象的で、ただならぬモラトリアム感が漂い、詩
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

my映画館2016#63〉正に葛城事件、いや、正しくは葛城清事件か…加害者家族云々と言うより、父親と家庭の在り方に一石を投じる問題作。
そう、一石は投じるが明確な結論は導き出していない…が、それぞれに
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.4

マザファッカー・・・クドカン版“テナシャスD”かな(笑)

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

my映画館2016#67》このタイトルが好きになれず躊躇してたが、評判が良いので意を決したが…なるほど、傑作だった。
きっちりリスペクトしつつ、今の日本を的確に切り取る社会派作品に仕上げてあり、怪獣
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後妻業の女(2016年製作の映画)

3.7

my映画館2016#69>なるほど、芸達者の大竹しのぶと豊川悦司のエグいコンビネーション、それだけで本作はほぼほぼ成り立つかと(笑)
フツーにブラックに楽しませてもらったが、ただし、このタイトルだとど
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

my映画館2017#65>過去に取り返しのつかない過失をして、その心の傷から逃れらず、その街に戻ることができない男の渋いドラマ。
そう、この登場人物達を甘いとか弱いって斬り落とすのは簡単だが、努力した
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

4.0

my映画館2016#84》最後の沈黙で、これで終わりなのかぁと、ベタにしみじみしちまった。
丑嶋のルーツな本作は、ドラマではできないなぁと納得。
でも、まだ犀原とのケリが着いてないので、いつかよろしく
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続・深夜食堂(2016年製作の映画)

4.0

my映画館2016#88》絶対に不味い訳がない、きっちりとぬくもりを感じられる鉄板の作品があってもいい…そんな劇場版が帰って来てくれた。
まぁ、あわよくばもう一話見たかったが、満腹にならないのがいいの
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.3

my映画館2016#77》ドキュメンタリーを見てからの鑑賞で、あの川岸にも行ったので、かなりの思い入れでジーンと来た。
原題は“SULLY”で、奇跡よりサリー機長の戸惑いに巧みに焦点を当てていたが…最
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.3

my映画館2016#57》無論、暴力を楽しむ姿は決して許せない訳で、よって、このディストラクションな兄弟には共感はできない。
が、それを煽り女性を殴るゲス野郎と、自己チューで殺人も何とも思わないホステ
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.7

my映画館2016#91》大友監督、デヴィッド・フィンチャー監督になる・・・ついつい『セブン』級の悪趣味なグロさを楽しんでしまった。
だが、個人的にラストの映像は要らなかったけどなぁ。
小栗旬もさ
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聖の青春(2016年製作の映画)

4.2

my映画館2016#92》勝負に純粋にこだわり、先は長くないと分かっているから常に入魂…村山聖の存在と生き様をしっかり記憶しました。
ただし、学生時代あたりがあっさりカットされてたのは、物足りなかっ
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セトウツミ(2016年製作の映画)

4.3

my映画館2016#83》コイツら、アホやろ…そう思わせる節がある作品(笑)
ほぼ漫才で、ツッコミどころ満載のしゃべくり喜劇…心地良かった(爆)
三年後、見てみたいわぁ…瀬戸と内海の座り位置が逆で、今
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.5

哲学、そして、“罪と罰”・・・原題も“Irrational Man”と、そんなオチはウディ・アレン節は全開で、やはりニヤリと見終えてしまった。
まぁ、エマ・ストーン見たさに鑑賞したので、相変わらずチャ
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全員、片想い(2016年製作の映画)

3.7

片想いをテーマにした短編8編を集めたオムニバス作品で、久しぶりに切なさを充二分に堪能しちまったかな。
そう、とにもかくにも片想いゆえに、歯がゆさだらなのだが、意外に片想いの思い出って全然悪くなかったり
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

my映画館2016#75》いろんなテーマが見え隠れする中で、個人的には信じることの難しさを痛感・・・信じた是非の自分の怒りが様々な形で描かれた余韻は凄かった。 傑作。
宮崎あおいの熱演が印象に残り、広
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ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.9

原題は“Truth”と、潔くシンプルだが、実話ベースでもあり、なるほど説得力がある俳優陣を揃えたのには納得。
真実を裏付ける事実が見つからなければ、真実は闇に葬られるのか、そして、正義とははたして・・
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