Tajiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Taji

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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.8


キートンバッツ、スーパーガールが素晴らしい。

エズラ・ミラーもめっちゃ良いし才能あるなあと改めて思ったけど、素行が今後どうなってくるかだな…

世間的には絶賛に次ぐ絶賛だが、さすがにそこまでではな
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.8


今まで観た中で一番長い映画記録無事更新。
一回の食事と二回の昼寝を挟んだ。

スナイダーカットを観ると、DCは神話と言われる所以がよくわかる。
(マーベルは民話)

ジャスティスリーグ自体、ザック・
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9


アニメーション映画の歴史を大きく変えた一作。

見返してみても素晴らしい。

スパイダーマンの映画は多けれど、永遠のテーマ「誰もがスーパーヒーロー」というのを一番強く感じるのは本作ではないだろうか。
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8


ヘイトを押し退ける強いパワーを持った良い実写版だった。

とにかくハリー・ベイリーの歌声が凄まじい。
人生で初めて、歌で泣いた。

見慣れるか見慣れないかで言えば確かに見慣れないんだけど、アリエルの
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.6


すごくまあまあ。

ともすればLOTR的な、多種族共闘ものになりそうでそっちもすごい面白いかなと思ったり。

どうしてもMCUと比べられるのが性だけど、当時の差でいえば比べるまでもないほど。

とり
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0


「怪物」の前に、坂元裕二脚本作を。

まあまず自分では選ばないような映画。
だけど、めちゃくちゃ良かった。恐れ入った。

“好き”を共有する2人が結ばれてカップルになる。
お互いの個性と個性が奇跡的
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.7


アリエル実写の前に。

アラン・メンケンはやっぱり偉大。

父娘の物語にもうすこし時間割くのもアリ。

053

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5


フラッシュもあるのでやっと初鑑賞。

ウーマンパワーをしっかりとエンタメ化した記念碑的一作。

ただ終盤の神話バトルは一昔前のアメコミ映画と大して変わらないクオリティで残念。

052

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5


極限まで説明を省いた本作。

ちゃんと理解できなかったけど、解説読んでなるほどと…。
いい経験になりました。


051

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.3


※ネタバレはしていませんが、念のため鑑賞後お読みいただくことを推奨します。


嫌な予感はしていたが、スタローン/ロッキーの不在がデカすぎる。
そもそも不在であること自体なんの説明もなく、空気に近い
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7


この映画をどう形容しようか。
公開から間も無く観たが、未だに答えは出ない。

とにかくこのシリーズが好きすぎる。
「傑作」という言葉すらこの映画には凡庸で軽率かと思うほど、好きになってしまった。
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8


“救われるプリンセス”から“討って出るヒ ロイン(兼マリオを指南するマスター)”にアップデートされたピーチがよかった。

アニャの声も程よくハスキーですごくいい。

続編は確実にやるんだろうけど、引
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8


ベン・アフレック監督作、お仕事ムービー。

敢えてマイケル・ジョーダンの姿を見せず、外堀を攻め合う企業人の奮闘ものとして非常に面白い。
テンポのいい編集と展開で終始退屈することなく観られる。

ヴィ
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9


恐れ入ったおもしろい。
前作「サーチ/search」から、話のつながりはないものの“世界”は一緒。

その独創性から話題になった前作から、二番煎じは出来ない状況ながら
圧倒的なテンポとスピード感ある
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5


なんやかんやでFilmarksつけるの初めてのvol.2。例の如く、何度目かの復習。

前作よりも画の彩度は高く、テンションも高い。コメディもキレキレ。

どこかでジェームズ・ガンが言っていた。「v
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.4


vol.3に向けて何度目かの復習。

ダイスキなガーディアンズ。

MCUだけじゃなく、映画史に与えた影響が計り知れないジェームズ・ガンによる傑作。



044

エスター(2009年製作の映画)

3.7


新作もやるし久しぶりの。
(新作を観るかは未定。)

思えば中学か高校生ぐらいの時、人生初めてのホラー映画1人鑑賞にチョイスしたのがエスターだった。懐かしい。

状況の説明と整理が非常にスムーズで観
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8


人は何を救い、何によって救われるのか。

本作は同名の舞台劇が元で、それ故に劇中のほとんどが主人公が暮らす薄暗いアパートが舞台。“ワンシチュエーションもの”とまではいかないが、ほぼそれに近い。
舞台
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8


200%スルーすると思ってたヤツ。
あまりにも評判が良いので鑑賞。

なるほどこれは確かに面白い。

大元はアメリカの少年たちを夢中にさせたロールプレイングボードゲーム(?)。
かのストレンジャーシ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8


黒澤明の名作「生きる」の英国リメイク。
クロサワ現代劇が1950年代のイギリスで蘇る。
作品全体に漂う古き良きイギリスの情緒が素晴らしい。
まさに“英国版”という感じ。

展開は結構オリジナルに忠実
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.5


エブエブの引用から。
初ウォン・カーウァイ。

画作りと色調、繰り返される音楽が印象的。

オトナな色恋の行く末は…。

“秘密”は囁かれる。

039

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6


スコット・デリクソン監督作

誘拐脱出系サスペンスとして直球でいけばいいのに、途中途中の死者のホラー演出が余計だった。
音でビックリするだけだし。

悪くはない。

038

ヴァリデーション(原題)(2007年製作の映画)

3.8


シンプルかつ直球の良短編!!

無条件に誰かを認めたり、認められたりって大事だよね。

目の前の誰かを“承認”する、人生賛歌!

https://youtu.be/IIBzU9V_p8w

037

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8


ギレルモ・デル・トロが贈るストップモーションの「ピノッキオ」
アカデミー賞も受賞した一本。

アニメーションの質は抜群だし、ストップモーションということを考えると本当にすごい。

ピノキオはディズニ
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.6


安定して、安心して観れるシリーズ。
ただ、大きな感動も驚きも興奮もないのがこの手の映画が陥りやすいところ。特に最近は。

全然悪くないんだけど、前作の方が好き。

「シャザム」の難しいところは、変身
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.0


スゲェよドリームワークス。

アカデミー賞ノミネート作の本作は、シュレックシリーズで登場の長ぐつをはいた猫が主人公。
特に関連作を観る必要はない。

とにかくアニメーションが本当に素晴らしい。

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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0


観れないと思ってた…。よかった。

悪名高きハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラ事件の全貌を追う、ニューヨークタイムズ女性記者の話。
(日本未発売だけど原作書籍もあり。)

世界的な動きを巻き起
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.7


フェイブルマンズからジョン・フォード初観賞。

群像劇として作りが丁寧。
しかしキャラクター覚えるのが大変。

現代の感覚で普通に観ちゃうけど、よくよく考えたらスタントえげつないな…

032

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.6


1人の女性の死。
遺された彼氏と遺された妹。

パリ、ベルリン、ニューヨークの切り取り方が凄まじくオシャレ。

悲しみの共有と前に進むことの映画。

031

エレファント(2003年製作の映画)

3.7


「桐島、部活やめるってよ」を思い出す。

劇中の高校生はオーディションで選んだほぼ素人のまじ高校生+アドリブ中心の構成とのこと。

030

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.5


撮影監督にロジャー・ディーキンスを据えているだけに、画のキマり具合はピカイチ。
舞台となるエンパイア劇場?もかなり洒落てる。

作品としてはイマイチ乗り切れずに終了してしまった。
主人公の2人のロマ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9


「スイス・アーミー・マン」のダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート(通称ダニエルズ)による最新作。

「スイス…」から独特の世界観が魅力的で、すごい監督だろうから作品は追いかけようと思っていたとこ
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.9


余命いくばくの父が、息子のために新しい親を探す。

このプロットながらお涙頂戴になってないのが素晴らしい。

窓清掃の仕事で生計を立てる主人公。シングルファーザー。
余命がわずからしく、冒頭から息子
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6


スピルバーグの自伝的映画。
巨匠はいかにして巨匠になったのか。

アカデミー賞でも「エブエブ」との一騎討ちが目される本作、評判もすこぶるいい。

静かだけどダイナミックなカメラワークはスピルバーグら
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Whiplash(原題)(2013年製作の映画)

3.6


「セッション」の下敷きとなった短編。

思った以上にまんま「セッション」の前半と一緒で驚く。

チャゼルのエキスと長編まで生きた演出は冴えるけど、全編フレッチャーのパワハラに終始してしまっているだけ
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