SALTさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

4.5

3時間の超大作映画。輪廻転生をテーマにした、ヒューマンドラマ。

なぜこの映画の評価が高くないのか、不思議でならない。確かに、登場人物が多く混乱する場面もあるが、それ故に壮大で繋がりがある物語になって
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

アンソニーの演技が光る映画。認知症の人が、不安で戸惑う理由をこの映画で体感することができる。

思わず観た後は、辛く重い気持ちになるがいずれ誰もが辿る道。観て絶対に損はしない映画。

観賞者を巻き込み
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.1

短編映画で評価が高いので観賞した。
20分でこれほどインパクトが大きい映画は、確かに滅多にない。

Netflixで他にも同じ問題を取り上げた短編映画があるが(隔たる世界の2人)、こちらの方が悲惨さや
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

1年以上前からマークしてた映画。余裕ができたのでようやく観ることができた。

今だから観るべき映画だと思う。愛国心という概念はあまり日本には無いかもしれないが、この映画ではそれを強く感じることができる
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

罪を犯すことを日常の一部と捉えて犯罪を犯す主人公に、一周回って魅力を感じてしまう。

見た目が美しくなかったら、ここまで話題性に上がらないだろう。人間はいかに見た目で人を判断し印象付けるのかをこの映画
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

変な映画。観たら一生忘れることない。出来事の捉え方、人への接し方で人生は変わる。肩の力抜いて楽しく、でも後悔せずに一生懸命に。そんなメッセージが伝わってくる映画だった。

主人公の一途で美しい心は観て
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.2

友人に勧められて鑑賞した。この映画のメインは、「結ばれない2人」のラブストーリーだが、中国の文化や生活をリアルに知ることができる映画だと思う。中国においての地方と都会での地域格差が印象的だった。>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

ガガとアダムドライバーを拝むために映画館へ行った。予想をいい意味で裏切ってくれる映画だった。この映画のハイライトは、イタリア訛りのガガと時代を堪能できるファッション。。。そして何より、家族経営の闇。

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.8

(FIlmarksの試写会で当選しました。またまた、優越感に浸って鑑賞。。ありがとうございます。)

 あえてあらすじを見ないで鑑賞した。久しぶりにこのような系統を鑑賞し、心が吹かれた。思わず涙してし
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

大好きなスリラー、Mナイトシャマランということもあり観に行った。

不思議な設定で無理のあるところもあるが、トータルでしっかり楽しむことができた。

カルシウムが足りていない女性の
「昔付き合っていた
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.7

世界史を専攻していたのもかかわらず、中東史について忘れてしまった。この映画を見ることで少しでも理解の助けになればと思い観賞した。この映画がきっかけで、興味をもち勉強する事ができた。

私は、日本で学び
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.6

Saturday night のfeverの話だと思って観賞すると、大分驚くかもしれない。

レトロな空気感満載。差別発言や女性軽視、観てて晴れやかにはなれない。女性達は余裕がなくてあまり魅力的ではな
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

カルディーのBGMに合わせてダンスしているという感じ。
ラテンラップやクラブ大好きな方にオススメしたい映画。
ララランドだとちょっと緩急無くてダメだった、The Greatest showmanだと非
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.6

2年時間がずれていると言う設定で描いた恋愛映画。2人のお互いを信じる勇気、純粋な心が魅力的な映画だった。

特に心に響くようなメッセージ性は感じる事ができなかったが、”なんとなく続いているから”と言う
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

心に残る言葉と、愛をどう捉えるかヒントが多く散りばめられている映画。



スコアは完全に独断と偏見。
実際、ストーリー性を考えると細かい所にツッコミが生じてしまった。
理由は、2つ。
1つは、ブラピ
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

犯罪者の精神世界に入って、そこから手がかりを見つけるというなんとも斬新な面白いアイデアだった。

頭から離れないような、目を瞑りたくなるような場面も多くあった。馬が即座に標本になるシーンは妙に頭から離
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

3.5

出演が大好きな2人だったので鑑賞した。こんなに長いセリフは覚えるのが大変だったに違いない。。。

些細な言葉に引っかかって、落ち着いたと思っても喧嘩を再開してしまう場面は現実でもよくありそうだと思った
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

タイムリープ映画。しかし、割と流れはシンプルで時間軸で混乱して理解できないと言うことは少ないのではないか。

ミステリーとしてラストが明らかにならないので、モヤっとした終わり方をする。。。

この映画
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.5

オリジナル版を観ようと思っていたのに、リメイク版を見てしまい失敗。。。。

SFとして平均的(?)に面白いストーリー。特に学ぶことはないが、映画としてとても楽しめた。夢なの?現実なの?で見てる側も錯乱
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アトランティックス(2019年製作の映画)

4.0

警察の汚職、男尊女卑の風潮など社会問題を取り上げながら、ロマンスとホラーを融合させていてユニークな作品だった。ストーリーは分かりやすく、観賞後がなんとも言えない余韻に浸ることができる。とても切ない。>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

この映画はまさに、映画が存在する意義をそのまま感じることができる映画。エンターテイメントとしての映画だけでなく、現実社会ではなかなか触れる事ない影の部分を鑑賞者に訴えている。

主人公の男の子の目が、
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.1

すごく良かった。
主人公のどこか儚げな表情が印象的。

倫理上全く同じようなことが起きる事はあり得ないと思うが、遺伝子操作による選別は将来起こってもおかしくないと思った。

自分自身生まれつき賢い訳で
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

ラストシーンは意味深。映画は時系列バラバラの系統。慣れてない方は少し混乱するかもしれないが、最後を観た時に全て繋がると思う。

恋人と別れた時、今までのことを早く忘れて一刻も早く苦しみから解放されたい
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.6

ゆっくりと進んでいく映画。人生の一部をそのまま切り取ったような映画。

男の人ってなんで分からないのと一瞬思ったが、女の人ってなんで分からないのとも思う。
結局他人を完璧に理解するのは難しいから、思い
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.9

学校の授業で鑑賞。

とっても楽しむことができた。コメディーの切り口で根強く残る問題を、ライトに描いた映画。
フランス映画はオチがないようなイメージだったが、この映画は笑いの展開なども面白く、楽しく鑑
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

ずっと観たかった作品。終始ぬるくて重いこの監督らしい雰囲気の作品。緩急が激しくない、感性的で繊細な張り詰めた作品。

2つの世界と邦題にあるが、ボーダーの捉え方は人それぞれだと思った。

ルッキズムを
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

有名な作品でずっと観たかった。
様々な角度から物事を考えさせられた。

サムとルーシに関していえば、ルーシーの未来を優先的に考えてあげるべきだと私は思った。最後の結末(おそらく協力してくれる?)は良か
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A.I.(2001年製作の映画)

3.6

もしかしてあまり知られていない作品(?)周りで見たことある人がいない。
とても良かった。心って、感情って何?物質的に存在しないものだからこそ、理論では説明できない。定義も人それぞれだと思う。

AIも
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

30分で考えさせられる作品。ニュースでぼーっと観ているのと、想像力を働かせて映像を観るのでは問題に対しての意識がまた違ってくるのではないかと思う。

ラストも、未だにそれが続いているが主人公は負けずに
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