公開から四半世紀近く経ったんだ‥。
当時この映画が、面白く無いなんて言ったら、バカにされた。
実は私はダニー・ボイルは、デビュー作「シャロウ・グレイブ」を先に見て感動して、この映画を観た記憶があるの>>続きを読む
30年ぶりに再鑑賞。
当時の限界のFSXを駆使して、このモンスターを作り上げたスタッフは素晴らしい。
予算の無さを、ゾーン設定や昼夜のロケのスケジュールに合わせた制作など、工夫をこらして作り上げら>>続きを読む
クライムコメディは苦手だが、最後まで楽しく観れた。ひとえに主役の3人のお陰だと思う。
ただ、この映画は老人のお伽噺なので、多少そんなアホな展開も大目にみましょう。
しかし、銀行に逆恨みしすぎ。
万引>>続きを読む
「未来のミライ」の後だと辛い‥前評判高かったので鑑賞したが、順番逆にしたら良かった。
まず映像がすごい綺麗で、ストーリーも息もつけないぐらいの展開だし、声優さんもすごく上手いし、モンスターの集まるホ>>続きを読む
京都だけの言葉と思うが、下の子供が産まれたときに、上の子供がする嫉妬を「へんねし」と言う。
とても可愛い事だが、その時に上の子供を大切にしてあげないと、凄いトラウマになるので、子育ては本当に難しい。>>続きを読む
ミステリー+ゾンビ物+コメディという斬新な姿勢は買うが、原作のお陰かと思う。
「RANMARU」の時と同じで、おりん婆さん、あたり前田、指差し推理など全てが空回り。TRICKの空気感はあるのだけれど>>続きを読む
車の運転席と後部座席に、目に見えない大きな壁があったが、それが徐々に無くなっていく様を丁寧に描いていた。
粗野だが、家族や友人に愛されるイタリア系アメリカ人と、
孤独だが、正しい信念を持っているアフ>>続きを読む
一作目に比べると、主役の二人があまり活躍せずに、堺雅人の一人舞台だったのが残念だった。それはそれでいいのだが、メインが倫理委員会の場とは、スケールダウンが否めない。
犯人探しとしては、もう一つだった>>続きを読む
ドラマのイメージで主役の二人は、伊藤淳史と仲村トオルのイメージが強かったが、コレはこれでいいと思う。
普通は女性に変更なんてありえないが、竹内結子の「グッチー」は、むしろ原作のイメージに近く、なかなか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いきなりジョニー・ミッチェルの「青春の光と影」から始まって、最後の「いそしぎ」まで、素晴らしい選曲だった。
マイケル・ダグラスが車に乗る度に、カーステレオから奏でられる音楽も、みんな素晴らしい。
し>>続きを読む
久しぶりに、コメディの王道を行くストーリーの映画に出会えた。
私の大好きな、ビリー・ワイルダー監督+ジャック・レモン主演作品は、
真面目だがすごくシャイな主人公が、好きになった人の為に、その人に隠れ>>続きを読む
素晴らしい大人のラブストーリー。
中盤、自業自得とはいえ、最悪の現実を突きつけられた主人公が、勇気を出して会場に戻りするスピーチに、思わず涙が出てしまった。
娘の為にしてやれる、父親としての精一杯の>>続きを読む
前半、若い二人が陥りやすい、お互いに相手に自分を重ねて、破滅へ向かうという青春の縮図を上手く描いていた。
しかし、とても息苦しく、昔の同棲時代全盛の頃のようには、楽しく観られなかった。
しかし、後半>>続きを読む
コメディでありながら、笑うポイントがずれているし、観るほどに腹が立った。
前半、高齢者に対する度を過ぎた描写に、老人へのリスペクトが無い。
中盤、音楽に対する姿勢がなって無い。特に楽器に対して愛情が>>続きを読む
最初この主題で、2時間の映画が作れるのか疑問だったが、見事に主人公の編集者の成長と、ひとつの仕事とまわりの人々の物語として、見事に長編映画として成り立っていた。
むしろ淡々と物語を追う事で、静かなが>>続きを読む
「くも漫」で少し触れたので、久しぶりに鑑賞。
小津は昔から苦手だったのだが、この映画だけは、20代の頃から好きだった、
私個人としては、小津のベストは他の作品なんだけれど‥
冒頭の尾道のシーンの構図>>続きを読む
「ピンポン」の後、卓球映画を続けて鑑賞。
脇役細部まで、ちゃんと物語を描き、すべてがキャラ立ちしていて、素晴らしい。
目まぐるしい展開で、前半のそれぞれのストーリーから、後半の伏線回収まで、目が離せな>>続きを読む
冒頭サム・リーの役にすごく惹かれたが、ただの当て馬だったので、がっかりした。
大倉孝二、竹中直人が出た時点で、他の出演者を圧倒していた。
特に大倉孝二扮するアクマを観て、昔、誰だったか忘れたけど、>>続きを読む
日本のプロレスは実力主義だが、アメリカでは、インタヴューやバックステージのストーリーが重要である。
ただ、NWA.AWA.WCWなど数多あったメジャー団体が消えていき、WWEが唯一生き残ったのは、それ>>続きを読む
まさに淡々とながれて行くコメディ。
一度でも入院した人なら、あるあると思うネタのオンパレードで、特に下ネタ関係は鋭いなぁと思った。
息子の一大事なのに、切符の払い戻しや、靴が無いなど、もったいない>>続きを読む
「図書館戦争」と続けて鑑賞。
敵役の「国民の無関心」発言が、映画の中でよく使われる、テロリスト達の「この国の平和ボケ」発言に重なった。
むしろそれが怖いのではなく、一部のマスコミによる「表現の自>>続きを読む
表現の自由や、専守防衛といったテーマを、堅苦しくないラブストーリーとして、エンターテイメントとして昇華された作品で素晴らしいと思う。
有川浩の原作、佐藤監督の演出ともにすごいのは、あくまで胸キュンの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クリント・イーストウッドの健在ぶりに、拍手を送るとともに、胸に切なく残るこの主人公と家族の物語に、少し涙しました。
悪い事とわかっていても、お金を稼ぐ為に犯罪に手を染める事や、
家族が大切な事をわか>>続きを読む
福田雄一監督、仲野太賀、佐藤二朗ときたので、もっとコメディ寄りかなと思ったが、所々胸にジーンとくるシーンがあり、特に雨の中で日記を燃やす所は、すごく悲しくて、やりきれない思いが伝わった。
原作のアダ>>続きを読む
私が選ぶ成瀬巳喜男の最高傑作です。
スーパー進出による個人商店の衰退という時代背景と、恋愛を並行で描く脚本。
室内での陰影を強調した、華麗なるカメラワーク。
高峰秀子と加山雄三の演技力。
有名な、列>>続きを読む
「火口のふたり」で触れたので、批評をあげます。
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき。」
原作、林芙美子。脚本、水木洋子。監督、成瀬巳喜男。最高のスタッフによる、日本映画史上、不世出の映画である>>続きを読む
よくあるお盆や正月に集まる家族を、素晴らしい俳優陣を使って、完璧に表現した映画である。
逆にそれ以上でも、以下でも無い。
で、何を伝えたかったのかよくわからない。
結局のところ「海街diary」が、>>続きを読む
柄本佑が主演なんで、期待大で見た。
不世出の映画、成瀬巳喜男の「浮雲」の脚本家、水木洋子氏が、「ドンドン不幸になるのに、別れられない主役の二人は、身体の相性が良いからだ。」みたいな事をおっしゃってい>>続きを読む
主人公と同じ、中身が空っぽの人たちが次々出てくるところ、「マグノリア」の歌のシーンを思い出した。
空っぽな人たちが、空っぽの街にひしめき合い、空気人形がその間を歩いていく。その情景が良かったと思う。>>続きを読む
期待して正解だった。1の伏線回収ばかりか、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン両氏も活躍してくれたし、楽しめた。
基本映画シリーズにおいて、2以降が1を上回ることは無いと思っているので(寅さんや0>>続きを読む
最初の4人のそれぞれの紹介から、最後まで引き込まれた。
それこそ、少し見逃したらついていけない展開と、プロジェクション・マッピングを含むCG映像の素晴らしさ、アクション・シーンのド派手さ、などなどとて>>続きを読む
「認知症の人は、自分の鏡である」
5年ほど父の介護をした私が、この映画を見て思った事です。
父に色んな罵声を浴びせたり、父の目の前で泣いたりしてしまっていた。
そして父は、殴りかけてきたり、怒りをぶ>>続きを読む
渡辺やよいの初出演映画という事で鑑賞。
内容は、エロとしてもコメディとしても、水準に達して無いプログラム・ピクチャーといったところか。
こういった、後の東映ピンキー映画や、異常性愛路線は好きなのだが>>続きを読む
タイトルロール前の冒頭、4人+1人のすべてが表現されていて、見事な導入部だった。
仲間同士の中の三角関係、よくある話だが、ビリーの忖度(イヤな言葉だ)が友情に亀裂を生むのだが、本当に好きな同士が結ば>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
見事にそそるジャケットなんで、また騙されたかと思ったが、最後の最後に納得できて良かった。
ただ、ホラーとしては、表記の点数です。
出るぞ出るぞ出るぞ‥で、なんそれ!の繰り返し。ラスト10分で事足りるの>>続きを読む
評価が高かったので、期待しすぎたかも。
確かに面白かった。
ただ、詐欺師の映画なので、もっとしてやられたかったが、途中でオチがわかってしまった。
もっと騙して欲しかったので、伏線張りまくり、回収し>>続きを読む