tackyさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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アマデウス(1984年製作の映画)

4.5

劇場で観てから、すでに四半世紀以上たってDVDで鑑賞しました。歳を重ねると、余計に素晴らしい作品だと思った。

天才と凡人の話で、若い頃は天才に及ばない凡人の視点から見ていたが、歴史や背景を知っていく
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

3.5

東野圭吾の作品とは思えない明るさが良かった。しかし内容は薄く、原作を読まないと東野圭吾とはわからなかったと思う。

この軽さは嫌じゃないし、全体的に大笑いとはいかないが、ニンマリするシーンが多々あり、
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グッドモーニングショー(2016年製作の映画)

3.3

監督が君塚良一なんで、テレビ局の内幕をイキイキと撮っているが、最後に行くほどダラダラになってしまった。
犯人の逆恨みには、まったく同情できないし。

相変わらず、中井貴一のコメディは素晴らしいが、長澤
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エレベーター(2011年製作の映画)

2.3

狭い空間でのサスペンスは多々あるが、この作品が上手くできていたかというと、?だ。
最初のシーンから手の内を見せず、のんびりと救援を待とうとなってから、見せてどん底に落として欲しかった。

事実、作中に
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

この人は本当に優しい、甘いのでは無く。
常々、優しさと甘さを勘違いしていたが、優しさを貫くのは、大変だと思った。

たまたま、親と子の関係が巡る因果応報すぎて‥
そして、母を見て、娘も妹も大変な事を乗
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俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

3.5

ぐうたら男を見せられ、で、結局なんなんだと思ったけど、
観終わって、さわやかな気分になったのは、何ぜだろう。

それは、それぞれの俳優がピッタリの役を、身の丈にあった演技でこなしていて、全員で、人生の
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

2.5

まさに、スピンオフ。
観てない人にはサッパリだが、ファンの人なら小ネタ満載で、ほくそ笑んだだろう。

1時間の中にポイントを詰め込んで、それなりに楽しめた。

これはもう終わりにして、次へGO❣️

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

2.3

ダークナイト三部作も完結編ですが‥
ダメだこりゃ。

やはり、ジョーカーが凄かったので、この敵のショボさはなんなんだ。全然感情移入もできないし、暴力のみだし。

しかも、三流の推理小説じゃ無いんだから
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

えー、レイチェルだけ、変わってる。
何があった?

ジョーカーの為の、ジョーカーによる、ジョーカーの映画。

ヒース・レジャー、さすがに素晴らしい。

しかし、バットマンもゴッサムのお偉方もマフィアも
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.1

当時、クリストファー・ノーランが「バットマン」を撮ると聞いて、大丈夫かと思ったのだが、すごく楽しめた。

ダークナイト・シリーズなんで、スーパー・ヒーローの影や内面を描くものばかりかと思ったら、意外に
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

ヴィンス・ヴォーンは、人間くさいオッサンだけど、誰にも好かれる話術を持つビリーの役を見事に演じていた。こんな人となら、チームの若者たちと同じく、一緒に働きたいと思う。

ラストはスカッと、胸がすく思い
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.8

どん底の時に、こんな時にラブソングなんて歌えない‥から「君の瞳に恋してる」の展開、最高でした❣️鳥肌がたった。

家庭を犠牲にして、最後までエンターテイナーを貫いたフランキーも凄いが、
作曲者に専念し
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

2.8

原作を読んでいないので、わからないが、結末にガッカリ。
タイムパラドックスがどうとか、よく知らないが、かなりいい加減な気がした。

石田ゆり子は、勇気のある母親だが、むしろ安藤玉恵の母親の方が、市井に
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

これはポスターと予告編で、「人狼ゲーム」のようなサスペンスかと思ったが、ヒューマン・ドラマだった。
密閉空間でひとりひとり殺されるとか、苦手なので、すごく楽しめた。

ここに来た理由が、非常に重い想い
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クリスタル殺人事件(1980年製作の映画)

2.8

「オリエント急行」や「ナイル殺人事件」などの、オールスターキャスト映画ど同じかなと思いきや、こじんまりした映画だった。
往年の名俳優と言うと聞こえがいいが、峠を越えた人ばかりで、イギリスの田舎で、あま
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

天気の子をレビューしたので、こちらもあげます。
やっぱり凄い!

前半のついていけないぐらいの展開と、後半の息をのむ「すれ違い」のドラマは、ラストまで、感動した。
もちろん、主人公二人とも感情移入でき
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天気の子(2019年製作の映画)

2.3

公開当時の批判がよくわかる。

もうこれは、主人公に感情移入できない事が、最大の失敗だ、

「君の名は」が、素晴らしかったので、やはり辛い点数になるのは仕方ないが、特に鍵を握る小栗旬の役が、あまりに自
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

もうこれは、敵役の失敗だと思う。草刈正雄が悪徳政治家に見えない。

政治家が、何かのきっかけで正義感に目覚めるという、ありきたりな題材を扱うのだから、もっと感動させて欲しかった。コメディでは限界か‥
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清須会議(2013年製作の映画)

3.4

秀吉の凄いのは、あの時代なのに凄い情報収集力なんだと思った。もちろん、はったりや、すかしを使う話術も凄いのだが、やはり現代にも通じる、情報管理能力である。いち早く、現場に駆けつける事は、大切だ。

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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

3.8

さすがは、ロブ・ライナー。賛否両論のこの人を、すごく不器用だけど人間くさい良い人に描いた。ロバート・ケネディなんか、まるで敵役の悪者である。

特に、最後の演説につきる!ウディ・ハレルソンの渾身の演技
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

クリント・イーストウッドX トム・ハンクスで、期待満載で観たが、大満足でした。

しかし、実話の映画化はすごく難しかったみたいだ。
記録映画じゃないので、事実とフィクションのバランスが、もっとフィクシ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

ラストのスピーチに感動させられた。
そこまでの盛り上げ方も、素晴らしかった。

吃音が、幼少期の心理的ストレスに原因がある事は知っていたが、王族であるからこその原因であった事に驚かされた。

それと、
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

2.8

ごめんなさい。泣けませんでした。

過去は変えられないが、現在から未来は変えられる。
だから、今、大切な人や大切な事に、真摯に向き合っていかなければならない。
あらためて、大切な事に気づかされました。
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.8

伊藤淳史の先生が、ありえない良い人なんだけど、原作者でなるほどと思った。

もし本当なら、凄い人だと尊敬します。

親の期待が無い方が、さみしいけど楽だ。
親の期待が高い方が、うれしいけど辛い。

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.8

私はいつも外出する時は、ハンカチを携帯してますが、こんなカッコいい理由じゃなくて、残念です。でも、次から人にあげる為だと思うようにします。

出来れば、デニーロ見たいな70歳になりたい。うんちくばっか
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

だから、このシリーズはホラーじゃない。もうSFだ。
おそらく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じく、最初から続編ありきで作られている。
イントロのユニバーサルのロゴも1と2で違いを考えてあるし‥
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.3

こりゃみっけモンだった!
主人公が前半の嫌な女から段々と魅力的になるところは、近年見た映画のなかでも、素晴らしいできだ。

これは、ホラーじゃ無いな。一人の女性が自分を取り戻す青春映画だ。

ツリー男
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見始めて、黒澤の「生きる」と「ノッキング・ヘブンズ・ドア」を思い出した。
死期がわかった誰もが、まずやりたい放題して、その先何かを見つける。
それが、この作品では、友だったという事が素晴らしい。
「見
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.4

この主人公の母を遠ざける行動には、すごく共感した。なかなか難しい事だけど、介護は家族より他人の方がいい時もある。

この国は、介護は家族がするものと決めつける。
この映画は、全てをさらけ出すことによっ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.3

エルトン・ジョンは、セカンド・シングルの「レディ・サマンサ」からのファンだが、レコードは聞くけど、ライブは見ないでいた。
しかしこの映画は、私が嫌っていたあの派手な衣装とパフォーマンスは、孤独の裏返し
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

クィーンは、嫌いだった。いや、正確には嫌いなフリをしていた。
当時、クィーンやジャパンなどを好きって言うと、軟弱な奴って思われた。
今にして思えば、素直になれば良かったと思う。
数あるロックバンドで、
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下妻物語(2004年製作の映画)

5.0

何べん見たか忘れるくらい、大好きな映画です。

私は,男前な女性が大好きなんだけど、その中でも、「桃尻娘」の榊原レナと、イチコはツートップだ。

行かなければ、リンチされるかもしれない集会より、悩んで
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嘘八百(2017年製作の映画)

2.8

これは、最後の娘の行動が?で、すべて台無しでした。
どうせあんなに現金持ってたら、税関とうらんで、と思ってたら、エンドロールかよ!
ジャッキー・チェンを見習って欲しい。ちゃんと映画内でオチをつけて、エ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

ローマの休日、グリフターズ、ジャキー・チェンの映画などなど、オマージュだらけの映画だ。

何べんかのドンデン返しは,面白いのだが、途中で結末がわかってしまった。

ガンテツの役の時も思ったけど、江口洋
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5

市川崑の晩年の雄姿が見られた事と、
その撮っている映画が、10倍の「黒い100人の女」って、崑さんなら撮りかねないタイトル。
エンドロールの極太明朝体。
以上で、0.5点上乗せします。

実際には、最
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.5

半分まで,退屈だった。ところが、田畑智子が部屋にいた瞬間から、やられた❗️
途中からの大逆転は、カメラを止めるな、みたいな感動だ。

すべての伏線を回収して、ラストのオチまで完璧でした。

世間の蔵之
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