たこたこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たこたこ

たこたこ

映画(206)
ドラマ(1)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

グイグイ惹きつけられる。そしてその惹きつける力こそがミスリードだったときの驚きよ。

ライフ・イン・ア・イヤー 君と生きた時間(2020年製作の映画)

4.0

とっても良い映画でした。ヒロインの魅力が2時間を牽引し続けていました。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.7

重厚につぐ重厚。
映画的文法を冷淡に積み重ね、戦争の残酷さをこれでもかと剥き出しにしていく脚本と演出が素晴らしい。
これぞ映画の持つ力であろう。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

どうやって考えたのか謎のプロットだが、映画的文法が小気味よく使われた構成で、終始ハラハラさせられる。ありがちな要素を組み合わせただけではあるが、なかなかよくできている。ラスト以外は全て面白い。脚本とし>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.7

ずーっとCGなので絵が退屈なのが欠点。ストーリーはさすがの一言。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。きちんとしたサスペンスでした。
ラストはフランスっぽい。アメリカならああはならんやろうなあ。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

たいした起伏もないプロットの薄いストーリー。暗い話をキャラで押し切るだけの、日本映画の悪いところを凝縮したような感じ。おそらく原作が映画向きじゃない。脚本もモノローグが多く、うまくない。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.1

明るい人たちが、さけられない悲しい結末を迎える。ある意味ずるいログラインだけれど、ちゃんと悲しくてよい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

パーフェクトムービー。
これが面白くない人いるのだろうか…。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.4

ほぼ完璧ともいえるプロット運び、史実をもとにしたヒリヒリとした世界観。なによりカンバーバッチのダイエットが凄まじい。人に勧めたくなる映画でした。

残り火(2022年製作の映画)

4.1

隙のない素晴らしいプロット。捜査の甘さというか、証拠にまつわるご都合がいくつかあるが、そんなのはよいのです。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

よくもまあこんな何もない話をここまで面白くできるなあと、脚本・演出の腕に唸った。
ラストのファミレスのシーンは、主役二人をほとんど映さないという、新しい感動のあり方を提示された。
有村架純が演技ができ
>>続きを読む

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

1.1

脚本が下手で物語が紡げていない。演出が演技を理解しておらず演出できてない。カメラワークが退屈。ヒロインが下手すぎてイライラする。一人、金子大地さんがとても演技がうまく、なんとか成立させようともがいてら>>続きを読む

マクマホン・ファイル(2020年製作の映画)

2.0

脚本がダメすぎる。よくこれで通ったなあ。なんの話か主軸がわからないまま終わった。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

記者の語り方式が没入感を邪魔して、もったいない。話は面白いのに。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

脚本はパーソナルすぎてどうしようもないが、人間をきちんと描く事で成立してる、良くも悪しくもザ・日本映画。とても面白いんだけれども。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

2.0

脚本が何も進まない。何を見させられてるのか分からない。映画監督が一人で脚本を書くのは本当にやめた方が良い。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.0

シナリオがひどくて没入できず。
ずっと断片ばかり描いてて意味不明でした。

フライト・クルー(2016年製作の映画)

4.0

次から次へと事件の起きる、マシンガンのようなプロット。少々の辻褄や予算の低さに目を瞑れば、大興奮のパニック映画。芝居がいいんだよなあ。

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.5

いい映画だ…。
力強い人物像、背景から迫る戦争の傷。
ラストの夫婦のシーンは実に素晴らしい。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

世界一面白い映画だと思った。
キャラ造形、シナリオ、ビジュアル、全て完璧に気持ちよかった。

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

事実を基にしてるなら面白かったろうに、創作でこのプロットは御法度レベルでダメではないかな。
まず、主人公が死んではいけない。
とにかく、彼が金に目覚めてからは物語がよれまくってて、面白くもなんともなか
>>続きを読む

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)

4.0

なかなかすてきな親子もの。どうやったらこんないい話が書けるんだろう。
コダクロームをスライドにするカメラマンはいないだろう(ふつうスリーブにする)けれど、そうきたかあ、と感心した。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

センセーショナルな内容。きちんとしたセントラル・クエスチョン。抑えの効いたジョニーデップの芝居が光る。
字幕ではあるが、セリフが実に良い。映画としてもかなり上質で面白い。