Tactooさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Tactoo

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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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資本主義も共産主義もお構いなしの競争社会で、サモアの生き方、考え方が思ったより刺さる。びっくり実話お決まりの展開なのに、急な転換点があってびっくり。ちょっと待てよ彼らのマインドってすごくないかって思っ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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アカデミーノミネート辿り。完全に傍聴席。傍観させられて嫌でも主観的考察を強いられる魅せ方。決して主観的なことが悪いとはいわないが、映画を見ている僕たちも実際に裁判を見守る人間も、本質でもない変なドラマ>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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アカデミーノミネート。なのに業界にめっちゃ喧嘩腰で面白い。ステレオからあえて外れるからこそのこの地味なブラックジョーク。価値の変容変革はどこから。
薄々感じていたことだったから、どちらの言い分もよくわ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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モブキャラにも人権を!って成立するのか⁈実現するのか⁈ すごい時代になったなとしみじみ。世の中、発達する人工知能に脅威を感じるプロットが多い中、完全に見方を変えて人工知能に同情してしまうとは。
世界観
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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痛快だー。スカッとする爽快さと引き返せなくなる逃避行が良すぎる塩梅。1966年型フォードサンダーバードで、道なき道を砂埃舞い上がらせ、警察車両とカーレースなんて。画が良い、話が良い、人物描写が良い。二>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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もうこの際とアリ・アスター祭り。不快すぎるキモさ。なんなのこれは。無印みたいな音楽が耳にこびりつく。ラリってるみたいで花や肉らが呼吸しているようにみえる画が酔う酔う、もれなく全て気持ち悪い。
自然と同
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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混沌大混乱。不快、不快、不快、快、快⁈、不快、不快、快、快?⁉︎の始終。
地獄3時間を体感する覚悟で臨んだが、予想外の快が与えられ不安を覚える。何をどう感じるのか脳がパンクした。

到底理解できないも
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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ボーの前に観ておこう。最悪高に不快。
精神的に苦痛。偶然チョコレートを食べながら観ていた手が完全に止まる。
また降霊系か、、?と思ったらなんだなんだの発展。気が気じゃない終盤。え、は、、?
やりきれな
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

5.0

前に大学の授業で冒頭だけを紹介され、惹かれた。すごく気になってた。冒頭で十分すぎる掴み、身体が身震いした。
バスジャック殺人事件で生き残る者の人生と深層心理。「人は簡単に死ぬ」死生観の植え付け。心理影
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雪山の絆(2023年製作の映画)

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アカデミーノミネート辿り。絶望的地獄絵図。うわうわっと声が漏れる。理性はありながらも倫理観を犠牲に生存戦略。感覚なくなるも思考を捨てたら望みなしの環境。自分だったらと自信が全くない。ラグビーチームだか>>続きを読む

サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

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やだな。いやすぎる。最期なんて決められたものに従って終えなくない。ましてや真偽も不確かなものなんて、、アートの気持ちの方がよく分かる。極論でかました皮肉祭り。
死に向かう判断と覚悟なんて全く想像しても
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

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ヘンテコなビジュアルに惹かれ。
No Music No Life.
No Space No Life.
Music is Space.
宗教音楽?宗教映画?どこか近寄りがたい難解さがあるが、それだけ音
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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じんわりと希望に満ちててよかった。誇張なく自然ですごくいい話だったな。
多様性という言葉で世の中いろんな人がいるから理解しようって流れはやっぱり少し意図しない棘がある。「多様な人」でまとめたことによる
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ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

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これまた公開当時に映画館で観た思い出補正やばい。久しぶりに鑑賞。いや補正ではなかった。ナルニアへ誘われる冒険の始まりと終わりの描き方が子供目線の状況説明だけで魅せるナチュラルさがあってすごく良い。>>続きを読む

アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

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小さい頃鑑賞済。世界観はさすがのティムバートンなのに、なんかパッとしない、、?なんか分かりづらい、、?展開の速さ荒さが独特な色彩の良さとは対照的にさっぱりした印象を与えてる。
定められた運命に人生を委
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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500日間を行ったり来たり。構成面白い。「期待と現実の二面性しんど。うーん、結局サマーはトムに何を求めてたんだろ。好きな女性が愛は絵空事、続かないのが人生とか言ってたら流石にしんどい。多様な価値観を認>>続きを読む

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

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続き気になってたので深夜にセノバイト。なんかすごい展望があって感動。やっぱり変に話ちゃんとしてて面白いんだよな。ギャップ萌え。特殊メイクのきめ細やかさも相変わらず素晴らしい。
ジュリアのビジュ超大型巨
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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せっかちトムの時間解放の受難。せっかちは苦手です。飛行機怖い海怖いぼっち怖い。サバイバル楽しそうという幻想を抱いていたけどこの状況だと絶望。リアルに上手くいかないしんどさ。果敢な生命力トムにgood。>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

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グロ耐性少しはついたのかな。もれなく全員モブムーブかまして、モブグランプリやってるから安心して見てられる。
政治皮肉祭りで一度公開中止になってるの面白い。この影響力に過剰に構える世の中に笑う。大袈裟に
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

笑っちゃった怪作傑作。期待は超えるもんだね。この映画好きかと聞かれたら、答えるの恥ずかしいけどはっきり好きと答えます。
シャボン玉の内側のような世界観に気持ち悪い男根社会が蔓延るアンバランスさ。ベラの
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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どんよりと虚しい胸糞さ。気悪すぎたからその場だけスカッとした。さすがホークアイ。FBIワンダとの共闘。
ネイティブアメリカン問題は今もあるんだね。闇は闇で表沙汰にならないから今も昔も何も変わらない。事
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地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

5.0

、、、震え。バイト疲れもあって眠気マックスで挑んだのに全く吹き飛ばされた。異質ベトナム戦線ロードムービー。
悪夢の中で美しさ、残虐さ、無惨さを同義的に見る高揚感をなぜか感じ、FINAL CUT3時間と
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

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アカデミーまでにノミネートを辿る。
新しい偉人とその新しい世界を知れた感動。ありえないトライアンドエラー。常人じゃない。超人というより頭おかしい。海は怖すぎる。こんな遊泳理解も想像すらもできない。
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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ものの数分見てこの表現。残り時間を考えると見るのがキツくなってた。この感性はなんだ。やることなすこと突発的で想像範囲外。きも痛すぎてしぬ。
やばお父さんに引き取られる所から面白くなりそうだなと思えた。
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女神の継承(2021年製作の映画)

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うわあ、、見てしまったよ。東南系のソレはリアルまじを感じてドン引き。良いも悪いも正体も原因も不明な精霊って何だよ。一番怖い。広く崇め奉る分、色んなものが漂って集まってきちゃうんだろうな、、。触れたくな>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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反道徳心デレラ。あまりにもドス黒い。目的と欲望のため闘う女の大戦争。女性君主だとまたこんな話も出てくるんだと見てる分にはとても面白い。巻き込まれたらかなり最悪。男の物理大戦争と同じ、誰も幸せにならん。>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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様子のおかしい美人とはこのことか。個人的に前作よりも良い。アクションもやっぱりすごい。花束みたいなのくだりと着ぐるみどっかんバトルが面白かった。2作も見て流石に情は湧いてきたが、ただやっぱりようは分か>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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バリーコーガン=狂人なのに、ここまで物語も狂ってるともう最高にキモ良い。
ここまでいうのもなんだが、彼を観てるといつもものすごく不穏な気持ちになる。悪い予兆を感じぞわぞわする。ほんと蛾や蜘蛛のよう。
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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劇場鑑賞はたまらない。原点タランティーノ。低予算なのにこの表現幅広さ。会話劇でありながら目を見張る魅せ方。

こんなに物語に関係ない、文化もよく知らないアメリカンジョークの荒波に呑まれてるのに、なぜか
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ズートピア(2016年製作の映画)

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食物連鎖なきゃこの地球環境保てないけどって思ってしまうけどそんなことは忘れましょう。それよりも並々ならぬ深い話。2度目なのでより考えた。

ニックがほんといいやつね。それに対して何にでもなれる精神のジ
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

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福田監督のコメディはいつも少々思うところがあったけど、この作品に関してはこの少々重たい内容にこの絶妙な差し笑いがちょうどよくて良かった。このぐらいだと笑いが本当にいい役割をするんだなと思えて気持ちよく>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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こんな妹はいやだランキング1位。この星の人間は自分の全く知らない人間。唐突な日本語あるし、日本特撮モノリスペクト?も感じたが、それ以上に訳わかんない発想とグチョグチョチープな特殊メイクが笑える良さ。何>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

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気持ちが悪すぎる。終始変な顔。
もういま人気の「8番出口」ゲームじゃん。マグリットの絵画に閉じ込められた気分。オチはそんなことだろうとは思った。
ただ何かの皮肉メタファーてんこ盛りであったとしても、こ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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ちょっと期待以上に薬漬け体感大満足。
悪ふざけがすぎる。ノリが軽すぎる。からの代償が重すぎる。期待できるフリとオチが不規則な上に長く、完璧すぎて、ずどーんと震えた。怖い怖すぎる。真後ろのおっちゃんが途
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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平山を生きる、お役所広司さまの御尊顔が好きすぎる。改めて素晴らしいな。
生きてる以上、ふふって微笑めたもん勝ち、楽しんだもん勝ちだなって思えた。どれだけ些細な喜びの瞬間に気づけるか。自らの喜びについて
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ヘル・レイザー 4Kデジタルリマスター版(1987年製作の映画)

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新年早々、新ジャンルに挑戦。せっかくのリバイバル上映は逃せない。想像していたよりも話がちゃんとしていて、想像していたよりも手作りキモい世界観が面白かった。

痛みと快楽は表裏一体である真理押し通すのい
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