Tactooさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Tactoo

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

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初タイ映画!カンニングビジネスを描いたミッションインポッシブル。面白かった!発想がリアルに実現できそうですごい。

けど、あそこまでのリスクを背負って行動した彼らにずっと同情できない。それだけ頭良かっ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

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男娼青年母をたずねて三千里。睡眠発作で進むロードムービー。かなり変わってる。リヴァーフェニックス目当て。
若きキアヌもめちゃくちゃかっこいい。
雰囲気の良さはわかるが、いまいち時代や文化の背景込みが奥
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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完璧には描かないおとぎばなし。ディズニーとはかけ離れたラストに感動した、、。すごく好き。リアルに儚くて、でもなんか不思議と悲しくはならなくて、あったかくて好きだった。

どんな世の中でもピノッキオは純
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

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試写会にて鑑賞。黒澤明の『生きる』、市村正親主演ミュージカル舞台『生きる』を鑑賞済でとても好きな作品。イギリスを舞台にしてどう変わるのか、すごく興味があった。

真っ赤なロンドンバス、西洋建築、鉄道、
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

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『シャイニング』続編。前作のあの独特な狂気さの謎が現代風に分かりやすく繋がっていた。自分はあの分からない芸術性高さとニコルソン怪演が好きだったけど、これはこれで面白かった!

死への恐怖を餌にする超能
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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プーチン政権反体制派ナワリヌイ氏の毒殺未遂ドキュメンタリー。先日のアカデミーで受賞したので鑑賞。

ニュースなどで彼の存在や毒殺未遂の件も知ってはいた。けど、ここまで大きなことだったとは。まさかの毒殺
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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ほんとうに見てらんない。自らの身で想像すると心臓がもたない。戦争の無惨さとは訳が違った無差別テロ。日常が一気に地獄。映画では初めてだったけど観てよかった。

ホテル従業員の勇気ある行動が讃えられたもの
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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PC画面で進む物語だからPCで鑑賞💻
新すぎて思った以上に面白かった!

お父さんのエゴサ能力の高さすごい。パソコンでここまで調べられるんだ。勉強になる。SNSパスワード分かんなくてメールに認証番号送
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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全く知らなかった戦争の新たな実話に驚愕。世界が求めたのも救えたのも、「普通じゃない」彼。なのに統制された世の中は「普通」を強要する。メッセージは戦争批判とまた違うところにあった。

コンピュータを作り
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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優しい世界をみれて心がほっこり。今までずっとみてきたものが嘘だとわかっても、信じて支えられた事実があるから嘘にならない。
そのブレない純粋さは驚いたしすごく素敵だな。今あるエゴを取り除いたら皆そうなれ
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さがす(2022年製作の映画)

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うーん苦しいな。
重すぎてすごく疲れた、、。
訴えてくるもの以上に彼らの心理描写が強すぎて理解したくはないような、許容もしたくはないほどのなにか塊を感じて、ひどく拒絶してしまった。

完全に悪なのに彼
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

期待を超えて最高に良かった!!もしあの時こうしていれば、、。ないものねだりのいまの現世。カオスな癖強世界観にしてやられたぶっ飛んだ極太哲学メッセージ!

なぜ今これがアカデミーやゴールデングローブ賞に
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エレファント(2003年製作の映画)

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合う合わないの問題じゃないけど、合わなかったかな。分かるようで全く分からなくて、ただ凄惨な出来事にひどく嫌な気持ち。何もない日常のはずなのに結末を知ってると、全ての行動に意味がついて緊張感やばい。みて>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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あんな予習をしたのに色々誤解してて、だからすごく納得がいった!けれど言語化がすごく難しい。想像以上の人だった。家族愛にも映画愛にも溢れた少年。映画(家族)を信じ、映画(家族)に裏切られ、映画(家族)に>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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ジョーズ初対面!すごく面白かった!
感動したのはストーリー性と音の煽り効果。

ただサメが怖いだけじゃなくて、それに応じる人間の行動も見てて怖い。サメの全貌を全く見せないのがほとんどなだけに、「見えな
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

5.0

ちょっと興奮が止まない。これほどまでに高揚して衝撃受けるものだったとは、、。
出てくる大人の顔がみんな子供みたい。自分も完全に子供に戻っていた。これこそスピルバーグの魔法だ!

それこそETやスターウ
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

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1941年上海にて日本軍捕虜として生きたイギリス少年の物語。『フェイブルマンズ』に向けて。

純白少年の幻想が戦争下でロマンある画を描く。スピルバーグはやはり子供目線を大事にする。彼の記憶の断片を覗い
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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同じ顔の男に見えるってだけでもう面白そうと思って鑑賞。やり過ぎです。理解しがたいものを目にして混乱。困惑。怖いというより気色が悪すぎて変に笑っちゃった。

誰にも認識できないものの怖さってすごく雰囲気
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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予想してたものと全く違ってびっくり。
社会と隔絶された森で住みサバイバルと哲学を学びながら育つ子供達と父。旅を通して自分たちを、世界を知る物語。

環境でここまで感性は異なるか。想像の範疇を超えて全く
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ジョーイ(2020年製作の映画)

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ピエロは顔に涙のメイクがある。
馬鹿にされることで観客の笑いを取ってるが、心の底では傷つき悲しんでいるから涙がある。「人のことを思いやり流す涙」や「人の心の痛みを知って流す涙」の意味も。
誰しもがもっ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

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I chose you. 私はあなたを選んで、あなたも私を選んでくれた。私は国を選んだのに、国は私を選んではくれない。
養子縁組で育った移民の子供は市民権がなく、国外追放されてしまう。全く知らなかった
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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異常なしという異常性。愚かで醜い。他に何も言えない。

本年度アカデミー賞にノミネート。1928年に書かれたエーリヒ・マリア・レマルクの同名小説が原作。今回が3度目の映画化。過去2回の映画化は、どちら
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

やっと観れた、、。原作漫画では山王戦前までを。悩んだ末にそこからは未読で鑑賞。
全く予想がつかない。胸の鼓動がずっとやばかった。痺れた。すごく感動した。

言葉と行動の厚みがすごい。
なんかものすごく
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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うちに秘めた静かなる写真の闘い。水俣病を世界中に届ける。

気になったわーど。写真は撮る者の魂を奪う。だから感傷的になってはいけない。伝えたいことだけに集中する。考えもしない視点にハッと思った。きっと
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

初めてをIMAX大スクリーンで。満席に囲まれながらあんな体験をできたのは本当に幸せだった!

もうただただ涙が出た。「泣いた」という感覚じゃなくて「涙が出た」が合う。悲しかったからでもなくて、感動した
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バビロン(2021年製作の映画)

5.0

感嘆。意味不明。やりすぎなくらいの映画愛を込めて。この3時間で視野を大きく変化させてくれた。

映画が始まってから少し苛立っていた。真隣に座ったいい歳カップルがお酒をこぼしながら喋りながら映画を楽しむ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

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実話を基の脚本はもちろんのこと、それ以上に演技がすごすぎて唖然。
エディレッドメインにまたも惚れぼれ。彼の頬の些細な動きにまで、全てに魅入ってしまう。

人間ってまだまだわからないな。全部を信用できる
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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本年アカデミーノミネート作品。
突拍子もない絶縁。悪意飛び交う孤島での圧倒的な閉鎖感。後味が悪すぎるけど何を伝えたかったのだろう。すごい気になった。

島の隣で鳴り響く砲弾。アイルランド内戦。こんな誰
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

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新解釈、人間の姿した信長。改めて人生をみるとなぜあそこまで人間非道な事実を残してここまで人気な歴史上人物なんだろうと思ったりした。
だから単なる魔王ではなくて面白かった。ラストはあのままジャック・スパ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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こころの声を吐き出してツッコミながら鑑賞。ちょっと待て、なんでそうなるのよ。
人生の一部の時間を無駄なものまで丁寧に切り取ってて色んなものを感じる。

観る前は不安だったけど、でも問題は意外とはっきり
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

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敬意と郷愁。80年代映画から切りとる反抗する若者の新たな姿は今にも紡がれていく。
子供たちの青春冒険メインだけど、シリーズへの愛が込められてて感動。あれほど旧作がコメディとノリ雰囲気にふられていた分、
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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時代特有の雰囲気とノリ最高。CGの手作り感や生っぽいチープさマッチ最高。ビームくらうマシュマロンの顔最高。
特に語ることのなしこの良さ全開!!
続編見ます。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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なんだ、なんだったんだ、、
ひとり、うちでねこを抱いて共に鑑賞。

当たり前のように流れつつも、どこか妙に感じる慈愛。母親が特に気持ち悪いほどで変によかった。宗教的暗喩が伴うのもよくわかる。
けど、こ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

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苦しいね。響いたとか響かなかったとかではない。この感覚が掴めない。掴めないところまでいっちゃってる。

何が救いになるのか分からない。本当に救いが必要なものなのかどうかも分からない。けど、自分はそんな
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

5.0

年始一本目、何を観ようと悩んで決めた。今年も幸せでありますように。アメリカ子供番組人気司会者フレッドロジャースの実話。とっても温かくて真っ直ぐに胸に沁みた。

最近になって自分と向き合えて気付いたこと
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E.T.(1982年製作の映画)

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クリスマスにE.T.を。素敵でした。
久しぶりに観たけど思った以上に情報量が少なく物語が完結して驚いた。あくまでエリオット達子ども目線で描かれている。

だから、こっちも意味がわからない脈絡なしの展開
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