Tactooさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Tactoo

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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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草彅剛がアカデミー主演男優賞受賞後、ずっと観たかった作品。
鑑賞直後の思考が思っていたものと違い自分でも困惑。何かがはっきり刺さってドッときたわけでもない。ただ変にずっと考えられる作品だった。何かが残
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

最大級IMAX3D鑑賞。最高の鑑賞コンディション。鑑賞というより体験。
最高の映像美。異常に美しい。映画史上見たことないほどの鮮明さと世界観でずっと息を呑んで見惚れてた。

前作より年数も経ち、やはり
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

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ネコ好きなので映画館で鑑賞。
可愛い猫と愛した妻の物語かなと思いきや、思ったよりも深く彼の人生に踏み込んでいた。画家はなぜこんなにも繊細で変な感覚を持っているのだろう。

到底に理解できるものではない
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

5.0

生と死と継がれていくもの。嬉しいし悲しいしその激しい情緒が美しくてあったかくなる。
自分でも思わない場面でハッと気づいて涙が出た。いい意味でMarvelらしく感じずに一本の映画として評価できました。感
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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自分探しの旅完結。そこまで深く細かい点まで知らないから賛否評価が難しい。

けど個人的にレイよりもカイロレンの自己との向き合い方がすごくささった。繊細すぎる切ない人間だなって。悪は捉えようには、理解さ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

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Forever前予習。marvel他にはない文明民族的要素の詰まった背景、アクション、団結感がとにかく魅力的。

marvelお得意の神格的なハイテク技術による展開だけでなく、原始的な伝統を重んじた彼
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ある男(2022年製作の映画)

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怖い。エンドロールに流れる製作陣の名前。その文字に強烈に惹きつけられる。考えたことはなかった。一つ一つの名前にその人生と背負わされる責任という名の重荷を感じた。

社会に貼り出される多大な意味をなす言
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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生の世界では見えないもの、すずめがみたものを通して考える。大災害がこんなにも起こりうる地で「いってきます」「ただいま」という日本特有の言霊が存在する意味。深いし素敵だなぁって思った。

感想が正直むず
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

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永遠なんてないってわかっていながら、永遠に一緒にいたいがために努力し合える関係。とても素敵。ひと夏のとか、あの青春のとか一瞬の幸いを描いた作品多いけど、これはあくまでも永遠を大事にする。実話が基にそれ>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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2分後の未来知るタイムトラベラー。
しょうもない程度にちゃんと面白いのすごい。すごすぎる。世にも奇妙な物語。

今までに見たことないSF過去と未来の物語で新鮮に気楽に観れて面白かった。
ほのぼのした言
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

初インド映画!異常に評価高くて気になり鑑賞。素晴らしかった!想像を遥かに超えるエンタメ性の爆発力。インド映画ならではの特異性を感じる。ここまでだったとは。

映画館で笑って少し声上げちゃった。なんだこ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

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19世紀、奴隷制度の当たり前。
拉致され売り回され、転々とする。主人によってだいぶ黒人に対する扱いも変わるんだなって印象。
酷い描写も多いけど、今まで歴史として学んできたことだから想像の範疇ではあった
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

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日本らしい核問題、現代らしい民主主義の形式的会議でのゴジラ対策。淡々とテンポよく会話は進む割に時間のかかる日本の決断。

専門的な話すぎて、どこまでリアルなのかそうじゃないのかは分からないけれど、意外
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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メディアの在り方を問う。影響力だけに執着する世間と信念貫く彼の淡々とした人生。

爆弾テロを防いだ英雄を容疑者として断定する。こうやって文字で打って考えてみても明らかにおかしい。更に付け加えてみる。そ
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わたしたち(2016年製作の映画)

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リアルすぎる小学生主観。感情の中で生きる世界。繊細すぎてすごい作品だった。嫉妬、裏切り、攻撃によるいじめ。単純な言動の裏に何でこうなるのか訳わからないし、実際リアルにそう思うのだと思う。

家庭事情に
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狩人の夜(1955年製作の映画)

5.0

大学講義での鑑賞。
こわい。こわすぎる。面白すぎる。
不気味な童話みたい。可愛くも残酷な世界観。カルト映画の金字塔らしい。偽福音伝道師が金のためにある家庭を壊し、幼い兄妹を追い詰めていく物語。

カメ
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

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最終章。IMAX映画館。約3時間20分は本当に長すぎたけどシリーズ3部作最高だった。圧倒的すぎる世界観、愛着のわくキャラクター。

主人公であるフロドが完全に英雄扱いとして輝かないのがこの作品の魅力的
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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ブラックコメディが過ぎるのにリアルな実際問題すぎて苦笑いしちゃう。怖すぎるよ。

もはや目の前に存在する真実すらも信じなくなってる現状。影響力ある媒体によるつくられた真実がはっきりしていたね。ここまで
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エルヴィス(2022年製作の映画)

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白人としてではなく、男性としてではなく、人間としてでもなく、エルヴィス・プレスリーとして自らを表現して生きた者の話。

彼の名だけで何も知らなかったからこそ、凄まじい人生にすごく感動した。音楽も素敵。
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

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ドキュメンタリーのよう緊迫感構成9.11航空機内、管制塔内。虚飾なドラマは全くなく、ただただ起こった事実だけ描かれる。
リアルにショッキングすぎて疲れた、、。
パニックになり異常な空間になる機内、管制
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

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キングコングかわいい!脳なし怪獣大バトル映画かと思ってみたら、意外とメッセージ性があってびっくりした。大バトルも楽しめた!映像の構図が美しすぎるのばっかり。

ベトナム戦争終結後の兵士達がある島への調
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

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場所は警察の緊急連絡オペレータールーム。目に見えるのは彼の顔と通信機器だけ。なのに聞こえる声や音からものすごい想像力が働かされる。自らの映像ドラマが作られる。その五感の不満足感と緊迫感でストレスがやば>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

5.0

最高でした。こんなにぶっ飛んだ映画をまさか邦画で観れるとは思わなかった。岩井俊二監督作品はやっぱり世界観が異様で好き。
薄暗く小汚い画質、年代を感じる音楽、大半英語中国語が飛び交う中で、全然綺麗じゃな
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

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大学授業での鑑賞。
無理なフィクションドラマ性がなく、ドキュメンタリーのように淡々に実話の事実が再現される。役者ではなく、本人が演じてるのがすごい。後からわかったけど、行動の説得力がすごい。

子供の
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

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1に続き、IMAX映画館にて鑑賞。
この物語が王道でなければいけない意味がわかったような今作だった。一番分かりやすいからこそ、一番大切なことがはっきりと伝わってくる。

戦闘シーンがとにかく半端ない。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

素敵すぎた。人間も関係も言葉も出会いも別れも。「無限を感じる」ってすごい言葉だと思う。これほどまでの幸福の感覚はないと思う。未来に希望がもてる孤独との物語。

繊細な彼は慎重に色んな自分と向き合って発
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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こんなにくだらない話なのに終始のめり込めたことに驚き。これぞthe映画を観たって感覚ですごい不思議。けど何が面白いのかわからない面白さだからレビューしづらい。ただ思うのは会話劇やシナリオが秀逸。

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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スティーヴィーの素直な自由への好奇心と愚直にもトライする姿がかわいい。思った以上にイキっててかわいい。抑圧されてる家庭内環境と比べると生き生きしてみえることは確か。

けれど、それはある意味青春のまや
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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何か起こりそうな恋愛の狭間だけを切り取る。詩的な言葉とリアルな偶然が特異な雰囲気を醸し出してよかった。音楽とカメラのブレ具合が印象的。汚いけど綺麗。『夢のカルフォルニア』がなんか頭から離れない。

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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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GUCCI家大騒動。全く知らなかった実話。人間の嫌な部分が詰まってていい意味で最悪な話だね。レディガガがなんかハマり役すぎてすごいよかった。目が他の外人と違って独特。アルパチーノもアダムドライバーもジ>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

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全く読めなかった重厚なサスペンス。考えすぎて振り回されて疲れた、、。思った以上にヘビー。でもすごい深い意味で面白かった!

キリスト教的暗喩が多く散られた作品。
信仰心、信念の強い者だからこそもつ偏見
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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嫌なものも全て飲み込んで、排泄として出すことでスッキリする人間の本質。「堪忍袋」という言葉もあるように人は我慢できるものを溜め込む。そして吐き出す。
異物を飲み込むのは想像すると気持ち悪いけど、嫌な考
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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面白かったけど、ちょっと違った感。グロさとエンタメさが増して1と比べるとちょっとやりすぎてる。1は組と警察の関係でもっと正義や豚箱関係の主題が描かれてたからすごく良かった。日岡の成長が大きく描かれてた>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

3D4DXで鑑賞。久しぶり4DX。
最高だった!公開当時映画館で見ていたにも関わらず、今でもこの圧倒的世界観に心揺すぶられまくった。すごかった。

何度か観てたけど、今回はナヴィが人間のことをスカイピ
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下宿人(1926年製作の映画)

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ヒッチコック監督初期のサイレント映画。大学授業で鑑賞。
男性役の目元メイクがインパクトすごい。目ガンギマリでちょっと怖い。

こちらも台詞字幕が少ない分、サスペンスにおける物や人間の行動の伏線が分かり
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