Tactooさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

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スタントマンなし喜劇王のキートンのサイレント映画。大学授業の予習で初めてみた。

橋やダムを爆破。火薬使う。列車大暴走。
あの時代に列車をあそこまでド派手に使うのはすごすぎる。どのくらいの制作費と日数
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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法廷での冷静な論争が一番熱い。歴史としての背景が詳しくないから少しテンポが早く難しかったけど、ほとんど法廷シーンが描かれるなかで集中して観れた。

法廷に立つ人間は人の命や生き方を左右する目的がはっき
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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予想の斜め上いってインパクトすごかった。面白かった。最初から、途中から、こうなのかなって想定できることが多かったけど、もっと事の顛末は遥かに現実的な怖さだったからすごい。ビックリした。わかんないけど実>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

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今まで観てこなかった名作シリーズ序章。
映画館IMAXにて鑑賞。
ある意味王道なファンタジーだけど、これがファンタジーの金字塔。圧倒的な世界観スケールが大きくてすごく魅力的だった!ここまで違和感なくス
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

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前作の評価が個人的にあんまりだったからあまり期待できてなかったけど、よかった。

前作があまり好めなかったのは、あまりにも勢いだけで起承転結に綺麗にまとめられていたから。漫画を実写化した作品。勿論、現
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

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そうなってしまうよなと思いつつ、そうなってほしくないと思うのはなぜだろう。
人間生きている以上、未来に幾つも可能性がある。けど、社会や時代はその可能性を年々厳しく狭める。あなたの未来はないとはっきり他
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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面白かったけどまさかの展開が読めちゃってちょっと半減しちゃった。期待してたのとちょっと違ったかも。
序盤はすごいワクワクした。世界の中心都市、ロンドンには実際に訪れなければ体感できないものがあると思う
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

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到底理解できない理由で人が人を殺す。人が人で造られた綺麗な街を破壊していく。
こんな世界で生きていく自信が自分には正直ない。けれど、ピアニストの彼は異常に粘り強く生き続けた。何を望みにここまで。彼の行
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

大好きなジョーダンピール最新作。
素晴らしかった。映画館IMAXで観れてよかった。

怖いというより、ずっと安心できない気味の悪さが似合う。気持ちがいいような悪いような興味、何とも言えない情緒不安定な
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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なんとも言えずに切ない。絶望と希望の狭間で生きた彼女。女性版ジョーカーって感じだった。ただの異常な復讐ではなくて、正しさを問う望みが彼女の中で抱かれてた上での行動がよかった。記憶を引き出し悔い改める余>>続きを読む

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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スカッとコメディ。途中までだれそうな展開だったけど、全部繋がってきてスッキリとまとまった。個性的キャラクターがいい。チキン美味しそう。食べたい。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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周りの酷評の噂を聞きつつ観た。期待値下がってた分、意外にちゃんと楽しめた!

何より最高だったのは、初代パークのオマージュが思った以上に多かったこと。細かいアングルやセリフ、展開や恐竜たちまで。それに
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Mr.タスク(2014年製作の映画)

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酔いが醒めてきた朝方3時からみたセイウチ映画。眠気と闘いながら必死に見きった。怖いよりカオスが強くて、この自分の見てる状況のせいで変な頭働いてて面白かった。気狂ったセイウチ老人のまんまるお目目がツボ。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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コンパクトダイナミックアクション。無駄ない展開でスッキリするね。
おじさん、ちゃんと大傷受けながらよろよろ姿で戦うの面白い。すごい。
最後、大人のド派手ホームアローン。

千年女優(2001年製作の映画)

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今敏作品の画と話が好き。映画と人生のように虚構と現実は紙一重だなと思える。現実、回想、映画のシーンとの繋がりがよく分からなくなる演出がほんと意味深だし面白い。
現実に謎があるから虚構の世界にそれを追い
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

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東ドイツ時代の高校で起きた静かな革命。
戦争は善悪じゃなくて勝者と敗者しかつくらない。あんな大きな戦争が終わってもあまり世の中変わらないんだなと思えた。
次の社会を創っていく若者たちが何を武器にして、
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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自分が感情移入できなかったのか、したくなかったのか。不思議な拒絶反応が最後までどちらか分からなかった。ささるような言葉はあったし、素直に自分から湧き出る言葉や周りとの真の関係性について考えさせられるこ>>続きを読む

ハリーとトント(1974年製作の映画)

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大学の講義にて鑑賞。
おじいちゃんと猫のロードムービー。
おじいちゃんの歳だからこそ、旅路の中で色濃い人生の深さが詰まってて素敵だった。シーンがなくても彼の過去を回想できた。展開の繋がりではなく、人と
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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ずっと揺れ動く心にフワッとしたものを感じるものの、それが何か分からない。分からないことが正解なのかどうかも分からない。どう評価したらいいものか。だから何度も観て考えたい映画。絶対もう一度観る。

命や
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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大学の講義にて鑑賞。
今まで観てきた映画の中にはない、すごく愛おしいなと思えた映画。心穏やかになった。
つくられた展開を感じさせず、淡々と起こる出来事がなんかすごい面白いし心にくるものがある。2人の関
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3人のエンジェル(1995年製作の映画)

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大学講義にて鑑賞。前回のオーストラリアドラッグクィーンと比べて今作アメリカドラッグクィーン。文化違うだけで、彼らの存在も大きく変わる。ちょっと無理矢理な展開あるけど、人がやっぱりあたたかくていい話。ロ>>続きを読む

プリシラ(1994年製作の映画)

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大学講義にて鑑賞。すごく素敵なロードムービー。笑えるところも魅力的なキャラも全体としてあたたかい。なんかよく思うけどオネェのふとした言動にすごく説得力を感じる。自分の心のままに人生を色んな視点で見て生>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

上映後に満席の館内で拍手喝采。
初めての経験。すごい映画だ。

難しいこと考えることなく、映画館で観る映画として至極の体験を存分に堪能できた!
すごい感覚で子供のようにずっと口ぽかんとしてた。
多分僕
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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うーん。情報や世界観は入ってくるけどそれ以上に感じるものが特になかった、、。小さい頃にウルトラマンを観てたけど、それ以上の事前知識はなし。あったら何か変わってたのかな。

それでも、台詞がこっちが見て
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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繊細すぎる。美しすぎる。何を考え思ってるのかはっきりとは分からないけど、すごくこの絵から伝わるものがある。
ダンスシーンでのティモシーの視線。エンドロールラストのティモシーのサイレント長回し。なんとも
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ゲット・オン・ザ・バス(1996年製作の映画)

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大学の授業にて鑑賞。
大規模デモに参加するためバスに乗り込む黒人たちの群像劇。人種問題に行動する黒人たち。でも実際に変えたいのは人種問題ではなく、白人でもなく、自分たち。

ある目標を持って進む時に分
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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僕は「大丈夫じゃない」人に出来る限り向き合って、耳を傾けたいなって思う。言ってもらえる人間になりたいなって思う。けど、自分が逆の立場で「大丈夫じゃない」と声を出せるのかというと、すごく難しいのかもしれ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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久しぶりのIMAX3D鑑賞!
marvel世界観が一気に広がりすぎてドン引き。ずっと口開いてた。すごく面白かったけどそれ以上に悲しくなった。あぁ誰も悪くないのにね、、

夢をみるだけではいけない。現実
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

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大学授業にて鑑賞。ヒトラーでさえも愛したと言われるラブコメ原点の名作。
ちゃんと面白かった。文化的背景知らずとも複雑なことなく、いい意味で普遍的心理で分かりやすい。ローマの休日みたい。想像力ないのかっ
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

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ツッコミどころ満載だけど、面白い!だから面白い!こんなめちゃくちゃな展開だけど、こんな変な家族はいいなと思えたし純粋にささった。アニメーション表現の良さはほんとここだと思う。
どんなにぶっ飛んでいても
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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大学授業にて鑑賞。
当時のアメリカの文化を学ぶ。
文化背景を知らないと全然よく分からないし、ほぼロックMVだし途中カルト映画のような展開になるものにも困惑したけどすごく意味があるものなんだろうなと思う
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空白(2021年製作の映画)

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すごい丁寧に描かれてるはずなのになんだろうか、この心にあるもの。自分がまだよく分からない。
けど空白のままにしてはいけないから、こうやって埋められるように書いていく。

最近近いテーマ性の作品に向き合
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

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Facebook創設のマークザッカーバーグ物語。脚本の構図が素晴らしくまとまってる。
伝記物語ってその人が美化され描かれるイメージがあったけど、これは全く違う。たった一人に認められようと、彼は周りの多
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

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面白かった!みんな愛し愛されることを強く望むから、自然と憎しみに近いものも生まれて生きづらくなっちゃうんだなと思った。きっと愛がなければ無関心で終わる。エンドロールの歌でまとめてそう感じて切なくなった>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

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無価値なものに価値を見出せることがある。「映画」は無価値なものが存在しない。監督の取捨選択によって切り取られる。けど、切り取られただけで存在はしている。だからあえてその無価値なものを集めて、いろんな人>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

5.0

ものすごいよくできた話だな。びっくりした。自分自身の弱さを他者に投影しつつも、自尊心を傷つけまいと攻撃する人間の性を描いた物語。仮面を外した先に何があるか。
説明的な展開も言葉も少ないながら、繊細すぎ
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