鮎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

鮎

映画(368)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

すばらしき世界は
果たしてやさしい世界なのか?

ずる賢い人間が生きやすい世の中で
不器用なくらい真っ直ぐな人間が
非常に生きにくいという現実。

偏見が勝る“シャバ”で
周りの思う 普通 に順応しよ
>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

分かりやすいストーリー展開とテンポの良さで、不倫題材とはいえシリアスなものが苦手な人でも見やすい内容だと思う。

途中でどこからが本当でどこからが漫画の世界なのか、見てるこちらもわからなくなったのも面
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

身の毛がよだつ経験を
この作品ではじめてした。

グロさは個人的にはそうでもないが
人間の怖さというか、
いわゆるホラー感が強い。
そこいらの幽霊やゾンビ系の
ホラー作品よりもこっちの方が
現実味があ
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

子は親を選べない。

自分の知っている言葉だけで
どう感想を表現したら良いのか
分からない作品はこれが初めてで、
ただ澱んだ気持ちが最後まで晴れない。

孤独感、寂しさ、依存、我慢、
憎悪、愛情、幼稚
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

苦しい。

情報操作するメディアと
メディアに左右される傍観者たち、
なんだか現実味があって
途中で人間不信のような感覚に
襲われた。

ぶつけ所のない虚無感と悲しみと怒り。
誰かのせいにしないと
>>続きを読む

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

逃げ場も救いもない苦しさで
握った手のひらに爪の跡が残った。

声出して笑え。
試しに笑え。
無理でも笑え。

主要3名の演技力に圧倒される。

初めて、佐藤二朗を
嫌いになりそうになった。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽、映像、ストーリー、登場人物
全て好みだった。

ディズニー作品でこんなに
感情移入できる主人公は
いなかったと思う。
葛藤やコンプレックスを
作り笑顔で隠している姿に
序盤は苦しささえ覚えた。
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.4

金曜ロードショーにて鑑賞。
食わず嫌いしてた自分を悔やむ。
映画館でしっかり見ればよかった。

主要キャストだけでなく
脇を固める役者さんたちも
演技が素晴らしい役者さんだったので
見応えがあった。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大人が見るべきdisney作品。
キャラクターの個性が前回に増して
前面に押し出されていた印象。

途中のクリストフとオラフに
爆笑させられる。

また見たい。

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

サムライエッグ、これは保育士に見てほしいなと思う。アレルギー児をもつ親の気持ちが分かりやすく表現されている。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドで安心した。

望み(2020年製作の映画)

3.4

妙にリアルで終始重い空気感が漂う。

マスコミの常識のない行動が
世間の目を支配し、憶測を広め、
当事者を追い詰めていく様が
見ているこちらまで苦しくさせる。

さくら(2020年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あまり自分には響かなかった。

末っ子が手紙を隠したことが
不幸の発端なのにと思うと
被害者面してんのが
ほんと胸糞でしかなかった。

小林由依の演技は
とても良かったと思う。

あと、さくら役のわん
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とても見応えがある作品。

過去に囚われ留まったままの者を
fossilと表現しているところが
とても好きだった。

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.0

想像してたよりも
内容があっさりしていた。

もっと登場人物たちを
深掘りしてほしかった。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.5


ガッツリSFが好きな人には
物足りないかもしれないが、
SFアクション苦手な私には
丁度いいわかり易さと
面白い内容だった。

チャーリーの心の変化に
フォーカスが当たっていたから
見やすかったのか
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

この映画を見るまで、
クルエラが苦手だった。

この映画を見たあとは、
愛おしい存在になった。

クルエラは最も人間くさい
ディズニーヴィランだと思う。

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

強い女性に憧れる。
キャストが最高。
みんなかっこいい。

前作のチャーリーズエンジェルを
見た当時の幼い自分が、
「こんなお姉さんたちになりたい!」
と思った気持ちを
再び思い出させてくれた。

>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

戸惑いの中にいる人間が、
落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせ
冷静でいようとすればするほど
もっと混乱してしまう感覚が
痛いほど画面から伝わってきた。

ラストシーンの笑顔の理由は…?

完成した映画
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

強い女たち最高⤴︎︎⤴︎︎って感じ。
女は知恵とずる賢さあってこそ。

アメコミ感満載のカラフルさと
ポップに人殺してくのが相まって
脳みそに直接働きかけてくるから
アドレナリン出る。
女性のアクショ
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

若草物語未読観賞。

女性の強さと温かさが印象的。
次女を中心に四姉妹の人生を
描いている作品。

「女は愛されることが1番の幸せだなんて誰かが言ってるところを見るとすごくムカムカするの。」
と言って
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.4

自信を持つことで自分は強くなれる。
周りにも優しくなれる。

はじめは「やべぇ奴(笑)」って
嘲笑していた周りの人たちすらも
巻き込んで引き込んでいく力を
見せつけられた。

そのままの自分で良い!
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幼い娘を思って
すがるような思いで頼ったものが
効果てきめんだった。
ただそれだけ。

娘を思う親。
決して悪い親でも
頭のおかしい親でもない。
そこには愛しか無かったんだと思う。

親戚のおじさんも
>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

その人だけが例外になって終わる。



ドブだの、普通じゃないだの、
男だの女だの、
LGBTQを取り巻く偏見の言葉が
生々しく映し出されていた。


成田凌の演技が繊細で圧巻。

印象的な頬杖と視線
>>続きを読む

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自分大好きみたいな雰囲気だけど
自己肯定感が低くてどうしようもない。
強いフリをしていないと
少ない自己肯定感を保てない。
自分に向けられる、「好き」という
第三者の肯定がないと
自分で自分を肯定でき
>>続きを読む

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.4

若くて脆くて鮮やか。
承認欲求と素直さと嘘。

ねぇチワワちゃん、幸せだった?

蛍光色と光とカメラ越しの映像が
特徴的な作品。

また見たいと思う。

(2020年製作の映画)

3.5

溺れるナイフでも共演した2人。
とにかく綺麗。
綺麗で整った王道ラブストーリー。

榮倉奈々の演技力はさすが。
成田凌の圧倒的モブキャラ感を
全面に出してるところが
最高だった。

子ども時代を演じた
>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

桃井かおりの存在感。
星ばあは人というより場所。

後悔は行動してからしろ
時間は気持ちよく使え

忙しなくバタバタと日々を過ごす人に
刺さる言葉だと思う。

つばめの両親がとにかく
温かくて優しくて
>>続きを読む