田上雄也さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

田上雄也

田上雄也

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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

そこまでフィル・ナイトをポンコツに描く意味とは…からの!
映画と同じく総合芸術に近いスポーツ、あるいはスポーツビジネスの一人一人にさりげなくスポットが当たっていて、且つそこを半主人公的に演じ切るマット
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

チャップリンみたいなベタなアクションで割と普通にクスりと笑える部分が多くてマリオ関係なしにまずイルミネーションの凄さに驚いた。
映画全体流れが良い意味で急で細かい部分が気にならなくて分かりやすいカタル
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

4.2

E.T.級の潜在能力。
奇怪すぎるにも関わらず異常な程ストレートにに真理を突き且つユーモラスでチャーミング!
イーサン・ホークと故リバーフェニックスのデビュー作にしてジョーダンテの隠れた名作。午後ロー
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インナースペース(1987年製作の映画)

3.6

ジョーダンテ作品の変身シーンはこだわりが感じられて面白い

ハウリング(1981年製作の映画)

3.5

「え、銀の弾丸…?うそ」
意外と弱気な狼人間達が愛おしい

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.1

相変わらずの不思議世界炸裂。でも誰かが一回は考えた事があるようなそんな謎の親密感があるのがシャマランの魅力。
サスペンスは人の興味を「吊る」という意味だけどまさしく吊られっぱなしの100分間!シャープ
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メジャーリーグ2(1994年製作の映画)

4.0

分かりやすく盛り上げてくれて最高!
パンクでクロスボーンメガネの荒くれ者!

Winny(2023年製作の映画)

3.7

人の物語としてすごく感動したけれど映画としては色々と噛み合ってない感じがした。
特にエモーショナルに語るセリフがかなり浮いてしまっていて物語全体との繋がりが感じられない。
東出さんも適役だったのかわか
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.2

正直ストーリーというか情緒、ドラマの部分がほとんどセリフだけで構成されていてその部分はあまり意識がない状態。
ただ浜辺美波がすごく良くて結末的に本気で悲しくなってしまう。
世界観もエヴァ好きなら多分好
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

チャゼルが「バビロン」でやりたかった事がよりできているような印象
音楽を表現するのにアニメーションはすごく相性が良いように見えたのは本質的な事なのかあるいはこの映画個体のすごさなのか…
映像、音、スト
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

序盤は結構苦手だなーと思いつつアクションとか覚醒のシークエンスの分かりやすさと演出の巧みさに掴まれ、最後はストレートな物言いに持ってかれた。
ここまでごちゃついたまま、決してまとまり切らずにエモーショ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.8

意外にも映画愛への映画ではなく家族の映画。
なんとなく歯切れが悪いメッセージ性はありつつも時間の割に安定して飽きずに見れる映画上手男スピルバーグさすが

JSA(2000年製作の映画)

3.9

激しくはないけど随所にパクチャヌク感が感じられる。
特にラストの見せ方とか。
話も面白いけどとにかくパクチャヌク作品は映像世界がたまらない

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

4.3

確かにまだまだ野生的なこの世界には天使はほんの一時しか現れないのかもしれない。
三部作を立て続けに観てみると最後のこの作品は本当に所々に意味深さがあるように感じる。
改宗、復讐、白ケーキ爆食い。その他
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.2

よく分からないとこは結構ありつつも妖しく謎めいていて幻想的、甘美な雰囲気が素晴らしい。
パクチャヌク作品はどこか「幸せ」は「不幸」を代償に得るもの、として捉えてるものが多い印象がある。皆どこかカルマを
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.6

クールで美しくて悲しすぎてあまりにも生々しすぎる
原作とは全然違うけど原作以上の異様な余韻
めちゃくちゃ嫌な話だしさすがにウジン怒りすぎだけどこいつの復讐プランニング力は多分世界一

復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

4.1

バイオレンスなだけでなく美しくもありもちろん悲しすぎでもある。
モードがいきなり変わるその変わり方もすさまじい

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

迫力!勢い!パワフルな映画
音楽と共に駆け上がってきたチャゼルの真骨頂のようなテーマと演出。
音の良い映画館でMAXに楽しまないと良さがわからなそう

カジュアリティーズ(1989年製作の映画)

3.9

どんな状況でも正しさが認められる世の中を望む
ショーン・ペンはいったい何を噛み続けていたのか