てづかさんの映画レビュー・感想・評価

てづか

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貴公子(2023年製作の映画)

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とにかく画面に映っている人々がどこを見ても美しくて格好いい映画だった

絵になる、絵にしたくなるカットが多かったなあと思う反面、全体的にキャラクターぽさが強いなとは思う

情報がかなり小出しにされるの
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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あまり好きじゃなかった
snsで騒がれているけどそんな良いか?と思うしみんな本当に良いと思って言ってるのか、ただ同じ意見としてsns上で共有したいだけなのか、どっちなのかわからない
とりあえずみんな観
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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序盤のタイトルバックがすごく静かで、なんの飾り気もなく白の英字で端っこの方に書いてあるのが好きだった。
作った人達がこの物語を静謐な雰囲気で始めるべき物語だって受け取ってくれてたことが分かるから。
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

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面白いと思えなかった
別にCGがどうとかよく分からないしどうでもいいけど、仲間に新キャラ出すならせめてもっと見せ場を作ってあげたら良かったのにと思った

ステイサムとラフマト役の人とデーシャの人はかっ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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エクソシストものをちゃんとやりましたって感じの映画だった

絶対アスモデウスだと思ったらほんとにアスモデウスで笑った
あの悪魔が、「ファックする、私にイカされて恥じるがいい」って恥の概念持ち出してきた
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デッド寿司(2012年製作の映画)

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有無を言わさねえぞっていう気迫があった
でも食とエロはやっぱり切り離しといた方がいいんだなっていう気づきを得た
真顔の津田寛治のうしろで水着美女が踊ってるだけのシーンがいちばん意味わかんなくて好き
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ロッキー2(1979年製作の映画)

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スタローンってスタイルいいなあ。


ボクシングとエイドリアン以外になにもない男というのが淡々と描写されていく前半がいい。
目のトラブルを抱えてボクシングが思うようにできなくても唯一の場所から離れたく
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

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これも友人のすすめでみた

気持ちのいい成長物語
王道な展開だったけど楽しめたと思う
厨二病的なお兄ちゃんのノリに北欧メタルとカントリー合わせたみたいな音楽がとても合う
ロードムービーって感じ
世界観
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

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面白かった。
展開は王道ながらも無駄のない編集と緊張感ある演出で楽しく観れたし、引き込まれた。
音の演出が良かったんだと思う。

主人公に聴こえる音と他人に聴こえている音の違いや、主人公の聴力が人より
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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友人に勧められたので鑑賞。

ちょっと長めのクリミナルマインドって感じだった。


家族にあそこまでやらせるか?ってのが気になってたけど、そういうことねーって感じ。


次から次へと事件が展開していっ
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

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小さい頃に観たような気もするけど全く覚えてない。ただ、東の魔女の赤い靴としましまの靴下だけは物凄く鮮明に覚えていたから、きっと観たことはあるんだと思う。

白黒からカラーになった瞬間の鮮やかさにはどう
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

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個人的な気持ちの問題でしばらく映画が観たくなかったので観なかった。観てまた自分のことを勘違いするのが怖かった。

でもまぁなんだかんだで「そろそろ観なきゃいかんだろ」という強迫観念めいたものも感じては
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空白(2021年製作の映画)

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正直な話、自分たち以外にもこんな風に感じている人がいるんだ…という感情が湧き上がってきて安堵さえ覚えた。

何が本当のことだったのか?

ただ、それを知りたいだけなのに。
それを聞いているだけなのに。
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ひろしま(1953年製作の映画)

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この映画に関しては、「あるがまま」から目を逸らさずとにかく「観なくてはならない」と強く感じた。

あの地獄にあっては、名前など意味もなさず、数多の人間の物語が跡形もなく消し去られていく。人間としての尊
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東京裁判(1983年製作の映画)

5.0

月並みな言葉だけど…すごい映画だ、と思う。

日本のしたことを別に擁護はしていない。
ただひたすらに戦争というものの色んな側面を、東京裁判をメインに据えて淡々と客観的に描いてゆく。

日本がどんどん戦
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軍旗はためく下に(1972年製作の映画)

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観ている最中に、「この映画が大好きだ」と思って途方に暮れたように泣いてしまった。

何よりも、このどうしようもなく酷すぎる現実に対して、愚かしく救いようがなく正しさも間違いもなにも分からずも、ただただ
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

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岡本喜八監督の作品をまだ全然観ている途中なんだけれども、この人の映画はいつも理解がしやすいなと思う。

冒頭、ナレーションと映像だけでほとんどの戦況を説明しきってさっさと本題に入ってしまうテンポの良さ
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

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まぁいろいろと詰め込んだなあという印象。お子さんが観るの前提なので仕方がないけど、登場人物がよく喋ること。なんのために出てきたの?なんてキャラも少なくない。

エリートに憧れているため(親の期待に応え
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

5.0

結論から言って、すげー好きな映画だった。

前半はシャオチーの目線ですすむ。1秒先取りの設定も楽しかったけど、モテない女が騙される流れも、変なラジオのDJも、不思議なヤモリの夢のくだりも。すごく明るく
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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よく分からなかった。ので、あとでネットで解説を読んだ。

なんか神話モチーフにしてるのは感じたしウィンズローの最後は前に絵画でみたことがあった。
最初のウィンズローがみた夢でも人魚とか海に飲まれる表現
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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何が起きてるかはわかるけど、みんな何してんの?って感じの展開が多かった。なんで南極に行ったかほんとにわからん。

企画をまず考えてそれに至るまでの過程を無理くり作りましたみたいな雰囲気。
観客に作り手
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

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自転車の使い方がとても好き
2人の空気感がすごく伝わってきて、1人欠けてしまった空間や時間の寂しさを感じたし、そのあと実際喫茶店でシンジがマーちゃんの姿を見つけたシーンは涙が出た。

結局道は分かたれ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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ナターシャロマノフという人間の結末を知っているからこそ、ずっと涙が止まらなかった。この順番でやられたら、どうにも切なくてたまらない。

アベンジャーズの中でのナターシャロマノフという人は、バラバラで聞
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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

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正直いってすげー好き。
という頭の悪すぎる感想を述べることを許して欲しい。

でもそう言わせてくれるのは、決して偉そうにしないたけしさんのスタンスのおかげかなとも思う。

ソナチネみたいに言葉少なに美
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ソナチネ(1993年製作の映画)

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「もう疲れた。死にたい。大事なもんもだいたい無くなったし、死ぬわ」っていう映画なんだなと思った。鑑賞後に人から解説を受けたこともとても影響しているけど、とにかく「死にたい」っていう気持ちはすごく伝わっ>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

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会社の先輩に誘っていただき鑑賞。

いじめ問題を扱っているのはそうなんだろうけど、ふたりの孤独な少年少女の真っ直ぐな恋愛を描いた映画でもあったように思う。むしろそっちがメインにすら思える。

セリフ多
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

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ファーストカットで浮浪者が映し出された瞬間の不穏さと暴力の「予感」。そして、その「予感」通りに投げ込まれてくるサッカーボール。
予感はあっても突発的に暴力が放り込まれる感覚があって、そこらのホラー映画
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みな殺しの霊歌(1968年製作の映画)

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概要としては、起こっている事件は同じことなのに、男がするのと女がするのとでは何故こうも違って捉えられてしまうのか…という映画だった。


扱っているテーマは大事なことだし重いものではあると思うのだけど
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3-4x10月(1990年製作の映画)

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面白かった。

北野武監督作品は、正直言ってアウトレイジしか観たことがない。
それも結構楽しんだ覚えはあるんだけれど、どうにも世界の北野と言われてしまうとこちらも身構えてしまったりして、なかなか他の作
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

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これを美談にしてしまうのはとても危ういとはすごく思う。

結局、描かれているのは戦争なんだろうと思うし。日本のためにお前たちの輝かしい未来を捨てて死んでくれ、と言われてモルモットにされたというだけの話
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クルエラ(2021年製作の映画)

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正直、最初は全然期待をしていなかった。なんなら、観るの辛そうだなくらいにはおもっていた。
というのも、女性主人公でヴィランでエマ・ストーンで…となると内容的には近年多く見られるようなポリコレに配慮した
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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一作で終わらない話なら、最初から第一部と銘打って欲しい。タイトルにのせといて欲しいんすよね。三部作で本当にやるの?って不安になるから。
しり切れとんぼで終わりすぎ。

たとえまとまらなくたって、3時間
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暗黒街の弾痕(1961年製作の映画)

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タイトルの出し方からして切れ味鋭い。
鶴田浩二より加山雄三の方が顔はすきなんだけど、いかんせん棒読み感があってどうなんだろうと思ってしまう。でもこれはこれで、主役然としていられるだけで重宝されるのも分
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童年往事 時の流れ(1985年製作の映画)

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自分のコンディションが悪すぎたので、近いうちにもう一度ちゃんと睡眠をとってご飯を食べて睡眠をとってからまた観ますけど、台湾とか中国のこういう映画は基本的に好きなんだと思います。
淡々と語っている感じが
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逃げた女(2019年製作の映画)

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正直観てる間は面白くないなぁと思っていた。
でも、観終わった今では、ほんとうに面白くなかったのか?と思う。

一見不自然とも思えるあのカメラワーク。
微細な感情の変化をあらわしてることは私にだって感じ
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