BossTさんの映画レビュー・感想・評価

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

青春は五感に強く刻まれる

ジミーがアミと過ごしたあの短い時間で
見た景色
聴いた日本の曲
嗅いだ匂い
握った手の感覚
ポップコーンの味
その全てがジミーの中にも鮮明に残っていたんだと思う。

僕もあ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

令和SFの代表作と言っても良い。

ティモシャラがルフィくらいしぶとい

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞してる、と言うバイアスを優に超える、衝撃的な作品だった

オッペンハイマー
それは、多くの人から希望に満ちた人生を奪った原爆を産んだ、類稀な科学者であり
原爆に希望に満ちた人生を奪われ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.9

確かに、14歳という年齢は、子供が大人になり始める最初の年齢なんだな。

クラス全員に密着したドキュメンタリーであるからこそ、
まだ子供の人もいて、心が大人になり始める人もいて、大人になりたい人もいて
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全く飽きないしゃべくり映画。

根拠がなくふたつの相反する選択肢から
ひとつを選ばないといけないとき
必要なのは、ある情報を受け止めて
とにかくかんがえること。
そして最後は、心を決めること。
その選
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

女の子がときめくタイミングなんて男にはわからない。

アナがなぜただの旅行本屋の店主に突然キスしたのか、最後までわからなかった。

映画を観終わって数日間、ぼんやりと、考えて、やっと、なんとなく分かっ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

純粋なベラにとって、僕たちが生きる世界は哀れなんだと思った。

それ以外、僕がストーリーにコメントしていい映画ではないと思った

なので(職業病だけど)映像表現の面白さについてメモしておこうと思う。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

思っていたストーリーと全然違った。いい意味。

「オギーは太陽で、家族は惑星」

太陽も、惑星も、そのすべては広大な宇宙の中で孤独に動き続けている。
家族だけじゃなく周りの人すべてが惑星で、それぞれが
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.9

ずいぶん前に読んだ、そして見た作品。
森見登美彦作品が好きになった理由がこれ。
どちらかというと、原作の本のレビューになるけど、、

ノスタルジー、憧れに近い恋、謎めいた大人、生意気さ、好奇心、冒険、
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

誰かを救えば、自分も救われる
誰かに愛されれば、誰かを愛せるようになる
誰かを理解すれば、自分を理解できるようになる

ショーン先生はウィルを救うことで自分も救われ、次の旅に出る決心がついた。

先生
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

光と影の話。
主人公は影でも光でもない。

ただ動かず、世界という光を浴び、生活という影を落とす、主人公は「木」なのだと感じた。

だから、周りの世界が変化すると、生活も変わる。

主人公がきっと光を
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