waywaywayさんの映画レビュー・感想・評価

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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彼はね、便利屋なんですよ、

という言葉がすんなり入ってきて、理解に役立った。

悪は存在しない、といいつつ常に居心地の悪いストーリーと、浄化するようなショットの美しさが自然に振りすぎず、人間の生活が
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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ドラマだと細かい関係性をそれぞれ楽しめるんだけど、映画になるとなんか大きな筋を期待しちゃったなぁ。筋がなきゃいけないってわけじゃないんだけど、ドラマの延長線っていう感じがしちゃってちょっと引いてしまっ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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1を見てない自分からすると全く物語には入っていけないけど、見やすさはあった。

彼方のうた(2023年製作の映画)

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説明的ではない感情の流れ、フィクションなのに本当が映っている気がしていて、俗じゃない映画という感じがして、いい。

俗が悪いというわけではなくて、そうじゃない映画があることがなんとなく映画への見方を広
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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ぼくは、すこし、黙ろうかと思います

、、、
でも、これ両手をあげて礼賛はできないっす。
こんなふうに生きていけたならって話、なのか?いらんコピーだ。

ひらやまさんみたいにね、まだ寡黙ってらんないん
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

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こういう話にはもはや星がつけられない。
見てて痛々しいと思うのは、まんまとこちらも痛いから。

洗い流せない物語。心に染み付いてしまったものがこうやって映画で顕現し続けてほしい。

辛いんだけど、どこ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

くだらないことも大事なことも同じくらい愛しているのがとっても最高。

全ての意味を知って、無意味を悟ってしまった闇堕ちする娘に対して、同じレベルまで行って、同調してしまう母親。
高次元な話のようで、自
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

真剣な演技なのに、ずっと少し笑ってしまう。

慣れないカメラワーク、アングル、カット割り、それに伴う小道具の使い方に、うんうん、ほうほう、ふむふむ、と感心もした、いや、感動的かもしれない。疲れもした。
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

演奏シーンはとても良かった。

大の音を鳴らすこと、表現することの真摯さと熱量がよかった。

これは完全に個人的な思いだけど、漫画の中から聞こえる想像の音の答えが出ることの悲しさもあった。
その答えと
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.3

友達と見に行って、微妙な感じになったけど、後日友達らと話すたびに話すことがあって、あれ?良い映画かも、となることがある。

閉鎖的な生活の中で家族を形成する難しさ、自然と愛が生まれるには強すぎるストレ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

この映画を見ていて、新しい自分を見た、気がしている。新しくなれたような気がしている。

なんか、やさしさって、やさしいだけじゃやさしくないんじゃないかって感じた。そこに当たり前にいるものとして接するこ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

1.0

おもしろくねえよこんなの!!

(追記12/25 でも、あのもしかしたら、俺たちが、じゃあビートルズばっかり聴いてたらいいか、っていうとそんなわけないように、これはこれはこれで大事なんだろう)

10
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劇場(2020年製作の映画)

5.0

ふざけんな、ってなっちまった。

いや、まるっきり状況は一緒じゃなくても、気持ちは一緒で、もうたまらなくなってしまって、何度もテレビ止めた。

映画館で見てたらどうなったんだろう。

ながくんはずっと
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

この世のあらゆる手段であなたのことをかき集めて。
死んでしまうってことは、もう会えないってこと、なんで?ってきいても応えてもらえないこと。
どこまでも"わからないこと"に決着をつけるための物語が丁寧で
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

ほっとけないじゃん!ほっとけないよ!ほっとけられるわけないじゃん!という距離感がうらやましくて、愛しい。

まさにLP盤のTrackのようにシーンがとんでいくのが中盤から気持ち良くなっていく。

運命
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

好きな人が幸せになるなら、その相手は私じゃなくてもいい。

考えて考えて、考えて考えて、それでいいなら俺は何も言わないよ。っていうね、美しかった。かわいかった。シンプルだった。

これって、若いからこ
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

5.0

真正面から向き合うこと、それはこわくて勇気がいることで、つい目を背けたり、走って逃げ出したくなることがある。
誰もが綺麗に、強く生きられるわけじゃないし、それを望むとも限らない。
思ってもみないことが
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海獣の子供(2018年製作の映画)

1.0

逗子海岸映画祭で見た。
俺はしんどかった。つまらなかった。
つまらなくてもいいんだけどね。

作画、アニメーションチームは最高の仕事してるけど、脚本と監督とプロデューサーが悪いと俺は見ている。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

待てと言っても待ってくれないまま、過ぎた時間。
早く終わんねぇかなぁ、ってつぶやく無様な自分であって。
やっとわかるに十分な時間ときっかけ。
前に進むのは自分、でも、俺は、俺はね?さみしいよ。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

5.0

何故アニメをつくるのか?
ちゃんとそこが明白で、アニメ監督というのは、また特殊だと思っていて、劇中でも触れられるように、無から世界を創り出す存在なわけで、そこには特別な才能が必要だと思うが、そもそもの
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

パンフレットを鑑賞後に見て、ラブコメディっていうのを読んで、あー、そうだそうだ、と色々腑に落ちた。

最近、少し深刻になりすぎていた。特に性差のこと、フェミニズムのこと、考えすぎても足りることはなく、
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春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.4

みんながあなたのことを思っているよ、というまなざしや態度がとても優しくて、それが特別につくられたものではないことがこの映画の1番よかったところ。

多分これが説明のなさによる効果というか、さちが春原さ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

この映画をどう見ればいいのかわからなくなる中で、腑に落ちたのが、「キッズリターン」だった。

キッズリターンは、北野武の映画で
「マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな?」
「バカヤロー、まだ始ま
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

大好きな要素しかない。
自分だけの居場所があり、それでもなおやりきれなさがつきまとい、リア充が憎く、リア充が考えつくことがくだらないと思い、信頼できる仲間だけで映画をつくる、そこで恋に落ち、自分の存在
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