taikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

5.0

最高に笑えます!阿部寛が、「昔のやり方」で「若い人へのダメ出し」とか思いっきり残念な歳の取り方している刑事でハマり役すぎる。だけど音楽隊のことも最初はバカにしつつもか、元々の熱血ぶりを発揮してしまうの>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

5.0

甘くて切ない映像。思春期の生きづらさを思い出します。彼女たちの絶望感がわかりすぎる。この映画も何度も観直しています。音楽もファッションも好き!

マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

何度観たかわからないぐらい大好きな映画。みんな生きづらくても悩みながら生きている。辛くなった時、観直しています。やっぱりあのありえないシーンが好きなのです。誰にも平等にその日は来る。

アウシュヴィッツのチャンピオン(2020年製作の映画)

5.0

いやあ、すごい映画で圧倒されました。元ボクサーのテディの、生きるための不屈の精神、そしてこんな状況の中でも人間性を失わない優しい人々。テディの瞳の奥にあるものを想像するたびに、何度も涙し、何度も心の中>>続きを読む

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.8

タイの映画だけど、もう世界中の若者がだんだんファッションも考え方も無国籍な雰囲気になってるなあって感じました。観ているうちにどこの国の映画かわかんなくなってきました。ウォン・カーウァイだからなおさらそ>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

4.5

1970年代のファッション、メイク、ザラザラした映像、全部好き。ホラーは苦手だけど、笑えるのは何故。
一番怖いのは、老婆かな。

Zolaゾラ(2021年製作の映画)

3.0

映像や音楽やファッションはポップでわくわくして好きですが、内容はそんなにぶっ飛んでないっていうか、軽いなーって感じてしまいました。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.5

渋くって丁寧に作られたアニメーション、好きです。時代考証などもかなりきちんとされてて。街とか服装とか。山登りに全く興味がないから、なぜわざわざ危険な場所にいくの?と思いながらも、その孤高さに畏敬の念を>>続きを読む

マーベラス(2021年製作の映画)

3.2

マギーQは好きだしアクションとかやっぱりカッコいい!と思うけど、なんかストーリーがわかりにくい部分もあり、それぞれの感情も見えてこなくって、消化不良な気分です。

掘る女 縄文人の落とし物(2022年製作の映画)

4.0

いやあ、みんな楽しそうに掘ってます。熱中できるっていいな!と素直に思えます。縄文人の作ったものを見つけられるかもしれないって考えたらやっぱりワクワクしますよね。そして素晴らしい出土品を鑑賞できることに>>続きを読む

アトランティス(2019年製作の映画)

4.0

まるで今起きている現実をそのまま見ているかのような錯覚に陥るけど、2019年制作なんですよね‥。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

いろいろ実際の新興宗教団体を彷彿とさせる内容でした。メインの3人の役者さんの演技も素晴らしいですが、途中から「信仰心と欲望」に対するそれぞれの葛藤が迫力ありすぎて、私にはちょっとキツかったです。

ヘィ!ティーチャーズ!(2020年製作の映画)

4.0

希望に燃えていた新米教師2人。生徒たちに「ロシアに生まれたことはあなたたちの功績でも何でもない」と、かなりリベラルな会話もあり、実際、この映画を作った監督は、プーチン政権に閉鎖されたラジオ局のディレク>>続きを読む

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.0

アレクセイ・ナワリヌイは、反体制派として毒物を盛られ昏睡状態から奇跡的に回復したのに、また自らロシアへと戻り、現在は懲役9年の刑。彼が強靭な意志を持っていることや、自らが暗殺計画の謎を暴いていくのはす>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.5

これが実話ベースというのに驚き!そしておもしろい!1991年ということでヘアスタイルやファッションまでちゃんとその当時っぽいし、とにかくハラハラしっぱなしです。車で脱出するシーンの車への防弾仕様も凄か>>続きを読む

母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

5.0

自分の中に「オペラを歌いたい」を見つけた少年の輝きに涙。3人の兄たちもいろいろやんちゃだけど、彼を見守っていて。昏睡状態の母親が元気だった頃は、貧しくとも楽しく暮らしていたんだろうなあと想像しました。>>続きを読む

エリザベス 女王陛下の微笑み(2021年製作の映画)

3.8

幼少期からのキュートな女王の魅力がたっぷり。私は特にファッションに惹きつけられました。25歳で即位。その重圧は映像からも伝わるけど、これはほんの一部なんですよね‥。スターがたくさん出るけど、私としては>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

5.0

映像が斬新でかなり好きです。彼女の「まだ何者にもなれていない」焦りもよくわかります。歴代彼氏たちのカッコ良すぎないところもリアリティがあっていいなあ。しかし切ないっ。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

最高でした。最初の3分で「もう、大好き!」って思って、この後がずっとつまらなくてもいいっ!って思ったけど、最後までおもしろかったです。
愛とリスペクトに溢れていて、細部までよいです。映像の構図が斬新で
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

登場人物、全員になんらかの闇を感じ、観終わった後のモヤモヤ感がすごいです。ギリギリのところで、どちら側に行くのか。
いやあ、タイトル通りですね。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

ブレアウィッチとエクソシストを混ぜてもう少しカジュアルにした感じでしょうか。ドキュメンタリー仕立ての前半はおもしろかったのですが、後半、なんだか凄いことに。ちょっと背景がわからない部分も多くって。

ぼくの歌が聴こえたら(2020年製作の映画)

3.5

トラウマを抱えた天才ミュージシャンと彼を見出したプロデューサー、2人の心がだんだん寄り添っていく様子にほのぼのとした気持ちになれます。
楽しく食べること、笑顔で歌うこと、新しい場所に行くこと、人と出会
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ポーランドへ行った子どもたち(2018年製作の映画)

4.5

ポーランドに渡った孤児たちは、それぞれ養子になって暮らしている…という話かと思ったら、全く違っていました。
ポーランドで孤児たちを受け入れた学校の教師たちが、なぜ泣くのか、それがだんだんわかってきます
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マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.5

55年前の映画とは思えない斬新な映像やカット。まるで神話を観ているようでした。13世紀のチェコの人々を描いていて、人々の心理や行動に全く共感も理解も出来ないしストーリーもよくわからないところがあるのに>>続きを読む

ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

4.0

映画愛に溢れてるけど、アツくではなく淡々としたナレーション。でも単調に感じず、長い映画なのに魅入ってしまいました。

20歳のソウル(2022年製作の映画)

4.0

主演の神尾楓珠さんがイケメンすぎるのが最初は気になったけど、みんなの青春の1ページは眩しくて「いいなあ!」って素直に楽しめました。

流浪の月(2022年製作の映画)

5.0

悲しい過去をもって、心と体が追いついていない二人。広瀬すずさん、松坂桃李さんの演技に引き込まれました。2人の気持ちが自分の一部のように感じられて切なかったです。悲しい目をして誰かのために生きるのではな>>続きを読む

狼たちの墓標(2021年製作の映画)

3.5

昔気質のヤクザvs暴力で欲望を満たす男って感じでしょうか。とにかくバイオレンスです😱問答無用っていうか。主演のチャン・ヒョクはカッコいいだけに不気味さが際立ちます。

明日になれば〜アフガニスタン、女たちの決断〜(2019年製作の映画)

4.5

アフガニスタンのカブールで生きる3人の女性。家族の世話と家事に追われる妊婦、TVニュースキャスターなど全く背景が違う彼女たちの試練。妊婦の家族の男尊女卑ぶりに驚き、男性と同様に活躍するニュースキャスタ>>続きを読む

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

5.0

戦争で心や体に癒えない傷を負った彼女、彼ら。時に慰め合い時に攻撃的になり、でも暮らしていこうとしている。
けっして明るいストーリーではないのだけれど、色がとても印象的。彼女たちのまとうしっとりとした色
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オーディブル: 鼓動を響かせて(2021年製作の映画)

4.5

耳が聞こえないからこそ、負けられないんだという彼ら。ずっと差別や孤独と戦ってきた背景を想像します。でも学生生活は楽しいことがいっぱいで、きっとここで強くなれたから、これから世の中に出ても自分の人生を生>>続きを読む

私の帰る場所(2021年製作の映画)

4.0

観ている間中、キツかったです。長く密着して撮っただけに出てくるホームレスそれぞれを身近な人として感じてしまったから。ホームレスの数、そしてそこから抜け出すことの困難さにただただ苦しかったです。

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

3.0

彼女の作品が好きなので、ワクワクしながら見始めたのですが‥。彼女の内面とか作風についてよりも、美術界への批判とか、彼女がスピリチュアル的だったとかがメインに描かれていて、彼女自身と作品の魅力が伝わりに>>続きを読む

オーバーボード(2018年製作の映画)

4.5

現実が辛いなとか、心が疲れている時にオススメ。金持ち勝手男の振り回されっぷりが痛快でいっぱい笑えます。全く期待してなかったのに、私の「心が疲れた時に笑える映画」の一本に仲間入りです。