taikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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マクベス(2021年製作の映画)

4.5

美しいモノクロームと光と影、時々、うっすらピンク。シンプルな舞台。そして、台詞が本を読んでいるような詩的&説明的なのに引き込まれる。
モノクロームと台詞重視で演技が過剰じゃないのが、ちょっとだけ小津安
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

久々に映画を観て泣きました。役所広司の演技、すばらしいです。すぐにカッとなってしまう彼。人はここまで来てしまっても変われるのか。でも、幸いなことに今回は彼を見守って応援してくれる人がいる。切なくて厳し>>続きを読む

ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

3.0

夢を叶えてくれることって必ずしもハッピーじゃなかったり、後悔したことを再現しても満足できるのか?とか考える部分も多かったけど、後半、ちょっと頭がこんがらがってしまいました。

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.5

因果応報、大どんでん返しで飽きることがなくて、やっぱり韓国映画はすごいなあ。

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.5

3歳でアメリカに来て養子になった韓国系アメリカ人アントニオ。たぶん韓国語話せないし思い出もないのに、30年も経って強制送還って‥酷いなあって思うけど、アントニオはちょっと行動が浅はかで共感できないとこ>>続きを読む

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

4.5

美しく切ない映画でした。観終わった後すこ団地に住む人たちにはいろんな色があってきれい。母を待ち、団地を立て直そうとする青年の心も美しい。彼が宇宙飛行士になって団地という宇宙の中で現実の夢との間をユラユ>>続きを読む

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.0

オリヴィアコールマンの演技はすばらしかったのですが、ギリシャでのんびりバカンスに来た彼女が、なぜそんな行動に出るのか、なぜそんなことを言うのか。深いところを理解できなかったです。なんかモヤモヤ。

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)

4.0

法制度の前での無力感とか未亡人の生きづらさとか、重いテーマだけど、夫の名誉のため、自分で考え決断していくミナは強いです。イランの人々って日本人っぽいなぁって感じる時があって、それは何故なんだろう?夫の>>続きを読む

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.0

何年前になるんだろう。富士吉田で田中泯さんの場踊りを観ました。でもそれを理解できたかというと微妙で、ただ、観たことのないものだなあと思いました。この映画を観て、1番に感じたのは「好きなことにまっすぐ向>>続きを読む

消えない罪(2021年製作の映画)

4.0

人に言えない罪と悲しみを背負ったサンドラ・ブロックの名演技がすごいです。20年刑務所で罪に向き合った彼女を許せない人たちの悲しみもわかるし、彼女に巻き込ませたくない人の戸惑いも‥。観ながら、私はどの視>>続きを読む

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

5.0

大好きなSia 初監督映画。やはり私にドンピシャ好みでした。自閉症のミュージック。想像力豊かな彼女の世界を優しく見守る近所の人たち。彼女と暮らすことになったズーの頑なな心もその中で変わっていく。ミュー>>続きを読む

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

4.0

子供たちを守るため、とにかく今できそうなことを次々と考えて、絶体絶命の瞬間を脱しようとする主人公と一緒にハラハラし通しでした。チョ・ウジンをはじめ、子役たちの名演技に引き込まれます。

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