田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

田山信行

田山信行

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オカムロさん(2022年製作の映画)

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キャンプ場に訪れた若者たちが……
って導入は有りがちなホラーと思わせながらアホみたいなスケールの話にぶち上げつつ、兎に角ただ首チョンパを大量に見せていくのが良き。掴みとしてはバッチリ。コロナ禍になぞら
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最強殺し屋伝説国岡 外伝 国岡ツアーズ大阪編 蘇る金のドラゴン なにわアサシンの逆襲(2022年製作の映画)

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最初キッショキショい奴って言われてたのに段々と良い相棒になってきている。これは松本さん自身の個性が生きてきているんだろう。


外伝というかスピンオフというか。でも内容的にはガッツリ続編。グリーンバレ
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ある用務員(2020年製作の映画)

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福士さんはもっともっと評価されるべき役者だと思うのだが。満身創痍のアクションをこなしつつ現場を引っ張る力もある。演技力も高く懐の深い役者だ。

本作では脇だが伊能さんのナチュラルな芝居が映えている。脇
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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アクション映画にリアリティもクソもって思うけども。シリーズを重ねる毎にスペクタクルの上乗せの更に上乗せを繰り返して車も街もドッカンドッカンと派手にぶっ壊していけば倫理なんてスッ飛んでいってどこへやらだ>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

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いずれスタローンが出演から退いたら監督側に回るのかなと思っていたらマイケル・B・ジョーダン自身にメガホンを渡すというね。本作からしっかりアドニスが独り立ちしていてまた本人が監督することでマイケル・B・>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

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邦画がにわかに盛り返し始めていた頃に更なる邦画隆盛の起爆剤ともなったヒット作という記憶。

「いい大人が男子高校生のシンクロなんて撮ってんじゃねぇよ。」って荒井晴彦が貶していた様な。昔から変わらんな。
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

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規範やら集団生活が苦手な国岡さんがよく受けたなって殺し屋合宿編。でも結局は超貧乏くじ。それをよそに個性のブッ飛んだ女の子たちが結束を固めていき怒涛の終盤戦になだれ込んでいく流れが最高。貴方はババルウ先>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

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殺し屋を追うモキュメンタリーでアクションもちゃんと思った以上にガッツリと。あらゆるフォーマットが出尽くしたアクション映画においてこれは新しいタッチ。

どうにもアクションシーンの技量ばかり追い求める傾
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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悪党の魅力って。奇人変人クラブぐらいのもの。常にアンモラルな言動と行動を取り続けるキャラではそもそも成立させられないんだろうけどジェームス・ガンなら出来るかと思ってた。

頭に爆弾を埋め込まれしぶしぶ
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愛ちゃん物語♡(2021年製作の映画)

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カラフルでポップ。低予算なんだけどその映像には果てしなく自由な世界が広がっている様に思えた。映画は決して予算ではないとよく言う謳い文句を体現した映画。

おとぎ話チックだがシビアな現実がそこにない訳で
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ぬけろ、メビウス!!(2022年製作の映画)

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娘の幸せを願ってあれやこれやと仕事から恋人まで押し付けてくる悪意のないお節介な母親像がリアル。またこれが藤田朋子というキャスティングが絶妙。そして小さな田舎に収まっていくことへの焦燥感。

改めて人生
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聖闘士星矢 Legend of Sanctuary(2014年製作の映画)

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手っ取り早く世界観を履修するには良いがバトルもキャラも薄い。映画一本に再構成するのに難があるとはいえ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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完結作にきて最も監督の趣味というかトロマ臭が強い。クリエイターとしての核は変わらずに悪趣味と一蹴されがちなものをずっと描いてきたから到達した物語というか。この雑多で広い宇宙に生きる命には1人残らず価値>>続きを読む

仮面ライダー THE NEXT(2007年製作の映画)

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仮面ライダー初期の怪奇性をJホラーだと解釈するまた前作以上に謎コンセプト。これがまた全てを悉く台無しにする。大人向けとは言いつつも子どもが見る余地を完全に排除してどうする?

前作から2年、ヒビ割れ変
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

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原作の最序盤をここまで丁寧にやる必要ある?と思ったんだが。ベタに聖域編をやった方がストレートにらしい作品になるだろうと。

だがコレは単なる原作再現の実写化ではなく、原作の骨子を活かしつつ実写で成立す
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仮面ライダー THE FIRST(2005年製作の映画)

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仮面ライダーで冬ソナをやるという謎すぎるコンセプトが悉く全てを台無しにしている。大人向けを意識した時に恋愛劇と難病って安直すぎやしないか?子ども騙しならぬ大人騙し。

恋愛脳ゆえに使い物にならず裏切り
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

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世界規模で傍迷惑な兄弟喧嘩。
昨日の敵は今日の友どころか人の生死さえも自在なこのシリーズ。死んだと思ってた奴がひょっこり復帰するならもう最初から人死にを出さなきゃいいじゃないか。
掛け替えのない最愛の
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

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自分の中に確かな信じるものがあること。それが人生の指針ともなるならそれ自体は素晴らしいことなのだが。

それしか見えなくなれば。他者と混じり合って生きることが出来なくなるなら。それに意味はあるのだろう
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

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茨城県唯一のミニシアターあまや座さんへ。ここがなければダルデンヌ兄弟の作品を県内で観ること叶わないだろう。本当にありがたい。

コロナ以降は県内であっても極力遠出を控えていたらば訪れるのが実に3年半ぶ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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前作では日常パートがやや弛緩し過ぎている様に感じたが、2人の掛け合いがグッと面白くなって特に髙石さんが成長著しく素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて一切ダレ場がなく良かった。順当にボリュームアップし>>続きを読む

バトルハッスル(2010年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
恐らくカンフーハッスルに刺激されたと思われる安アパートでの住民たちのカンフーバトル。吉本新喜劇みたいなノリ。倉田プロモーション所属の方が多く出演している。

低予算のVシネ
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

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邦画で数少ない毎作安心して観れる鉄板映画シリーズ、それがクレヨンしんちゃん。低年齢層も視野に入れたアニメ映画だと他にもドラえもんやコナンくんなんかあるがクレヨンしんちゃんは元々は青年漫画だから!と理由>>続きを読む

CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

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シン・仮面ライダーの節々に感じるこのキューティーハニーみ。実写へアニメーション的手法を取り入れるという試みは無駄ではなかったのだと。更にきっと実写デビルマンも無駄ではなかった。ハニメーションなんて銘打>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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いきなりヴァンダミングな状況から始まるのに驚いた。


やはり石ノ森章太郎の漫画版に回帰するというアプローチ。政治批判的な面が強くなった白石和彌監督のBlack Sunに比べてより愚直に、人を守るヒー
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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ミシェル・ヨーは今や世界まで席巻した最も偉大なアジアのトップスターと言っても過言じゃないだろう。ボンドガールに選ばれた時もビックリだったがそこから更に20数年の時を経てここまでの境地へ至るとは感慨深い>>続きを読む

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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子どもと殺し屋……
あぁ、また良心に目醒めて組織に反旗を翻すってお決まりのやつか。
大まかに言えばそうだけどオフビートな笑いをまぶしてあって型にハマらない独特なテイスト。まあタイトルからしてあれか。
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チャイニーズ・ウォリアーズ(1987年製作の映画)

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若かりし20代のミシェル・ヨー。凛々しさだけでなく可愛らしさもあって良い。インディー・ジョーンズばりのっていうか本家よりも強い。もしもこの後に完全引退してたとしたら今の姿はなかったと思うと……。

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ワンダーガールズ東方三侠2(1993年製作の映画)

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いきなり『北斗の拳』まるパクリのオープニングから始まる。香港映画恐れ知らずだなぁホント。しかし核爆発によって文明社会が崩壊した訳でもなく世紀末が訪れてもおらず水資源が枯渇し暴動が起きているぐらいのもの>>続きを読む

ワンダーガールズ東方三侠(1993年製作の映画)

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エブリシング・エブリ………
もう横文字長すぎてタイトルすべて打つのが面倒くさい。公開に向けてミシェール・ヨー出演作を鑑賞して気分を上げていく。

チャーリーズ・エンジェルってえかワンダー・ガールってア
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劇場版ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル(2019年製作の映画)

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ウルトラマンR/Bはニュージェネの中でも特に新しい方向性の模索が楽しい作品だった。この劇場版においてもフルCGで再現されるウルトラマングルーブのアクション描写、人心を翻弄するトリッキーな悪役トレギアの>>続きを読む

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…(2023年製作の映画)

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TV本編にて最終決戦後にデッカーへの変身能力を消失したカナタ、その後の物語。最終回で光の彼方へ消失したアスカとは対照的に、人として仲間たちと共に未来を担い生きていく。ウルトラマンありきではなく人間ドラ>>続きを読む

劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!(2018年製作の映画)

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ジードのグランドフィナーレ。
沖縄が舞台になるのは昔の特撮ドラマなどにはあった地方ロケ回などを彷彿とさせる。怪しげなバーで喧嘩したり昭和の活劇映画の様なテイストも。

オーブのアフターエピソードも兼ね
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ブラック・サイト 危険区域(2022年製作の映画)

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大好きなミシェル・モナハンが観れればそれで。

規模はどうあれダイ・ハードちっくなアクションかと思いきや、明確な敵は1人しか居ないし主人公も何の策もなく動き回るだけで緊迫感ある駆け引きなんてのがある訳
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コモド(1999年製作の映画)

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スピルバーグ作品のVFXを手掛けてきたマイケル・ランティエリが監督、そしてティペット・スタジオが参画しているのでコモドの造型が素晴らしく。モンスター映画として最も重要なところ。

低予算ながらゲテモノ
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HYDRA(2019年製作の映画)

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何気ない日常のすぐ傍に……
通りを隔てた向こう、壁一枚を隔てたその先に、人知れず暴力が潜んでいる……という様な世界観が良き。園村監督が志向する泥臭いファイトスタイルとも合致している。

只々、アクショ
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BAD CITY(2022年製作の映画)

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小沢仁志還暦記念作品。
そして小沢さんに次ぐ二番目のクレジットのメインヒロイン、坂ノ上茜!
ウルトラマンXの頃からファンの自分としては観に行かなきゃなるまいと。間も無く主演作も公開であり今年は大躍進の
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