田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

田山信行

田山信行

映画(3070)
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

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元々スカイハイの一編である為か少し不穏な空気も見え隠れした原作と比べより暖かみのある物語へ昇華。イズコすらもやや感傷的に。役者陣ももれなく良いしロケーションが素晴らしい。

個人的に生と死を巡る物語、
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麻雀宝湯記 石和の亀篇・伊東の黒豹篇(2021年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。映画の方に登録されたので追記。(ドラマに既登録)
以下コピペ。

Vシネで定番の麻雀もので新進の役者を主演に据えるという従来の枠組みを汲みつつ。麻雀はサッパリ分からないんだが
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セクシー剣法 一本ぶちこむ(2005年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
吉沢明歩との絡みがハイライトでそこまでにも脈絡なく絡みが……
親にアレを覗かれてってのはよくあるシチュではあるがまさか更にそこから親と致すって流れとは思わなんだ。んで一応そ
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仮面ライダーBLACK 恐怖!悪魔峠の怪人館(1988年製作の映画)

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BLACK SUN配信に向けてのBLACKマラソン38話走破の節目に。

最近のライダーでは見なくなった地方ロケ編。のちに財政破綻するとは夢にも思っていなかったであろう栄華極めし頃の夕張が舞台。何の役
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仮面ライダー対ショッカー(1972年製作の映画)

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ライダー初のオリジナル劇場作品。
ダブルライダーの共演、再生怪人軍団、劇場オリジナルの新怪人登場、とイベント感満載でアクションてんこ盛り。

突っ込まざるを得ない描写がチラリと見えるのもご愛嬌。ドクガ
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仮面ライダーBLACK(1988年製作の映画)

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BLACK SUN配信に向けてのBLACKマラソン22話走破の節目に。

基本的なフォーマットはTVと変わらず。
あくまで東映まんがまつりの併映企画の一本だからいつも通りの活躍をスクリーンでという感じ
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ULTRAMAN(2004年製作の映画)

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ウルトラマンのリブートとしてはシン・ウルトラマンよりも意欲的に完全なイチからの再構築を試みている。出来が良かったのかというと微妙なんだけど。台詞回しが大仰で人物描写にリアリティを感じ難く従来の特撮ドラ>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

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ただシンプルに給食を食すことを追求し続けてよくぞここまで。きっちりとシリーズを重ねて積み上げてきたドラマがタイトルへと帰結するという最高のフィナーレ。最後の最後まで面白さの底が見えない完璧なシリーズだ>>続きを読む

劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!(2017年製作の映画)

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TVシリーズ最高潮からのグランドフィナーレだった劇場版Xと比べると少しトーンダウン感があるが、でもオーブらしいっちゃらしい。

Xとオーブの続編、そしてZの劇場版と田口監督がメインを務めたウルトラマン
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

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ゲームを元に独自の解釈を入れつつ映像化しましたって言ったらこんなもんだろうなぁ……という以上でも以下でもなく。

改めて、原典のキャラに頼ることなくゲームの構造そのものを脚本に取り入れ、確かにバイオハ
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ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち(1998年製作の映画)

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パラレルユニバースに話を広げたガイアの攻めた内容も好きだったけど従来の世界観でレギュラー陣が活躍する王道の劇場版。ティガから続く光を巡る物語になっているのも良い。

この映画に出てくる電脳魔神デスフェ
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エリミネーターズ(1986年製作の映画)

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オープニングから安っぽさ全開で堪らん。キャタピラドッキングするマンドロイドも凄くダッサいんだけどこの当時だからアナログで作り込んでて、どうしてもこれをやりたいんだって気概と反面のチープさが愛おしい。今>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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それぞれの思惑が錯綜しながらジリジリと緊迫感が持続しつづける本来の原作の面白さは喪失しててワヤクチャなんだけども確かに原作をきちんと噛み砕いた上でエンタメ寄りに体裁を整えてある。

なんでも爆発や破壊
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XX ダブルエックス 美しき凶器(1993年製作の映画)

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濡れ場は充分盛り込まれた上でまとまりは良いけどこの手のVシネとしてはもう少し即物的な快楽を期待しちゃう。ほぼワンシチュでアクション色は薄め。終盤の草刈さんがシュール。“オジンの純情”っていうパワーワー>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

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はじめて観たのは中学生の頃、金ローでか。その時でジブリアニメで一番好きかもと思ったんだが、これがまあ良い大人になってからだとあまりにも真っ直ぐ過ぎる青春模様が小っ恥ずかしくて。トトロを大人になってから>>続きを読む

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

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思ったよりも原作をハズしていなくて良いアレンジ具合。邦画でウケそうなトレンドを節操なく取り入れてみた感じだがそれらが足を引っ張ることもなくテンポ良く進むのでノイズにもならず。タイトル通りに血生臭いのを>>続きを読む

ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦(1999年製作の映画)

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改めて観て。この当時でパラレルユニバースを取り入れてたのが凄いな。時空の壁を超えてTVのヒーローが現実世界へやって来る。なんとも夢のある話でまたこれが子どもにとってSFへの入口になってるところがまた良>>続きを読む

ウルトラマントリガー エピソードZ(2022年製作の映画)

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トリガーは新たな世代のティガを描くってコンセプトがどうにも足枷になってしまった感が。まだ円谷プロの制作体制が隆盛であった頃のティガへと追随するには今の縮小された枠では限界がある。

限られた枠の中での
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0(2008年製作の映画)

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あくまで音響リニューアルでの劇場公開が主眼であり映像のバージョンアップはオマケ程度のものだが新規CG部分がマッチングせず浮いてるのは当時の技術なら致し方ないとこだろう。

旧来のアニメ部分もフィルム感
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蠱惑(こわく) パリで出逢った女(2005年製作の映画)

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パリの風景はひとつも出てこない。ずっと家の中。絵画の様な映像の質感が独特。登場人物たちがひたすらに自由でドラマがある様でない様な。さほど艶色めいてはないがエルサ・パタキーがひたすらに魅力的。

ランニ
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INTERCEPTOR/インターセプター(2022年製作の映画)

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これぞビデオスルーって感じの規模感で良いね。ワンシチュエーションに絞ったアクションってのが低予算的スケールで良い。だがネトフリなので決して安っぽくない。劇場顔負けのスケールよりもこのくらいの気軽に観れ>>続きを読む

キャッスル・フォール(2021年製作の映画)

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ドルさんの監督作。ビデオスルーという規模の中で過不足なくやりたいことは詰め込んでる感じで割とソツなくこなしてて好き。決して突出した面白さはなかったりするが。

そう派手なものはないがスコット・アドキン
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女必殺拳 危機一発(1974年製作の映画)

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シリーズだが前作と話が繋がってる訳ではないし同じプロットの焼き直し。続編というかマイナーチェンジというか。刺客の顔触れも同じだし。

パターン通りにテンポ良く更なるキレを増していく志穂美悦子のアクショ
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女必殺拳(1974年製作の映画)

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日本映画における唯一無二のアクション女優として未だ語り継がれる志穂美悦子。まだ若干19歳時の初主演作にて、打点高くキレのある蹴りや素早いヌンチャク捌きに壁登りなど全編においてレベルの高いアクションをバ>>続きを読む

淫殺の虜(1995年製作の映画)

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ターミネーターのエロパロ。しかし至って大真面目な作り。男女のマッチングと性交が全てコンピュータによって統制される未来。この頃はバカ話だったのかもしれないが今や否定できない思想な感じ。いや性交そのものが>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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登場人物が全員頭が悪い奴しか出てこないのが凄い。軽くて良いバイオレンス。

PLAN 75(2022年製作の映画)

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日本の超高齢化社会をこのまま社会が支えきれなくなればこの選択を迫られる時が来るかも……と常日頃考えていたことを具現化されてやられたという感じ。非常にリアリティに溢れている。

群衆劇としては半端という
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恋は光(2022年製作の映画)

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“恋の定義”か。ジャッキーやヴァンダムやセガール、木曜洋画劇場的なものが出発点の自分が今になってこの様な映画を観るとは。しかしこのジャンルそのものに明るくはないので他のヘタなものに手を出すと真綿で首を>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

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俺の中で後にも先にもドラゴンボールを超える少年漫画はない。邦画の記録を塗り替える興収を叩き出した鬼滅など純粋に作品としてのクオリティは今の作品の方が上かもしれない。でも自分が幼年期から少年期の本当に多>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

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攻撃性剥き出しのスピルバーグは面白い。
主人公が家庭内不和を抱えているとか90年代のアクション映画でお飾りの人間味を付加するための設定だったりしたがそれがきちんと主軸として描かれるのは面白い。いや生存
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REDLINE(2010年製作の映画)

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これが木村拓哉のベストアクトではないかと思う。声優としての参加だが。だからこそアニメキャラクターとして見た目からして従来求められる“キムタク像”をかなぐり捨てることが出来た殻を破るはっちゃけた演技。>>続きを読む

デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

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トップガンの栄光よもう一度な映画だが。僅か数年でトムは単なる青春映画スターには収まらなくなっていた。もはや役不足。ギラついてんなぁ。トップガンも舌の根も乾かぬうちに続編を作っていたらより軽薄な内容だっ>>続きを読む

アイアン・イーグル(1985年製作の映画)

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高校生がF-16を駆り大空へ……。
トップガンより更に分かりやすく青春映画に戦闘機をくっ付けた少しユルめのテイストだがこっちの方が夢があっていい。スコアもペイジル・ポールドゥリスだし色々アガる部分もこ
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斬〜KILL〜(2008年製作の映画)

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押井さんがなぜソード・アクションに焦点を当てたのか。『KILLERS』のガン・アクションに対してか。でも別にきちんとチャンバラ撮る気概も見えぬが。『真・女立喰師列伝』はややダレてたがこちらは短くて消化>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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さほどトップガンに思い入れもないのだが不思議と80年代の郷愁へ誘われるかの様な。やっていること寸分違わず同じで作品としての厚みなんてものはないのだがトム・クルーズ自身の持つ厚みがそう錯覚させる。前作か>>続きを読む

真・女立喰師列伝(2007年製作の映画)

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ぶっちゃけもう立喰師関係ない……。
押井さんのデタラメだからまぁ良いんだけど。映像感豊かな湯浅監督のが一番好き。