田山信行さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

田山信行

田山信行

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ブルーサンダー(1983年製作の映画)

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我が心のジョン・バダム。
ゴテゴテとしたブルーサンダーの格好良いこと。今の解釈だとデザインはどう変わるのだろう。最新武装ヘリを駆ってまず行うのが覗きに盗聴と下世話な使い方。それがちゃんと本筋へサスペン
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ストレンヂア 無皇刃譚(2007年製作の映画)

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こういう硬質なアニメをもっと観たい。
今どきのほんわか雰囲気のアニメはどうにも。それもあくまで入口でしかなく観たら面白いのだろうとは思う。しかしテーマがどうだとか傑作だと持て囃される感じにもノれない。
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スクリーム(2022年製作の映画)

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絶対に1作目の衝撃は超えられないのだが……地続きの世界観を継続し大胆なプロット変更が出来ないという大きな枷がありつつもメタフィクションホラーを貫き安定したクオリティを保ってきたシリーズ。

ウェス・ク
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アサルトガールズ(2009年製作の映画)

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押井さんの実写は半分趣味。それで映画を撮れるんだから凄いんだが。実写邦画でSF的情景の実現は可能か?という一念だけの映画なので中身はない。後のガルムへの踏み台。前作まではオムニバスの中に収まっていて押>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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成る程。クソ真面目にやるには巨大生物までは良いものの銀色の巨人なんてものが出てくると少し間抜けに思えてしまうのが限界か。コレはコレとしてで今後のウルトラシリーズへ特異点とは成り得ないだろう……と思うが>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

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大友克洋が『AKIRA』から7年の時を経た待望の次作がオムニバスってのは肩透かしな感はあったんだが。当時のトップクリエイターが集結して作られたクオリティは物凄いものがある。

兎に角1本目の『彼女の想
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ねらわれた学園 THE MESSIAH FROM THE FUTURE(1997年製作の映画)

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村田和美版。生徒の存在が抹消されていくという原作よりも分かりやすく容易ならざる事態が展開。映画の尺と規模に見合ったアレンジがなされていると思う。本来の原作のテーマは消失しているものの。

ターミネータ
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ファイナル・サンクション(1999年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
良心に芽生え組織に反旗を翻す暗殺者……一体何本あるのやらっていうよくあるよくあるプロットだ。暗殺者が主人公だと寧ろそれしかない。

主演のクリスティ・スワンソンは美貌に加え
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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前作だけでも充分に分かっていたがジュリア・デュクルノーの才気はホンモノだ。
方向性としては『RAW』の方が好きだけど。しっかりと手の内を明かされてもどうやったらこんなの思い付くのかさっぱり分からん。

BAJA RUN/デス・ドライブ(1997年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
遡ること1997年……テレ東の深夜辺りで宣伝か試写会案内が流れており当時中学生の俺と友人間だけで“超絶つまんなそうなB級映画”と話題沸騰だった本作。デス・ドライブという中学
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ドルフ・ラングレン ストーム・キャッチャー(1999年製作の映画)

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最新鋭ステルスの強奪そして奪還。やたらとあるけどこのプロットのアクション映画。妙にスリラー風味を足して変にこねくった演出で話がよく分からなくなるアンソニー・ヒコックス印。飽きはこないんだが。面白い訳で>>続きを読む

ピースキーパー(1997年製作の映画)

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核ミサイル発射を巡るテロリストとの攻防。ドルさんの映画としてはとにかく展開がモタつかないだけでも奇跡。

高層ビル屋上を飛び越えていくカーチェイスや独特な構造のサイロでの攻防、ミサイル発射室での格闘な
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ユニバーサル・ソルジャーズ -アルティメット-(2007年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
開幕いきなりアサイラム社のクレジットが出た時点でうわぁ……。
コレは万にひとつも面白くはなることはないなと悟る。

いきなり状況の最中から始まり一切の説明なし。何が起こって
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ライオンハート(1991年製作の映画)

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ヴァンダムの初期格闘スポ根路線の集大成。単にロッキーの後追いだったストレートなスポ根『ブラッド・スポーツ』や『キック・ボクサー』より更にほんのりストーリー性を付加した感じ。弟が遺した妻子を救う為に賭け>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

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ここから佐藤二朗の役者としての評価が………


いや、ちょい待ち。福田雄一監督作でのコミカルなイメージが先行したのは確かだ。それでネームバリューが上がったにしても。ただ元よりこの人は“バカ”が付くほど
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

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ベニー・チャン監督は90年代末〜2000年代以降の活躍がめざましかった香港のトップ監督の1人。自国の映画のみならずハリウッドなどの外国映画の影響も多分に受けた世代。

それまでの香港映画にはあまり見ら
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地獄の花園(2021年製作の映画)

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やりたい放題だなー。全然違うジャンルを掛け合わせて大仰にしてみせるテイストは好きだけどOLの派閥争いをなぜヤンキーの抗争で表現してみたのかよく分からん。短いコントなら深く考えることもなく世界観を受け入>>続きを読む

仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ(2021年製作の映画)

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最近のライダー映画はVシネ版も含めクオリティが安定しているな。リバイス本編の“家族”というテーマを拡大し100年の時を越えて原点にまで立ち返り過去から未来へ脈々と続いていく仮面ライダーの物語を描き出し>>続きを読む

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

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ネオの萎えぽよタイムにモヤモヤ。
無駄に回りくどく勿体づけた説明ばっかりの会話にイライラ。この世界観は掘り下げていったところで大して面白くない。前作のサイファーの気持ちが良く分かる。

前作から相当に
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

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前作はアクションエンターテイメントを志向していたのは分かるが実際にやってることはよく分からん映画だった。

しかし実績を作れたこともあり続編となる本作では一番の見せ場となる団地戦、事前に長期の準備が必
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富江 アンリミテッド(2011年製作の映画)

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最も原作へ肉薄した映画版8作目。
予告編から過去作へ喧嘩売るような煽りだったのが印象的。

男を狂わす魔性“富江”を演じるには絶世の美女であることが必須条件であり代わる代わる旬の女優が演じてきたが……
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人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020年製作の映画)

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前作がシリーズ集大成的な内容だった為、本作では視点を運営側も交えた新展開。
ある程度シリーズが成功したら原作者にメガホンを渡すってのはセオリーなんだろうか。前作までと首輪や説明文のディテールが違うのは
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ジュラシック S.W.A.T 対恐竜特殊部隊(2021年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
マイケルといえばパレ!
とは言ってもネームバリュー的にクレジットが一番上なだけで主役ではないしただPCモニタの前で座ってるだけだが。

どうしようもないくらいのアサイラムク
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富江・最終章 禁断の果実(2002年製作の映画)

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安藤希は間違いなく絶世の美少女であった。切れ長の瞳のクールな風貌は原作の富江の雰囲気に近い。

しかし中原俊監督の個性が強く百合とロリが主題に入れ込まれた為に原作の趣とは全く違うものに。百合の上に父親
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スワンズソング(2002年製作の映画)

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登場人物のみならずこの世界そのものが壊れている様を醸成するかのような変な台詞回しに独特な間の取り方なりエキストラの動線などジワジワと蝕んでくる違和感が妙にクセになる。

90年代末〜2000年代初頭の
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少林寺 十八の羅漢(2019年製作の映画)

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『新・少林寺伝説』や『D &D 完全黙秘』にて幼いながらジェット・リーも顔負けのすげぇアクションを披露していた子役のシェー・ミャオ君。なんかの折に成長した姿は見たことあったのだが近年ちゃんと主演デビュ>>続きを読む

Miss.処刑人(2021年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
いやはや想像以上の傑作。



母の死の知らせをきっかけに戻った地元は臓器密売の巣窟に。奪われた母の遺体を取り返す為の孤独な闘いに挑む主人公アレックス。軍隊経験はあるが決し
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ケルベロス(2005年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
ギリシア神話から現代へ蘇る地獄の番犬。そしてそれを倒せるのは伝説の魔剣だけ。

なんてこんなバカみたいなプロットをメジャーの企画にゃ通せないがB級のビデオスルー映画ならば恥
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

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“何もなかった時代だけれど、心は豊かだった……。”




……と、よく聞くノスタルジーに浸る為のあくまで幻想としての昭和を活写したファンタジー映画。ドラマ運びは兎に角ベタにもベタの人情話。ベタベタで
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はだか拳Ω(2021年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
はだか拳早くも続編。というか同時進行だったみたいだけど。
エロくもバカバカしいコンセプトは前作通りに更にパワーアップ。はだか拳を打ち破る最強の敵登場。はだか拳を対抗する手立
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アバランチ・インフェルノ(1999年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
タイトルそのままの雪崩によるディザスターパニック。ミニチュアワークとアナログな合成でややチープな感じだがそれなりに迫力はある。冒頭で起こる雪崩により運命を狂わされた主人公た
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ラン・ハイド・ファイト(2020年製作の映画)

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『ダイ・ハード』に想いを馳せていた時に丁度の作品だった。
主人公ゾーイは軍人の父に狩りの手解きは受けているもののあくまで一介の高校生でしかないので決して強くはない。校内で銃乱射する敵も同じく高校生であ
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ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)

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パッケージの感じからはアルバトロスかトランスフォーマー辺りの配給かと思いきやワーナーでのソフト化なのが意外。ごくたまに気まぐれにこういうB級にも大手メーカーも手を出してみたくなっちゃうのか。本国のワー>>続きを読む

ドアマン(2020年製作の映画)

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改装中のアパートで起こる小さなダイ・ハード。舞台も敵も小規模な為さほど大それた展開にはならないものの主人公から敵まできっちりキャラクターの個性を活かした脚本が見事。アクション映画はこうでなくては。>>続きを読む

スペースクライングフリーセックス(2022年製作の映画)

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Filmarks一番乗り。
ゆうばり映画祭2021のオンデマンド配信にて。
失礼ながらいきなり3作目から鑑賞。物凄くバカバカしくて画作りもチープなのに役者陣はなぜこんなマジに演れるんじゃw尚更笑えるw
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